フルーツコンシェルジュ直伝、おいしいりんごの見分け方
スーパーマーケットにりんごが並び始めると、「ああ、本格的な秋がくるな」と感じますね。
ところで、「1日1個のりんごは医者を遠ざける」という言葉を知っていますか?原文は「An apple a day keeps the doctor away」。イギリスのウェールズ由来のことわざで、りんごを食べることは健康によいといった意味の、民間に広く知れ渡る知恵です。
日本でも、りんごは体にいい健康的な食材として幅広い層に人気のフルーツです。
しかし、スーパーで買うりんごがモサモサしておいしくなかった…とがっかりした経験はありませんか?
そこで、フルーツコンシェルジュ杉下峻吾によるおいしいりんごを見分ける3つのポイントをお伝えします。ぜひお日々の買い物にお役立ていただけると幸いです。
1.重さ
りんごだけでなくフルーツすべてに共通するポイントが、重さです。
重さは水分量とイコールで、果汁がたっぷり入っているかどうかを教えてくれる指標になります。
スーパーでは実際にいくつか手にとってみて、「ずっしり重たい!」と感じるものを選ぶとジューシーなりんごを味わえます。
また、大きさもさまざまなサイズが置かれていますが、家庭用でしたら<中玉>を選ぶのがおすすめです。
なぜなら、味が均等になっていることが多いのですね。中玉が甘さと酸味のバランスがとれており、分量もちょうどよく食べやすいサイズです。
あとは、重さにくわえて果皮にハリのあるりんごを選ぶようにしてくださいね!
※売り場のりんごを複数さわることで、新型コロナウィルスなど感染症に対して不安になる方もおられると思います。その場合は、ビニール手袋などを持参して対策してください。
2.色
次に見るのは、色です。
全体的にまんべんなく、鮮やかに濃く色づいているものを選びます。
見落としやすいのが、りんごのおしり。
下のほうまでしっかりと色がついてまるみを帯び、黄色〜だいだい色になっているものは、完熟しているあかしです。
おしりが緑色だったり、かたちがとんがっていると、まだ未熟なりんごの可能性が高いです。
品種(サンふじなど)によっては、色ムラがあっても完熟している場合があります。ですので、多少の色ムラはそこまで気にする必要はありません。
また、黄色りんごのトキについては、日光が当たる部分がうっすらと赤く染まるのが特長です。これも味に影響はありません。逆に、色のグラデーションが美しいのでぜひ見た目も含めて楽しんでもらえるといいなと思います。
3.傷
最後に、傷があるかどうかを確認します。
りんごの果皮は繊細なため、多少の衝撃で果皮が傷みます。また、鳥が軽くつついた跡が残っているものが混じっている場合も。
傷がついていれば、そこから果汁が蒸発したり、果肉の色が変わるなどして味の劣化につながります。同時に、見た目も悪くなります。
果皮に傷はついていないものの、写真のように小さなヘコミがある場合は、軽く触ることで発見できます。
このように、衝撃でヘコんだ部分はりんご自体の酵母や菌が活性しやすくなり、傷みかけているサイン。
買ったあと落とすなどしてしまった場合は、なるべく早めにお召し上がりください。
りんごとの一期一会を楽しんで
ここまで、おいしいりんごの見分け方をお伝えしてきました。
とはいえ、食感や味への感じ方は人それぞれです。品種によって好みがわかれるというご家庭もあります。いろいろな品種や大きさのりんごを食べて、それぞれお気に入りのりんごを見つけていただけるとうれしいなというのが正直な思いです。
りんご一つひとつに個性があります。りんごとの出会いも一期一会。その日選んだりんごの味わいを、果汁たっぷりならそのままで、いまいちかな?と感じたら煮りんごやアップルティーなどにアレンジして。
思い思いに楽しめるのが、フルーツの魅力です。りんごの品種は、日本だけでも約2,000種あると言われています。ぜひお好みのりんごを探してくださいね。
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