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赤面対人恐怖症でも、営業マンになれる【その1】

会社に入った当時の私は、

赤面対人恐怖症だった。

たとえばこんな感じ・・・

それが、
知人だろうと不特定多数の人だろうと、
人の視線を感じた(と自分で思った)瞬間に
ドキドキが始まって、
顔が紅潮してくるのがわかる。
脂汗が出てくる。

そうなると、
自分でそれを意識して
ワケがわからなってくる。

頭の中でめまぐるしく、
いろいろなことを考え始める。
しかし
それを声に出すことができない。

頭の中が、パニック。

その場から一刻も早く逃げ出したくなる。
(そして場合によっては本当に逃げ出す)

てなワケで、
会社に入るまでは
人と喋るなんてとんでもない。
日常生活で声を発すること自体、殆どなかった。

床屋なんて最悪。

がんじがらめにされて
鏡の前に座らされ
四方からじろじろ顔(頭)を見られる。
会社に入るまでは
坊主→肩まで伸びたらまた坊主の繰り返しで、
1年に1回しか床屋に行かなけった。

買い物も苦手だった。
(何かを買わなくちゃいけないときは、
 指で指して、買っていた)

デパートも入るのが特に怖かった。

今思えば自意識過剰。

誰もお前のことなど見てないし、
気にしてはいないよ。

そんなことはわかっているが
とにかく
人がいる所に行くのが怖くて仕方なかった。


ところが
そんな私が今は
広告会社の営業マンをやっている。

そして、
いろんなクライアントと巡り合って
次から次へと新しい仕事をさせて頂いている。


営業と言うと、トーク。
喋りが上手くないとできないのでは?

そう思いがち。
私も当初はそう思っていた。


ところが、結果的にはそうではなかった。

喋りなんて上手くなくてもできる、

一番重要なことは他にあった、

ということなのである。



営業なんて、誰でもできる!


【2】に続く。


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