見出し画像

きのこ散歩*2023/9/11起きて5秒で決めた富士山行き・その1

有給休暇を取っていた月曜日。いままで多忙だったので、ゆっくり家で休むつもりでいました。
いつもより、かなりのんびり、8時に起床。

「そうだ富士山行こう」

急に決めました。急に決めても行ける距離に富士山あるっていいですよね。(これがひとりで気軽に行ける距離かどうかは、人それぞれの価値観によるけど。)でも、日帰り旅行としては程よい距離ではないかな?


実は8月に流行り病をもらっちゃいまして、回復後も体力が落ちていたので、あまり歩かないよう林道わきのエリアに限定して散策。

つぶすと大根おろしのにおいがする

出迎えてくれたのは、サクラタケ。うちの近くの低地でもよく見るきのこですが、コケの間に生えているとかわいいですよね!


傘の質感でキサマツモドキかな?と思ってヒダを見ると……違った。

ヒダがちがう

キツムタケとかその辺だろうか、いまいち決め手がなくてわからない。


人気のウスタケ

きのこ好きの間で人気のあるウスタケ。私も好きなので、見つけるたびに写真を撮ります。

ぽかっと口を開けているみたい

表情がユーモラスで面白いんですよね。

幼菌

出てきたばかりの幼菌は、真っ赤で筋がありません。ふしぎ。

この日はウスタケがたくさん見られて、「ウッス!ウッス!」とあいさつしながら歩きました。ひとりで。
まぁこれは言い訳ですけど、熊の生息域ですのでしゃべったり音を出したりしてエンカウントを避ける必要もあります。なお、私は自宅近くが熊の生息域ということもあり、どこに行く場合でも熊鈴をザックの中に常備しています。


蠟のようなロウタケ

落枝にべったりと蠟のようなものがついています。これはロウタケというきのこです。変形菌のように見えますが、きのこです。教えてもらわないときのこだなんて絶対にわからないですよね。


とても小さい、ガラス細工のようなシロコナカブリ。

パウダーが全体についている

本当に小さいので、なかなか目に入りにくいきのこですが、どこでもよく見かける種類です。


ヘラ状のヘラタケ

ヘラタケもたくさん見られました。群生するのですが、あっちゃこっちゃ向いて発生するので思い通りの写真を撮るのが難しかったりします。いまだに満足なヘラタケ写真撮れてない。


さて、ここまでどこでも見られるきのこばかりです。そう、まだ標高1500mほどの場所にいるのです。久々の富士山が嬉しくて、なかなか先へ進めないのです……。
亜高山帯のきのこを見に来たので、さっさと標高上げましょうね。

【つづく】


つづきはこちら↓


きのこをかわいく撮れるレンズ増やしたいです🌱🍄🌿