小さなレースを編んでいます。/maru-maru

ミシン糸を編んだ、小さなレース編みアクセサリーを作っています🧵 委託販売を始めてから…

小さなレースを編んでいます。/maru-maru

ミシン糸を編んだ、小さなレース編みアクセサリーを作っています🧵 委託販売を始めてから今までのこと。 大好きなレース編みのこと。 活動の中で感じたり、考えたりしたことを書いています。

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最近の記事

13:委託販売店

プレオープンが終わって、数日後。 売り上げ報告のメールが来ました。 3つ、お買い上げいただいてました☆ たくさんある中から、短い期間で3つも! 当時のメールを確認して、びっくりでした(笑) 何故か、売り上げ報告をもらった時のことを、全然覚えていなくて…。 今思うと、とても良い滑り出しですね。 でも、何故か何も覚えていないのです。 プレオープン期間は、1つも売れていないって思ってました。 購入いただけた3つのうちの1つが、上の画像のピアスです☆ ありがとうございました!

    • 12:はじまった。

      納品の作業が終わったあと、店内を見て回りました。 店長さんが「ここのペンキ、私が塗ったんですよ〜」と、ニコニコ楽しそうに話してくれました。 古民家の長屋を改装した店内は、オーナーのお父様が、棚を作ったりしてくださったそうです。 ハンドメイドのお店らしく、温かみを感じました。 小さな押し入れは、「押し入れギャラリー」という名前で、作家さんが個展をしたりグループ展をしたり、お店のイベントをしたり。 小さいけれど奥行もあって、結構たくさんディスプレイできます。 壁に沿って押し

      • 11:ここから始まる。

        なんとか準備を終えて、委託先への納品日を迎えました。 9月だったけど、とても暑い日。 お店は、商店街の隣の筋の細ーい路地の奥。 古民家を改装したお店。 長屋なので、似たようなお家が並んでいました。 さて、どのお家か……? どこも工事などをしている様子もなく、人の出入りもなく。 看板も何もない。 一番奥ならこの家だけど、扉を開けて良いものか……? 勝手に開けてお店じゃない場合、大変なことになるのでは……? さて、どうしようとなって、路地を無意味に往復しました(笑)

        • 10:結局

          この辺りの頃のことは、あまりよく覚えてなくて、作品作るのとお仕事で、あっという間に過ぎたような感じだと思います。 屋号も、迷ったのですが「maru-maru」でスタートすることにしました。 台紙に屋号入れたいから早く決めないとダメだけど、屋号考えながら耳飾り作るのも大変だったりとかで…思いつかなかったんだと思います……たぶん。 そんな感じで、ゆるっと決まった屋号は、今も使い続けています。 委託先の店長さんや、知り合った作家さんから「まるさん」と呼んでもらえていて、何年もか

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        • maru-maruのそんなこんな
          13本
        • レース編ミノアレコレ
          3本

        記事

          9:結果

          これを書くに当たって、ずっと残しておいたメールを、数年ぶりに見ました。 応募した時に私が送ったメールを見ると、ブランドコンセプトもただの意気込み書いてるし、送った写真も綺麗に写ってないし…。 なかなかの飛び込み具合いだなと思います。 届いたメールには「ぜひ当店で販売させていただきたい」と書いてありました。 この日、実は私の誕生日で。 なんとも嬉しい、サプライズなプレゼントでした。 すぐに返信しました。 嬉しくて(笑) …しかし、あの写真でよく採用になったものだと思い

          8:いよいよ応募

          初めての委託イベントを延長して、秋から常設の委託先への申し込み開始を待ちました。 この時点で、イベントで全部で5つほど売れていました。 自分の作ったものが売れたことが、嬉しかったです。 でも、お店には行っていないし、写真では見ていたけれどお店に並んでいるところを実際に見ていないし。 売れた実感は、薄く感じました。 イベントに納品した耳飾りの中で、一番気に入っていたものの画像です。 夏だったので、水の中を泳いでいる金魚の、涼し気なイメージで作りました。 今思うと、ガラスのお

          7:初めての委託

          応募したお店が遠かったので、納品は郵送。 箱の準備、台紙、金具の取り付けなど、大急ぎです。 この頃は、家にプリンターがなかったので、アルファベットのハンコを買って、エンボスパウダーも買いました。 文字をぷっくりさせたくて。 バタバタバタバタ。 なにげに時間かかって、どんどん近づいてくる発送日。 本当はショップカードも用意するべしだったんだけど、急にイベントの参加を決めて屋号も(仮)状態なので、用意はしないことにしました。 コンビニのコピーでペラペラの紙は嫌だったし、印刷所も

          6:屋号決定?

