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超今更ですが、Perfume [Polygon Wave] LIVE viewing レポ


Perfume [Polygon Wave] LIVEviewing 、
2021 8.15 17:00〜の回、映画館で参戦していました。

今更感がすごいですが、当時書き留めていたレポがあったので、せっかくだから投稿します。

読み返して思ったのは、当時の自分、熱い笑。
Perfumeのライブ、最近は参戦するとオープニングで号泣率高いので許してください←

※曲順等は、当時の記憶だけを頼りにしているので正確なものではありません。ご了承ください。

それではどうぞ💁‍♀️

[オープニング]
スクリーンに3人の映像が、多角形の線のみで表現されて登場。
キーボードと線の手が登場し、3人の情報を入力。プログラミングコード風。誕生日、名前などが表示される。
のっち、かしゆか、あ〜ちゃんの順に1人ずつ登場。中世のドレス的な骨組みの赤のオーバー目の衣装。
3人の顔が映った途端、何故か不思議な感動が込み上げて、涙が出そうになる
3人が歩き始める。かなり広めにとられた床に、迷路状の道が現れ歩き始める(この時点でたぶんもう泣いてました)。

3人のセリフ「ようこそ 夢の中へ」
(うろ覚えの意訳です。すみません…)
なんと沢山の黒い衣装のバックダンサーの方々が登場!
新しい取り組黒い衣装みに驚き。


1曲目 [不自然なガール]
なるほど!となった。
(MVでもバックダンサーの方々が出ている曲なので)
同じく赤の、ぴったりした膝下丈の衣装に変化。

「これ以上苦しめないでね」が、今までとは別の意味に聞こえて、もう涙腺崩壊。こんな聞き方と意味もあるんだ、という新発見にも感動。
あと、やっぱり最後のかしゆかのソロは最高


[Pick me up ]
この曲っていつも何故か見落としちゃう(?)んだけど、
パフォーマンスを見たり(紅白とか特に)聞いたりすると、すごくかっこよくて歌詞もいいなあって体感します。

「楽しい時間を作り出して」が、今回のライブと連動してるように感じて、
「心が上を向いたら笑い合おう」のところは、このご時世とも相まって、また泣けてくる

「大切な想いが 繋がって だんだん重なるタイミングに 運命感じる」も、今回のライブのコンセプトというか、キーワード?の
「私が あなたになる あなたが私たちになる 私たちがみんなになる……」
というセリフとも重なって、今回のライブならではの聞こえ方になってました。コロナをはじめ、色々なことを乗り越えて作られたショーなんだなと実感した。


[再生]
MCでも言っていましたが、まさしく「再生」「蘇生」した、1年ぶりに開催した有観客ライブの象徴のような曲。

「こぼれ落ちる涙の 意味を探していたの」では、実際に自分が泣いている理由を考えさせられました。
曲が流れるのは一瞬なんだけど、なんで私は今泣いてるのかなと考えて、過去とか未来とか、いろいろなことについて考えてしまいました。

私はやっぱりPerfumeが好きだな、私もこういう人になりたいな、今まで弱ってて後ろ向きなことばっかり考えてたけど、自分の心を再生成して、ワクワクする力を持ち続けたいな、勉強しなきゃな、とか。

「最後の国から 便りが届いて すぐに行かなきゃ」ってところ、背中を押される気がしました。


-MC-


[Future Pop]
いつも意欲を掻き立たせてくれる曲。

「そう 見慣れたいつもの景色が 変わるの全てを繋げば」の歌詞の如く、
どんな日常の一片だったとしても、その中から発見される面白さとか、美しさはきっとあるはず、自分がそれに気づいていないだけだよと、
見方を変えることが大切だと思い出させてくれる曲。

2番の振り付けで、走り出す振りがいつも少し不自然だなぁと思っていたけれど(←失礼)、今回はダンス要素多めの違う振りになっていた気がする。違和感なく最後まで楽しめて、私はこっちの振りの方が好きだと思った。(上から目線すぎてごめんなさい)

サビの乗り方がわからない←けど、サビ前までの盛り上がりでぐぐぐっと気持ちが高まる


[Tokyo Girl]
大人っぽい。前回のライブ?にて振り付け講座を配信していたこともあり、一緒に手の振り付けを踊っている人がいた。
艶がすごい


[I still love U]
イントロかかった段階でめっちゃ高まるー!って感じでした。
バックダンサーの方々とのコントラストも抜群で最高。ダンスも声も音も表情も演出も全部大好きだった。

