自分に対して受容的態度をとる
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子育てしていると、親に受容的態度が自然と育ちます。
オギャー、ごはんー!ダッコー!と赤ちゃんは訴えかけてくる。
ヨーチヨチ、お世話しますよ~と、そのかわいさに親は反射的に動きます。とくに母親はそうかもしれません。
けれども、献身的に子どもに尽くしたいのはヤマヤマなのですが、母親は妻であったり、ハウスキーパーであったり、子守り以外にもやることがたくさん。
特に核家族は、ママの負担がハンパじゃない。
先日新聞で目にした記事ですが、都会ほど保育所開設に反対する大人が多いとのこと。
なんか、わかります。核家族を経験したママさんたちがおばあちゃんになると、もう子どもの世話なんてコリゴリと思ってしまう。
昔の苦労がよみがえるから、子どもの声がうるさく聞こえてしまうんじゃないでしょうか。
昔ならおばあちゃんが子守りやら家事やら分担もあったかも知れません。
けれども現代はママひとり。
なんとなく見過ごされてますが、これって人類史上まれにみる危機的状況だと思います。
パパさんに頼ろうとしても朝早く、夜は子どもが寝た頃帰ってくる。
ママさんも人間。
子どもの受容に手いっぱいで、自分の心が置いてけぼりになってくる。心が不安定になる。
そうすると、本当は愛したい子どもなのに、疎ましく思えてくることもあるでしょう。
そこで、瞑想的思考が本当に役に立ちます。
気づきの瞑想は、マイナス思考を徹底的に洗い出します。そして、手放す。
ドンヨリ思考に気づいたら、ヨーチヨチ、つらかったね、その気持ちわかるよ!と、自分が自分に、親のように受容してあげる。
自分の味方になれるのは自分しかいない、という言葉は美輪明宏氏でしたか。
とにかくどんな自分でも、原始脳の生み出した幻なのだと察して、受容し、そうしたらパッと手放す。
これはプラユキ師の手動瞑想が、シンプルに行いやすくてオススメです。
私はこちらの動画を参考にしてます。
https://youtu.be/gcBeC6Qdg9k
親の心の不安定がなくなれば、子どもへの受容的態度を、今度は理性的に行えるようになります。
そして「母親だから」「妻だから」あるいは「大人だから」「女だから」…人間には色んな肩書きがくっついているように見えます。
でも、仏教的に見ていくと、それらはみんな妄想、幻!とのこと。
「母親らしく」「妻らしく」あるいは「絵描きらしく」「詩人らしく」ふるまうのは、自分の記憶から編み出した幻のスタイルとも言えるのではないでしょうか。
モヤモヤいらだちがつのっているとき、この幻のスタイルが「こうあらねばならない」という指令を出しているのかも知れません。
パソコンで消去ボタンを押すように、一切それらのスタイルをoffにしてみてください。
モヤモヤが消えて新たな自分になったとき、こだわりが消えます。そして、仕事が楽に行えるようになります。子どもとのやりとりもスムーズになります。
脳に新しい回路が生まれる…スマナサーラ長老はそんな風に書いてました。
気づきの瞑想は、良いことしかない。
子育て中のママさんに、難しいかもしれませんが、瞑想の時間を一日五分でいいのでぜひ確保していただきたいところです。
少なくとも、主観に陥りにくくなった気がします。
そして客観的な智慧が、ふとおりてきてくれるようになりました。
私の場合は下の子が3歳なのですが、まだ子どもが寝ている朝6時に起きて五分間、やっています。
毎日やることで、その時間のありがたさがわかってきます。
自分にOKする時間、自分を解き放つ時間。
この時間がもたらしてくれるその後の一日は、瞑想を知らなかった日々とは比べものにならないくらい、満たされたものになりました。
まずは自分の心の平安を願っていい。
そこがスタートなんだなと思う今日このごろです。
☆まるっ!☆
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