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Webデザイナーがよく使っている日本語フリーフォント5選

こんにちは、デザイナーのCHOIです。
私は最近新しいフォントの発見と共有が大好きで、SNS上でお気に入りのフォントやそのデザインを積極的に発信しています。

今日は、私がよく愛用しているフォントと、それを使ったデザインを紹介したいと思います。ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。


1.Noto Sans jp

「とりあえずNoto Sans」と言われるほど、定番のNoto Sansです。

Googleが開発したオープンソースの書体ファミリーで、Unicodeに含まれるほぼすべての文字をサポートしています。そのため、多言語対応であり、異なる言語や文字セットを組み合わせたデザインにも適しています。

ゴシックの中でもシンプルで読みやすいデザインが特徴で一番使いやすいフォントだと思われます。汎用性が高いので、様々なデザインコンセプトに適用しやすく、デザインを始める際はこのフォントを選んでいます。

Noto Sans
NotoSansを使ったデザイン


2.LINE Seed

LINE Seed 公式サイト
LINE Seedを使ったデザイン

「LINE Seed」はLINEの日本語コーポレートフォントです。
シルエットが正方形に近い太いゴシック体が好きな私が、一番理想的だと思うフォントが「LINE Seed」です。

文字や形状の角を丸くしたデザインが特徴的で、カジュアルで柔らかく、フレンドリーな雰囲気を醸し出します。

収録文字数は9,354字で、ウェイトもThinからBoldまで4種類備えた角丸ゴシック体です。一番太いExtra Boldでも読みやすく、汎用性が高いフォントなのでお勧めします。商用利用時には著作権表記を推奨します。


3.Pretendard JP

Pretendard公式サイト
Pretendard JPを使ったデザイン

「Pretendard」は、韓国のデザイナーたちに愛され、韓国版のInterとも称されるほどの人気を誇るフォントです。実際、韓国のデザイナーたちがみんな使っていると言っても多分過言ではないでしょう。そして、この素晴らしいフォントが最近、日本語バージョンもリリースされたのでたくさんの方に使っていただければと思い、ここで紹介させていただきます。

このフォントの特長の一つは、なんといってもウェイトが9種類もあることです。これはNoto Sansよりも多く、繊細なデザインの微調整が可能になります。そのため、特にWebデザイナーにとっておすすめのフォントと言えるでしょう。また、英語と数字も美しく、日本語とのバランスも良好で、調整が容易なため非常に使いやすいです。

唯一の短所は、他のフォントに比べてサイズが小さいことで、フォントを変更する際にはサイズ調整が必要です。しかし、それ以外の点ではこのフォントはほぼ完璧と言えるでしょう。


4.ビルの谷間と高架下

ビルの谷間と高架下
ビルの谷間と高架下を使ったデザイン

今年リリースされたばかりの商用OKフリーフォントです。このフォントは可愛らしくてカジュアルなデザインに適しており、よく使っています。

特に、凸凹が可愛らしく、このフォント一つでデザインにアクセントをつけることができます。また、漢字や数字のサイズがひらがなやカタカナよりも大きいため、キーワードを目立たせるのに非常に効果的です。ウェイトはRegularのみですが、主にタイトルやデザインのアクセントとして使用しています。

漢字も化庁の出現頻度調査の上位1,000字が収録されています。
非常に使いやすいのでおすすめです。


5.凸版文久見出しゴシック

凸版文久見出しゴシック EB
凸版文久見出しゴシックを使ったデザイン

「凸版文久見出しゴシック」はモリサワの見出し用のゴシック体です。太くしっかりとしており、読み手の視線を引きつけるデザインが特長です。
提供されているウェイトはExtraBoldの一つのみですが、小さいサイズでも読みやすいのでウェイトを気にせず使えます。このフォントをadobefontから使うことができます。


まとめ

私が使ってみて使いやすかったフリーフォントを中心に、デザインを学び始めた方から既にデザイナーとして勤めている方まで、広くおすすめできるフォントを厳選して紹介しました。

これらのフォントはそれぞれ特徴があり、デザインのコンセプトやニーズに合わせて使い分けることで、視覚的な効果やメッセージの伝達力を向上させることができます。
そのため、フォントの選択はデザインにおいて重要な要素であり、使いやすいフォントを見つけることでデザインをより魅力的にすることができます。

2024年は皆さんも是非好みのフォントを見つけてみてください。新しいデザインの可能性が広がることでしょう。


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