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請求書を書くのが苦手

年末にめちゃめちゃヘビーでしかも納品を急かされた案件がありました。
ちょうど、ひとつお仕事を辞めたまさにそのときだったので、時間を持て余しそうで早くも不安になっていて、渡りに船!(死語?)とばかりにせっせと励みました。
年の瀬が押し迫っていたので、おそらく納品は年内にといわれるだろうと思ってましたが、クライアントからできあがったものから五月雨で納品してほしいと矢のように催促され、、、で、さすがにクライアントとの間に入ってくれた担当の方には「年末だし特急料金を加算しますよ」と伝えました。その方も「この時期だしもちろんです!」と言ってくれまして、なんとか目の前にニンジンをぶら下げつつ〆切を突破できました。

さて。

年が明けて月末に近づいてきたので、その案件の請求をしなければなりません。それなのに、ここ数日ずっと特急料金をどうしようかとひとり悩んでおりました。
そう、フリーランスだとこういうときに当たり前なんだけれど自分で考えないとならないんです。もちろん、同じような機会は前にもあったのだけれど、記録を見返したら10年くらい前の金額しか出てこず、それを今回もそのままオトナしく適用すべきか、それとも物価上昇などを鑑みもうちょい上乗せしてもいいものか、、、悩み始めたら答えがなかなか出ず先延ばししまくって、やっと今日請求が出せたという次第です。

不当な過剰請求をするつもりはもちろんないけれど、自分の大変さはどこまで伝わっているのかと思いつつ、これくらいのせてヤロウか、いやいや相手先を驚かせて今後の仕事に響いてはいけないから控えめにしておこうか、、、とついついチキンになってしまうのですよね。

無事にこちらの出した金額一発で通りましたのでホッとしておりますが、そうなると黒い自分の(あのスムーズすぎる反応からすると、ひょっとして先方は安すぎると思ってたかも?失敗かあぁぁ〜!)と尽きぬ欲望が溢れ出そうになったりして。(なんとか理性で封じ込めました)


最初から報酬が提示されている方が絶対わたし向いているんだよなぁ、でもそれってつまりはフリーランス向いてないよなぁといつも思ってしまうのです。ランクアップを狙いたい場合は特に。自分の能力を客観的に数値化するのってほんとむつかしいです。
でも、それができないとこれからの世の中を渡ってゆくのは大変なのでしょうね。仕事の成功の秘訣みたいな発言を見てると“できる”キラキラアピールとか強気な発言が結構飛び交ってる(殊にネットの世界では)ますし。
今年はわたしももう少し、強気でイキたいものです。

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