          短期委託を申し込む暴挙に出た私。 採用か不採用か分からないし、応募してみようって気軽に申し込んでしまったワケです。 メールで応募後、すぐに返信がありました。 イベントの詳細の説明と、販売価格をお知らせくださいとの事。 …値段、考えてなかった…。 作ったピアス、どれくらいの値段なら売れるだろう? 値段は今でも、迷います。 値段つけるの、本当に難しい。 実は先日、イベントでご一緒した先輩作家さんに、値段が安すぎるよとアドバイスいただいたところで…。 こんなに手間暇かけて丁寧

          5:屋号に悩む。

          もう何年も前のことなので、細かいことは覚えてないのですが、詳細は後日!みたいな感じに投稿されてた、新店舗の情報。 毎日Twitter(現X)を、チェックしていました。 場所はどこかなぁ、どんな内装なのかなぁ、ブース代どれくらいだろう? 早く情報を知りたかったけど、お店のオープンに向けて準備を始めたところだったので、時間はまだある。 その間に、大切な「屋号」を考え始めました。 お店が決まってからでは遅いよなぁと、考え始めたのですが…('×') なんにせよ、作風が決まってない

          4:どんなお店?

          委託のお店、どんなお店がいいかなぁと検索しながら、あれこれ考えました。 ボックスタイプ・店内ディスプレイタイプ。 ボックスも、大きさ固定で値段も固定だったり、大きさやボックスの位置によって値段が違うお店があったり。 店内にボックスとディスプレイ棚、併設だったり。 販売手数料も、お店によって様々。 店内の写真を見たり、他の作家さんの作品を見てみたり…。 なにしろ、自分の作風がまだないような状態なので、想像するのも難しい。 そして、場所。 友達は、自転車で行けるところがいいの

          3:作る。

          ピアスをつくるにあたり、さて、何でメインパーツを作ろうかと悩みました。 どんな素材をメインにしたとして、ビーズは欠かせないものだけど・・・さて・・・? ビーズを組み合わせるだけではなくて、パーツを作りたい・・・さて・・・? そんなところからスタートして、メインの素材が決まるまでに1年はかかりました(笑) その間に、お店を見つけてブースの申し込みをしたわけですが。 有名なパーツ屋さんのレシピを見たり、ちょっとかじったレジンの練習をしたり、手芸用品店に行って参考作品見たり、

          2:なにもない。

          委託販売を始めることにしたものの、なにもないので何から始めればいいのか途方に暮れることになる。 たぶん、皆さんは作っているものがあって、ネット販売したりイベントに出たり委託販売したりってことになると思うのです。 私は、なにもないんです。 何を作るのかも決まっていない。 屋号もない。 販売経験もない。 まずは、委託販売の手順? どんなふうに納品するのか? 1か月のブース代や広さは? お店の場所はどうする? どんなお店に置きたい? 旧Twitterであれこれ検索したり、

          1:気にはなっていたけれど。

          数年前の、年明け。 ふわ~っとした気持ちで、委託販売を始めてみようと思い立ちました。 いつかしてみたいなぁと気にはなっていたのですが、行動に移すこともなく何年も経ち、そして、そんな風に思っていたことも忘れていたのです。 ある日、急に。 なんの前触れもなく思い出して、今年の後半には、どこかのお店においてもらおうと決めたのです。 よくよく考えてみると、結婚して疎遠になったりお仕事を頑張っていたりと、よく遊んでいた友達とも会わなくなっていて。 さらにその当時の仕事は、会社に行く

          レトロなレース編みの本:ナゾの数字

          なんの用もないのに、ついついスマホを見るのを辞めようと、買い集まった古いレース編みの本を見てました。 ゴロンと寝転んでて、つい手荒に扱ってしまって・・・表紙が勢いよく破れ取れてしまいました・・・。 「・・・あ・・・・・・?」 しばし無になったあと、そんなつもりじゃなかった・・・そんなつもりじゃなかったんです・・・と、本に語り掛けていたように思います・・・。 当然といえば当然です。 何度も開かれ閉じられた古い本のようだったし。 背表紙も限界すれすれのところだったんです、

          レトロなレース編みの本:ナゾの数字

          レトロなレース編みの本:お花の形のドイリー

          前回書いた、古いレース編みの本。 ほしいなと思っている何冊か以外は、もう買うのを辞めようと思っていたけど、送料込みで安く出品されていたので・・・買ってしまった。 編みたいものはあるけれど、なかなか編み始めないので本ばかり貯まってしまったので、そう思うに至った訳です。 時間は作らねばなのですが、ついついスマホ見たりボーっとしたり。 委託先への納品用の新作も、アイデアはあれど手つかずにしてしまっています。 困った私です。 ページ上の画像のドイリーの全体像です↓ 昭和44年初

          レトロなレース編みの本:お花の形のドイリー

          レトロなレース編みの本

          コレクションではないのですが、昭和のレース編みの本を集めています。 昭和の本なら、なんでも買う!ではなく。 本の中に、編みたい編み図のあるものを見つけたら、購入しています。 届く本は結構古いので、汚れや痛みもそれなりにあって綺麗なものばかりではないけれど、集まった本を見ていると、それも味わい深く感じてくるものですね。 中には、書き込みのある本も数冊。 最初はちょっとショックで。 「書き込みあるって書いといてよ〜!」みたいな風に思ってました。 やっぱり、書き込みのない綺