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忘れててごめんなさいな誕生日

母からLINEがくるまですっかり忘れてました。

実家にいる愛犬シーズーのお誕生日。
母、妹、わたしと8月生まれが多い家族ですが
そうだった、彼(オスなのでね)も8月生まれでした。


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もう13才かぁ


このシーズーくんは二代目なので、一緒に住んでいた時期がじつはほとんどありません。初代シーズーくんのときは、仔犬を観に行くところからはじまってずっと成長を見守っていました。最期には立ち会ってあげられなかったけれど、文字通り家族の一員という感じでした。
その後もう犬は飼いたくないと母は言っていたのですが、ペットロスが心配で、やはりまた飼ったほうがいいよねと姉妹で話したりして二代目を迎えることになったのです。

そのときは既にわたしは実家を出てしまっていたので、どういう経緯で仔犬を選んだのか(ネットでブリーダーさんを選んだのはわかっているけれど)かの記憶が曖昧です。初代は千葉県茂原市だったので、みんなで電車を乗り継いで(自家用車がないものでね、、、)行ったのですが、二代目は四国生まれ。飛行機に乗ってはるばるやってきたのを母と妹たちが羽田に受け取りに行きましたが、そのときもわたしはいませんでした。
とはいっても、仔犬の頃はかわいくて仕方なくて、何かと理由をつけては実家に帰り(そもそも都内なのですぐに行ける距離ではある)見に行っていたのですが、やはり一緒に生活をする、面倒をみる、ということではなかったなと思います。
そのうち、妹たちも実家を出て、彼の飼い“主”は母オンリーとなりました。初代はとても気が荒く(よく誰かが噛まれていつも大変な騒ぎになった)いろいろな意味でドラマチックな日々だったのでいろいろな思い出も多いのですが、二代目はぬいぐるみのように穏やかな子で、もちろんそれはそれでとてもよいことなのだけれど、どうしても印象が薄くなってしまいがちなんですよね。しかも、穏やかで明確に拒絶こそしないものの、決して甘えん坊ではないんです。撫でたときに、嫌がることはなくてもべつに嬉しそうでもなく。まぁ、一緒に住んでないから仕方ないよね、たまにやってくる半分お客みたいなよくわからない奴に馴れ馴れしくされてもね、と自分を納得させるのですが、母に対しても同じような態度です。もちろんわたしへの態度と比べたら違いはあるんですが。で、なんとなくドライというか、わたしも母も溺愛という感じではなくて、つかず離れずな関係をずっと保っています。母もたぶん、ベッタベタより、それくらいのほうがきっとちょうどいいのだろうと思います。というか、今となってはその子のおかげで一人暮らしになった母も寂しくないし、毎日の餌やりと散歩で、規則正しく、適度な運動もできているのだなぁと。(全く外に出ず運動しないわたしよりも健康的です、ほんと)

もっと前からYouTubeのペット動画が当たり前のようにあふれていたら、ウチの子たちもデビューさせて親バカっぷりを発揮していたのでしょうけど、残念ながら時代ですね。


ということで、二代目くんも、母、もいつまでも元気にしてほしいなと、今はもうそればかり。

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