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モノ想フ季節

ひさしぶりに家で一日すごす日。もうこんな時間。静寂。

こうして、時はゆっくりと、でも確実にすぎていってしまうのだな。
だってもう11月だなんて。毛布がなければ眠れないなんて。
今年ももう、あと2か月だなんて。


真剣に考えなければいけないことを、ずっと、ずっと、先延ばしにしているような気がするけれど、でも、考えないということもときには必要だし大切なんじゃないかと自分に言い聞かせている。逃げているだけかもしれないけれど。逃げているのと、先延ばしにすることって、同じなのかな。今のわたしにはちょっとわからないや。わかりたくもないけれど。


これから先のことは誰にもわからない。
これからのわたしのこともわからない。

ただ、今わかっているのは今月はやたらと埼玉県のあちこちでお仕事をするらしいということと、昨日熊本から帰ってきたけど金曜にはまた熊本に日帰りでお仕事にゆくこと、そして明日はまた早起きをしなければならない、ってこと。

ほかにももちろん、いろいろあったような気がするけれど、もう今のわたしにはどうでもいいや。また今度ちゃんと確認するから。

別に投げやりになっているわけではなくて、そんな先のことは今はどうでもいいや、ってそんな気分なんだ、今夜はね。大丈夫、〆切もさっきちゃんとやっつけたばかりだし。大丈夫、わたしはいつだってそうやってきたんだから。


先月ばたばたしながらも色々なところに行ってきたのが、なんだかもう夢のよう。というか、朝目覚めた瞬間とか夜眠るのぼんやりした時間は特に、現実と非現実の境目がだんだんあやふやになってきている気がする。そんななか今月もわたしはあちこちをさまよいながら生きてゆくのだろう。ふわふわと、流されながら。
家にいたってわたしはある意味“ココロココニアラズ”な状態なのだから、風が吹けばすぐ、どこかへ飛んでゆく。自分でもわからない場所に飛んでいってしまう。


だから、

風が強く吹いた日は、

どうかわたしのことを思い出して




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