資格試験は初学者向けの優秀な教材だ、という話
資格試験、大変ですよね。僕も知識の拡充のために、ちょこちょこ勉強しています。
休憩がてらに資格ネタを読んでみると、必ず、資格不要論や、稼ぎには繋がらない、なんて論調が出てきて、逆に疲れることもしばしば。
モチベーション安定のために、
資格についての考え方を整理しましょう。
1.資格取得は最低限の知識の習得
業務独占資格でも、名称資格でも、難関資格でもそうでなくても、ここは変わらない。
資格試験の頻出範囲は、「このくらいは知ってて欲しい、出来て欲しい」というものが多いはず。
逆に重箱の隅をつつくような問題や、「こんなもん、今時人力で解かねえよ」って問題もあったりしますが、それはそれとして。
2.導入教育に有効なパッケージと考える
会社で作業を覚えていくと、「このプロセスって、どうなんよ?」という漠然とした疑問が湧いてきます。
手法の妥当性とか、一般的な位置づけとか。で、調べてみると、初歩的だったり、見当違いな疑問だったりして、自分の基礎知識の無さを痛感することがあります。
そこで、業務関連の資格テキストなんかみると、体系的にまとまってたりする。
小見出しの通りですが、「初心者の内に関連資格について勉強すると、一般的で体系的な基礎知識がつきます」ということです。
一般的な、というのが結構重要で、社外の同業の方とお話する時なんかに、共通の表現を用いる事ができると、かなり業務がラクになります。
転じて、専門ではない関連分野への取っ掛かりにも、資格試験は結構有効、とも言えます。
3.お隣の分野の話も多少わかる奴になる
僕の場合、品質の立場からですが、社外との折衝や、部門横断的な取り組みの旗振りをすることも多いです。
そのため、お相手の意図や事情が汲めると、単純に業務がラク。
お相手も、こちらが専門用語の意味くらい知っていれば、多少はラクになります。
お隣の分野の関連資格を取ったからって、プロ達には到底届きませんが、自部署との橋渡しとして貢献できる可能性は増えます。
僕は、その辺りを目指して、技術士(経営工学部門)の受験を目論んでいます。
4.資格が仕事をするわけじゃないけども
資格を取っても、稼ぎに直結することは多くはないやもしれません。
結局、仕事の良し悪しは、その人の振る舞いによるところでしょうから。
それでも、基礎固めの方法として役割をもたせれば、優秀な選択肢になりうると思います。
過信せず卑下せず、付き合っていきたいですね。
今年、資格を取ると決めた方、一緒に取り組んでいきましょう。
以上、ここまで読んで頂いてありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?