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熱のこもった8月を冷静に受け止めて

夏だ。
1週間程度の長期休暇はあれど、夏休みの感覚が消えて久しい。それでもやっぱりウキウキするのがこの季節。だけど、近年はなかなかそういう気分にもなりきれない。「普通」の日常だったら、どこに出かけていただろうか。そんなことを考える時間が多くなった。

それでも、時間は進んでいく。社会は形を変えている。
今夏はお祭りが開催されたり、レジャーを楽しんだりと「普通」の夏が各地に戻ってきているようだ。そんな熱気を、輪の外から眺めている。
心が追い付かない。感染拡大防止、経済を回す、正しく恐れる……。いろいろなことが渦巻いて、結局私は立ち止まってしまう。社会の進みに、全然乗り切れていない。

社会人になってから、長い休みに構えるようになってしまった。「何かしなきゃ」「どこか行かなきゃ」「誰かと楽しく過ごさなきゃ」という焦りに駆られる。学生時代は、そんなに気にならなかったはずなのに。
実際は、したいことも行きたいところも誘いたい人もいる。でも。
もうこれを理由にすることすら遅れているのだろうか。

現状を憂いてばかりいても始まらないので、できることを考えなくちゃ。ひとまず、来週からお盆休みだ。夫の実家に帰省するとか、自分の実家でバーベキューをするとか、そういう夏を思い描いてはいる。

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