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煮詰まった時は、他人に意見を聞け

企画の種がある。

提案日が決まっていて
数日後までに
クライアントにどういうストーリーで提案するかと考え、
企画書にまとめなくてはならない。

ただ
原稿進行やトラブル対応で
落ち着いてデスクに向かう時間が取れない。

期日はどんどん迫ってくる。

気持ちだけ、焦る。

・・・みたいなことって、
日常業務を抱えている営業マンなら
よくあることだと思う。

こういう時、どうするか?

私の場合は、
隙間時間に
誰かを捕まえて
頭の中にある企画の種をぶつけて意見を聞く
ことにしている。

ほんの10分とか20分とかでも構わない。
話をして、相手の意見を聞き、反応を見てみる。

すると・・・

不思議なもので
頭の中でバラバラしていた要素が整理され、
すっと繋がって
その場でストーリーがまとまる。

一人ぶつけてみてダメなときは
別の一人にぶつけてみる。

それを繰り返しているうちに
必ず、考えが整理され
提案すべきストーリーが明確になる。

ストーリーさえできれば
あとは企画書にまとめるのは簡単だ。
作業は実質おしまいである。

自分一人で考えていると
どうしても
いろんな要素やアイデアが
脳みそという狭い器の中で同じ場所をぐるぐる回り、
整理がつくのに時間がかかる。

それを解決するには
脳みその中から一度外に出し、
目の前にそれらの要素を並べてみるのが一番早い。

客観的に眺められれば
物ごとは意外と簡単なものなのだ。

人に話す、という作業は、
脳みその中のぐるぐるを
他人の力を力を借りて
客観化する作業である。

岡目傍目と言う言葉もある通り、
客観的な目線からは
企画の弱点や改善点がよく見える。

なので、
企画のバージョンアップ手段としても有効だ。

だから
煮詰まったら
一人でモノを考え込まない。

他人に意見を聞くことだ。

何で、こんなことを書いたかと言うと
私の会社の後輩たちは
人にあまり相談しないタイプが多いような
気がするからだ。

相談するのは
全然恥しいことじゃない。

頭がぐるぐるするのは、
能力の優劣は関係なく、
キャリアも関係なく、
1年社員でも10年選手でも役員でも
人間なら皆同じ。

仕事が早い人は
皆、こういうことをやっている筈だ。

煮詰まったら
自分一人で抱えずに
ぜひ、
他人に話をぶつけてみてもらいたいと思う。

若いご同輩、
仕事はできるだけ楽にやろう。

お互い頑張りましょう。

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