ネットの勝ち筋は、「才能」を知り、「強み」を売る。
こんにちは、エルモ(@elmo_marketing)です。
超久しぶりにストレングスファインダーを読み直しました。
「ストレングスファインダー」を買うと、才能診断が入っておりまして、そのアンケートに答えると自分の才能・性質を知ることができます。
以下のように、34の資質から、あなたの特性にあった才能を見つけてくれます。
たとえば、僕の強みは「収集心」「着想」「ポジティブ」「未来志向」「最上思考」の5つ。
「着想」を強みに持つ人は、「誰と組んだらいいよ」「普段から〇〇を意識したらいいよ」といったいったアドバイスが、自分が持つ性質ごとに具体的に書かれています。
占いチックですが、これが実によく当たっていて、自分がやるべきことに立ち返る良書だと思っています。
それで、今日はこのストレングスファインダーを再読して思ったことを書いておきます。
大きく3つあって、
・市場では「強み」しか売り物にならない
・ネットは「強み競争」を加速させる
・「強み」は他者に教えてもらったほうが良い
詳しく書いていきますね
マーケットは「強み」の売買をしている
はじめに強調したいことは、マーケットで取引されているものは「強み」という点です。
どういうことかというと、基本的にお客さんは「強み=役に立つこと」にしかお金を払わないんですね。
保湿をしたいニーズには最強の保湿商品が、食べ物を切りたいニーズには切れ味の良い包丁が、問題を構造化して欲しい悩みには、構造化が得意なコンサルタントが必要とされます。
ごく当たり前の話なんですが、とにかく市場では「強み」しか売買されない。この事実を忘れ、「弱みの改善」にばかり時間を費やしてしまうと、いつまでたっても売り物として成立しません。
厳密にいうと、「弱みの改善」がもたらす顧客ベネフィットは失敗の回避です。これはこれで価値があるのですが、多くの場合、失敗しない商品の競合は大資本になります。なので、この方向で戦うと、いずれ負ける運命にあると思っています。
弱みを改善しても売り物になりにくいし、それを強みに打ち出しているの大手なので、このポジションは取れないよという話ですね。
すみません、余談でした。
インターネットが加速させる「強みぶつけ合い合戦」
とくに、ネット時代に入って、強みの売りモノ化が顕著になったと思います。この理由は、商品とサービスの細分化です。
昔はお悩み解決の商品数が少なかったので、選択肢が少なかった。選択肢が少ない状況では、ひとつの商品でいくつものニーズを同時に満たす必要があります。なので、「弱みがないこと」や「弱みの改善」が強みにもなっていた面もあると思います。
でも、今は商品化のコストが圧倒的に落ちました。つまり大量の消費者ニーズに大量の商品がぶつけられている構造で、「強みぶつけ合い合戦」が加速しています。
なので、インターネット時代は「先鋭化した強みしか勝たない」状態になると思っています。というか、なっていますね。
強みの発見は、他者視点に頼ったほうがいい
ここからは半分「ストレングスファインダー」の宣伝になるのですが、強みの発見は外部機関に頼ったほうが良いと思います。
具体的に2つあると思っていて、
・優れたメンターや友人に1on1で話を聞いてもらう
・自分の特性を定量的に調査する
ひとつは、優れたメンターや友人に1on1で対話をし、第三者視点でアドバイスをもらうこと。自分のことを深く知ってくれている、リアルなマーケット状況も踏まえ、「君はここが相対的に強みなんじゃない?」と教えてくれるのが、1on1のメリットだと思います。
ただし、まわりに話を聞いてくれる人がいないであったり、たった一人のアドバイスに依存するというデメリットもあったります。
そしてもう一つが、ストレングスファインダーのような調査で、定性的に自分の才能、性質の傾向を理解すること。
1on1に比べてアドバイスは抽象的ですが、自分の強化ポイントを理解して、自己投資の時間配分を変えるのには極めて有効だと思います。
ということで、ストレングスファインダー、オススメです!
無料の調査を受けるには、新品の書籍に入っている受験コードIDをGETする必要があります。自分の性質を知ることが目的であれば、くれぐれも中古本やkindle本を買わないよう、お気を付けください。
それでは。
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