見出し画像

前情報なしで飛び込もう!ドキドキ同窓会

「え〜それではクラスごとにテーブルについてください!」
(やっぱり、そういう流れだよね〜)
(う〜ん。誰一人わからないんだけど・・・)
何十年か振りの高校の同窓会。
きらびやかなホテルで私ひとりぼっち。


今回、同窓会のために「同窓会専用ホームページ」が作られていた。
だから多くの人はそのサイトでちゃんと、
誰が出席するか確認してから参加してる。


私はサイトへの登録なんかが面倒で、
何も確認せず、単身乗り込んでしまった。


蓋を開けてみれば参加者は・・・
目立っててキラキラしてたメンバーがほとんど。
それで今も何となくキラキラしてる。
(何か気まずい。)
(でもせっかくだから覚えてる人に声かけとこ。)


そんな時、見覚えある横顔発見。
(あっ!あの横顔。2年の時一緒だったYちゃんだ!!)
「Yちゃんだよね?」
「そうだよ!わ〜久しぶり。声かけてくれてありがとう。」
その後話がはずんでライン交換するまでに。


年末にあった同窓会から程なく、
2人だけで会って話の続きを楽しんだ。
これは私にとって奇跡。
だって、当時Yちゃんは【クラスの誰とでも仲良くできる明るい女の子】
それに反して、私は【大人しくて地味な女の子】
高校時代は少し喋ったことがある程度の関係。


それが・・・こんなに話しても、話しても、話が尽きないなんて。


私が【誰とでも仲良くできる明るい女の子】って思ってたYちゃんは、
「高校の時は居場所がなかった。」と言う。
さらに私のことを「自然体で良かった。」と言う。


色々話していくうちに、
お互いの境遇に似た部分があって・・・
同じ思いを抱えていることが明らかに。
「また話そうね。」とお店を後にした。


こんな予想外の展開が待ってるなら、あえて前情報なしで飛び込むのもいいな・・・と思わされた出来事だった。






もしサポートいただけたら何か体験に使います。そして、それをまた文章にします。