「君をどんなに想い続けても 私にできることなんかなくて」のところは、
コロナの現状に対して「できることなんかない」って悲しみつつ、自分でも何か動きたい想いはある、というもどかしさも感じた。
「迷路のよう 見えないドア」も、今の状況を今回ばかりは重ねてしまった。でも、「I can’t smile なんて言えない」ってところで、少し光と前向きになりたいという意志を感じた。
メッセージとして素敵だなと思った。

何より「眠りにつく」で手をくてっとして、ぱたんと目をつむって「眠りにつく」、3姫が可愛い


[マカロニ]
ここでマカロニ!という意外感。
影多めのライト演出の中で、3人に暖色スポットライトが当たって、スタンドマイクで歌うという演出。
まるでステージの上に1つ、真夜中の小部屋ができたようで、不思議なアンニュイさと暖かさを感じた。

夏がもうすぐ終わって秋になる季節にぴったりだし、かなり大人っぽい雰囲気でお洒落なバーみたいな印象もあった。
今回のライブで、よりこの曲が好きになった

3人にスポットライトが当たる演出なので、3人の後ろには大きな影が出ていて、もちろん3人の動きに合わせて影も動いていたんだけど、
歌が終わって3人が後ろの袖にはけて行った時に、影だけがマイクにくっついて残って踊り続けていたのがびっくり。
影だけが踊り続けるっていうのも、現実は永遠ではないけれども魂とか気持ちは残り続ける、っていうことを表しているようだった。「最後のときが いつか来るならば それまでずっと 君を守りたい」と連動して切ない気持ちになった。

発売当初の番組とかmv を見ると、可愛くて切ない、ノスタルジーを感じる、いつか消えちゃいそうな少女の歌。
でも今回のライブでかなり大人な歌に感じた。
経験を重ねたからこその優しさを感じて、暖かくきゅんとしたり、だからこその諦めとか決意を感じたり、深い曲だなって思った。


[ポリゴンウェイヴ]
きたー!ポリゴンウェイヴ!!!
リリースされてから何度録画リピートして、何度iTunesリピートしたことか。

近年の曲は特に[if you wanna]以降、軽やかで大人っぽい楽曲が多くて、正直ファン以外の人が聞くと同じような曲が多いな(←失礼)と思っていたけれど、
(※私は全部大好きです)
この曲はPerfumeの初期を想起させるような懐かしさと、癖になるメロディー。

それでいて、今よりさらに未来における「現在」を語っているような、
若干ディストピア混じりの、
でもPerfumeが歌うことによって絶妙な暖かさを持った歌詞、
大人っぽく且つキャッチーで可愛らしさもある衣装、
斬新で衝撃的なポーズも満載な真似したくなる振り付け。
久々に「新曲!新感覚!Perfumeのファンでなくても何度聞いても飽きない!」って思いました。(長い

今回のライブにもすごくマッチしてて、
特に、床がベルトコンベアみたいに後ろに前に動くライト演出をしつつも、
振り付けで前に後ろに歩く振りがあって、
見ている方がPerfumeの今いる位置、場所みたいなものを錯覚して見る、みたいな不思議さがありました。

バックダンサーの方々が動かしている多面体のキューブ達の移動も、
その不思議な位置関係の表現を際立たせていたし、とにかく見応え抜群。

かなり中盤にポリゴンウェイヴが出てきましたが、確実にここがメイン曲だとわかるくらいに際立っていました。
Live Mix Verだったようで、最後のサビの部分が余韻を残しながら何度も繰り返されるところも切なさを増していて、いいなと思った。
LPに入ってるのかな?楽しみ。


[無限未来]
ここでは一つ前の興奮から少し目覚めて、落ち着いた冷静さと現実に徐々に戻っていく感覚を抱きました。
それこそ、次は未来に向けて出発する、始まる前の静けさという感じ。
神秘的な感覚と、いい意味でライブでどう乗ればいいのかわからないような、じっと、ショーを見ている感覚になるような曲。


[GLITTER]
アジアンテイストなイントロから、高まるー!な曲。
結果から言うと、
超超ちょーー盛り上がりましたー!!
一曲の中で、
「なんでもきっとできるはず」→未来への期待
「そんなの簡単に言うけど だって でもね」→葛藤
「やんなきゃきっと 変わらない そんなのだいたいわかってる」→現実
「転ぶのは 簡単で」→それでも動く覚悟

「キラキラの夢の中で 僕たちは約束をしたね」→目標や夢叶えたいという信念
「その日が いつか 来るまで 泣かないよ」→決意
「思い出すよ 君と笑って 君と祈って」→願い

「なんでも順番があるでしょ そんなに速くというけど」→現状に対する疑問
「1日の楽しみは 誰にも 止められないの 今日も 明日も」→やりたいことをやる!

