読書の熱伝導率を高める1つの工夫

どうも、広告マーケターのえるも(@elmo_marketing)です。

今日は、「本から得る知識を高める工夫」について書いていきます。

本で得られる知識・思考は熱伝導率で決まる

一般的に、読書では本の中身が問われますよね。


でも実際のところ、読書の成果は、書かれている内容よりも、読み手側のコンディションに大きく依存していると思います。

読書の成果=本の中身×熱伝導率

どんなに素晴らしい内容でも、本の内容を自分ゴト化できなければ、絶対に知識は血肉にならない。何かを考えるきっかけにもなりません。


また、本は書籍化されている時点で、中身のフィルターは相当にかけられています。どの著者も、本を書けるくらいにはその道のスペシャリストであり、実力者なんです。

知識のレベルでいうと、悪くても80点、良い本なら120点と、本の中身自体にはそこまで差はないのではないでしょうか。


あとは、自分がそこに書いてある知識や思考をインプットできるか、熱伝導率の差で読書の成果が変わってくるというわけです。


では、どうやって熱伝導率を上げていくのか?

直接お会いしたことのある人の本は学びが多い

これは僕の経験則ですが、たった一度でもいいので、お会いしたことのある人の本は、内容にかかわらず学びが多いです。

これは、直接話をしたり、見聞きしたことのある原体験が後押しして、読書の熱伝導率が高められているから


テキストベースで文字を読む普通の読書と比べて、著者の生声を聞いたことがあると、本の内容が深く深く頭に入ってきます。

著者に会いに行ってみよう

オススメは、著者に直接会いに行くこと。

本を書いている人はみな有名人で、遠い存在だと思いますよね?


でも、実際にはお会いできるチャンスも転がっているんです。

それが、出版記念や新発売されたタイミング。


本は、出版して置いているだけで売れるほど簡単な世界ではありません。

だから、かなりの有名人でも、新しい本を書いたタイミングで「出版記念のトークイベント」を開催します。

タイムリーな例でいくと、最近売れている著者田端さん、三浦さんのトークイベントも開催されています。

ただテキストベースで読むのと、このお二人の肉声、直接見聞きした原体験を踏まえて、本を読むのでは、読書の熱伝導率は大きく違うはずです。


いろいろな書店で、出版記念のトークイベントは開催されているので、定期的にチェックしてみるのがオススメです。

生声を聴くだけでも、インプット効率は格段に上がる

「都心に住んでるわけでもないし、そんな簡単に著者に会いに行けないよ!!」と心で叫んでいる人にオススメなのが、ボイスメディア。

最近は、著名な人たちも、YoutubeやVoicyで情報発信をしてくれています。本当にありがたいですよね。


自分が好きな人や興味のある人の発信を聞いて、並行して体系化された書籍を読むと、著者の熱量がガンガン伝わってくるようになります。やっぱり、本人の声を知っているってデカイんです。


たとえば、キングコング西野さんのvoicy×書籍であったり。


メンタリストDaiGoさんはyoutubeも書籍も大量に出ています。内容もとてもタメになるので、オススメです。


すごく個人的な話をすると、僕はキッズラインを経営されている経沢香保子さんがすごく好きで、配信されているすべてのVoicy、書籍、noteを読んでいます。笑

一度もお会いしたことはありませんが、声を知っていて、いつもウォッチしていると、読書から得る熱伝導率も自然と高まってくるんですよね。


熱伝導率を高めるためには、人を好きになること、ファンになることが大事なのかもしれません。 

恋愛と違って、好きな人は何人いてかまわないので、いろいろな分野で好きな人がいるのは良いことだと思います。

結論:自分ゴト化しやすい環境を整えよう

今日のまとめです。

読書の熱伝導率を高めるために、著者に直接会いに行ったり、生声を聞いてみることをオススメしました。


自分が行ったことのある国について、自然と深く知りたくなる。
友達に連れて行かれたジャズバーで、ジャズに興味を持つ。

のようなことと同じだと思うんですよね。


この本質は、目の前の現象が自分ゴト化されやすくなるということ。

読書の場合、その手段の1つが、「著者と直接お会いした経験であったり、声を聞いたことがある」だと思います。

読書の深みを増すために、あえて本以外の側面からアプローチしてみる。

今日はこれが言いたくて、noteを書きました。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が、何かしらの参考になれば幸いです。

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