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Our Whereabouts 往復書簡

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サードブロガーいぬじん氏と、テンポラリー育休ニートぺりおとが、お互いの小確幸を綴る往復書簡。 ※記事内のマガジンへの固定リンクはユーザー名変更により、デッドリンクなってしまってま…
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2019年1月の記事一覧

ぼくは働くのにはあまり向いてない

俺といぬ氏をわかつ?大きな違いは「働くこと」への意欲なんだと思っているんだけど、そこを聞きたい。無我夢中といったって、結構、働いたりクリエイトすることへの欲望が高いわけじゃない?そのあたりを聞かせてくれたらばと思う。 お互いの違いについて話すの、楽しそう。 ぺんぎん氏が言ってるスキゾとパラノ、前者は色んなことに関心がある人、後者はひとつのことにこだわる人、みたいなことのようだが、まあだいたいの人は両方あるのかなあと。 ぼくがコピーライターの仕事をやりたいと思ったのも、コ

21世紀のスキゾキッズどもへ

夕食の鍋を茹でる間に更新します。 感想とか、関係ないけど思ったこと フリーテーマきた。早速、関係ないけど思ったこと。 時間ができたのでボヘミアンラプソディーを見てきた。今年(昨年?)最高とか、ヤフー映画のレビューも脅威の4.5超えしていたので期待して行った。俺は4かなという感じだった。私的ポイントはやはりバンドの撮り方。監修にブライアンもロジャーも入っていたので往年のファンにも満足なのだろう。だが、自分はそこまでクイーンファンではないし、アルバムも一つも買ったことがない

中年はほんとに危機

「仕事とお金」について、いぬ氏の思うところを教えてください ぺりおさんからのこの質問に答える前に、中年の危機、という言葉が目に入ってきて、そっちの話のほうが興味あるなと思ったいぬです、こんばんは。 ぼくももうすぐ42歳、モロにミッドエイジクライシスな年齢の真っただ中なのですが、ぺんぎん氏が言ってるのと同じように、なんとなく第一陣は乗り越えたような気がしていますね。 それでまあ、ぼくにとってのミッドエイジなクライシスはまさに「仕事と金」、そして「出世」の話と切っても切り離

キャリアとは「生きざま」と師匠が言っていた。で、俺は?

週末は久しぶりに真面目にさる研修を受けていた。仕事などとは一切関係なく、自治体の提供する研修である。そういうのがあるのだ。研修自体は学習論的にはイケてないが、そうだからこそ興味深く新鮮に受講出来た。これについてはいずれまた話す機会もあろう。さて、 先だっての書簡では、いぬ氏から私にとってのキャリアとは?とお尋ねを受けた。そりゃ、こちらも聞かれるわな。いつものようにダラダラと思い出ぽろぽろしつつ書く。 キャリアという言葉は本当に難しい。字義的な定義では「轍(わだち)」と言う

人として生きる

ぺんぎん氏の文章の中で「なりすまし」という言葉が気になってちょっと調べてみたら、自分はその社会の中心的な位置にいる人間ではないことを自覚して、しかしまるで社会に適合しているかのようなふりをして生きること、というようなことが書いてあった。 それで思い出したのだけれども、ぼくは新入社員の頃に「広告は永遠のストレンジャー」という原稿を書いて小さな賞をいただいたことがあって、それは世の中のすべての人が表現者になれる、「1億総クリエイター」の時代において広告会社で働く人はいったいどう

人生が変わったこと、あるいは変えようとしてきたことについて

Hoi!まもなくベトナム戦です。いぬ氏も今日もお元気ですか。 まったくの偶然や誤配も含め、何かのメッセージを受け取ったことによって人生が(ちょっと)変わった経験はありますか まず、早めに寝ようよwというところから。見てみたら2時くらいの投稿じゃんか。私は夜の家事の合間にちゃかちゃかと書いたのでちゃんと寝てますけど、忙しい仕事なんだから寝たほうが良いよと。とはいえ、寝起き悪かった本日ではあった。ムスメにじんましんの傾向があり、俺より妻が速攻対処してくれたので呆けていた悪夫で

やっぱり整理整頓は苦手

エントロピーが増えていくのがたまに我慢できなくなる、というのはぺんぎん氏らしいアカデミックな言い回しだなあと思って、つまりは無秩序にモノが散らかっていく状態に耐えられなくなる、ということなのだろうと思って、それもわかる気はするけれども、基本的にぼくはエントロピーを増やしていく人間である。 家の中での整理整頓だけでなく、仕事でも基本的に整理するのは苦手で、とにかくなんでもかんでも広げていって、かき回して、あっちにやったりこっちにやったりする。 物もよく、なくす。 ぼくはシ

ミニマリストにはどうもなれやしない

不定期往復書簡。いぬ氏からの今回の質問はこんなだった。 ぺんぎん氏に聞きたいのは、掃除や整理整頓は好きですか、ということである。 引用。noteの編集機能を知らないので適当に試してみている。ちなみにヘッダにはGoogleフォトで生成されたアニメーション動画を貼ってみたがこれはダメそう。 さてさて、いつものようにQ&Aの前の余談になるが、いぬ氏に食事についていろいろ聞けてなによりであった。俺も似たようなもので一汁一菜どころか米と汁、菜は1年くらいプラクティスしても自信ない

ひらけゴマ

ぼくが料理をするのは週末か、平日ごくたまに非常に早く帰宅できたときに限られているし、そもそも独身の頃は自分で料理なんかしたこともないので、妻に教えてもらったものをベースに、インターネットで都度作り方を見ながらやっている。 子どもたちから人気があるのは天津飯で、これは餡さえうまく味付けできればどう間違ってもだいたいうまい。 天津飯の餡に欠かせないのはオイスターソースとごま油で、これがあればどう作ってもだいたいうまい。 特にごま油というのは、一体誰が発明したのか知らないが、

育児と家事をしてみて、どんな気づきがあったのか、あるいはなかったのか

いぬじん氏いただいた質問をそのままタイトルにしてみた。 シンプルだが脇道に逸れなくて良い。コールアンドレスポンスは早いうちにまずワンラリー。今はちょっと時間あるけど、そういう時ばかりでもないので。 といいつつ、いきなり脇道。読ませてもらってブログも6年書いていたのかと知った。いぬ氏と出会ったのは2010年前後だっただろうか。そう思うと知り合ってからブログの執筆までちょっとあったのだね。 俺はといえば、雑記として適当に書き出したのはいつだろう。2005年くらいにはてなダイ

ぼくってだれ

ちょっと調べてみたら、いぬじんとしてブログを書き始めてもう6年がすぎている。 はじめは正体不明のおっさんとして毒にも薬にもならないことを書き始め、まあ6年のあいだに多少の変化はあったような気もするけど、正体不明のおっさんとして毒にも薬にもならないことを書き続けていることに変わりはない。 なので、もうそろそろ正体を明かしてもいいのではないかと思いはじめたのだけど、いつのまにか、いぬじんというマスクが、下にある本来の顔と微妙にくっつきはじめていて、無理に引きはがそうとするとち

往復書簡

往復書簡というものを書いてみるのも良いかと、旧知の仲のいぬ氏とやってみることにした。コールアンドレスポンスに必ずしもならずモノローグになるかもしれない。大事なのは触発されて言葉が紡がれることであると思う。決して、対話でなくても良いと個人的には思う。 タイトルは往復書簡とともにWhereaboutsという単語を入れてみた。あまり知らない単語だったのだが、「居場所」で検索したらこの単語に当たった。雰囲気があるし、知りそうで知らなかった単語なので使ってみた。これから続けて使用する