ってもう、このライブと今の時代とそれぞれの想いをぎゅーっと凝縮させたような、もうこれ書いてるだけで泣けてきます。
(わかりにくい)

何より、3人がステージから3方向に向かった個別のステージに立って、
それぞれが踊っているその上から、
キラキラの正方形銀テープが、まさしくキラキラグリットしながら(グリッター)振り撒かれていて、ほんっとうにキラキラ綺麗でした。

上がる!綺麗!ダンス!勢い!あーちゃんの涙でこっちも泣く!な曲。


-PTAのコーナー-
いつものごと、楽しい笑。
スイカ 浮き輪 阿波踊り👯‍♀️


[Fake It]
こちらもいつものごと、イントロで、
きたーー!って高まるーーー!!
サビでは手の振りを真似して踊れるし、イントロでめっちゃ精神的にジャンプした。


[ポリリズム]
ここでポリリズムですよ!
Fake Itで盛り上がった後だということも相まってもう感激。
デビュー前やデビュー後、この曲でブレイクした過去、
海外に行ったり、テクノロジーと融合したりと、いつも想像を超えるパフォーマンスを見せてくれる現在、
そして、今聞いても尚、新しさと未来感があるこの曲。
時空を超えて、勝手にいろいろな想像をしちゃって、もう言葉では言い表せない感情がこみ上げてきました。
「ほんの少しの 僕の気持ちが 君に伝わる そう信じてる」って…
伝わってます!(泣く


[Time Warp]
1つ前の曲で時空を(勝手に)超えた後、Time Warp。痺れる
何回聞いてもまた聞きたくなる、癖になるスルメ曲。

出だしが「少年だった頃の」で、少女じゃないってところが、
妙な爽やかさとノスタルジーを感じる。
時空どころか、性別まで超越していて好き。
「あの頃夢見た 全てがほら ショーウィンドウにある」のところ、
大人になったPerfumeと、それこそ「少年」の時代が交差していて泣きそうになる


[Miracle Worker]
ハミングのところが好きすぎるこの曲。
「What should i do ?」「Where should i go?」「迷ってるの」の歌詞、
正に今のコロナ禍で、今どうするべきなのか、これからどうしたらいいのかと迷っている自分たちに投影して共感してしまいました。
途方に暮れそうな心をほぐしてくれるハミング2回目)。
「気にしてるの」で、
気にしてくれてるの(涙)と、これまた勝手にそんな気持ちになったのは、私だけじゃないはず

-MC-

[My color]
エンディングといえばこの曲でしょう。
お馴染みの手の振りつけ、一緒にやりました。
もうみんなやってました。感涙
この歌詞、本当に良すぎて、紹介しようと思ったら全部載せることになりそうですが、趣旨が変わってしまうのでやめます。
でもここだけは欠かせません、
「手のひらが世界中 繋がるウィンドウ 指先で掴むのは どの未来?」
未来に希望が持てる一節です


新曲
[ミラーボール]※誤情報です、詳細は下記へ。
最後の最後なのにすみません、P×10の武道館ライブの「STAR TRAIN」もそうだったのですが、
ライブでいきなり、自分がゼロ状態で新曲を聴いて、音を認識する能力が私にはないようです。
なので、ここだけ若干記憶が喪失しており、感想が書けません…でも感動した

※⚠️2023年6月追記
ほぼ記憶ないと書いているにも関わらず、なぜか自信満々に曲名を「ミラーボール」と書いていますが、こちら「マワルカガミ」です。恐らく。
かろうじて「ミラーボール」という単語を聞き取って、そのまま曲名と勘違いしていました。
当時の臨場感(?)を残すために、自分のためだけに敢えてそのまま載せていますが、わかり辛くてごめんなさい。


-総括-
バックダンサーの方々の中にたまにアップで映される人がいて、「もしかしてMIKIKO先生かな?」って思った。
オリンピックの演出など色々問題があったけど、そこでできなかったことまで全てこの中で凝縮されて、爆発しているような気が勝手にしてしまいました。
それも相まってまた感動。
単純な熱意とかだけじゃなくて、悔しさとかやるせなさとか、そういうマイナスな感情すらプラスに変えて表出されているような、本当に素敵で最高なライブだなと思いました。
もしあのまま演出が続投されていたら、こんなにかっこいいオリンピックになっていたかもしれない、なんて思うと悲しいけど、Perfumeをはじめとしたライブやショーで見られることが嬉しい!

MCでは、あーちゃんは感情的にファンに寄り添ってくれて、優しくて覚悟を持った言葉をかけてくれて、
かしゆかは全方向に対して配慮があって優しく包み込むような切実さがあって、
のっちは強い思いとストレートでまっすぐな決意と感じとった気持ちを伝えてくれて。
最高でしたー!
We love Perfume ❤︎ ありがとう!


………
以上です。長い!笑
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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