これからまたどうなるの
気がつけばあっという間にまた雲行きが怪しくなってきた。
とりあえず、一学期の終わりとともに交通安全の仕事もひと段落したので、しばらく出張もない。必要がなければ引きこもりの日々となるわたし(自称インドア派の女王←運動不足を気にしなさい)、仕事に影響がなかったことをちょっとほっとしつつ、けれど落ち着いたら会おうと思っていた知り合いなどとの約束がことごとく流れてしまっていることがとても残念である。特に制限はないから、会食をしてはいけないわけでないけれど、わたしのまわりはわたし以上に気をつけている人が多く、あれもこれも様子を見ましょう、ということになった。まぁ仕方ないなあとは思う。やはり感染者は増えてきているのだから。
twitterなどのSNSを徘徊していると、感染した人の体験記をまた目にするようになった。それぞれ体験したことをわざわざあげてくれているのは、参考になる部分もあるし、ありがたくも思う。
けれど一方で、感染してからのことはこと細かに語っていても、感染するまでの経緯についてはあまり触れられていないことが多い。わたしとしては、そちらのほうが知りたい。本人としては決してやましいところなんてなくて、ほんとうに寝耳に水なのかもしれないけれど、でもやっぱり、それでも可能な範囲で陽性が判明するまでのことを思い出して教えてくれないかな、と思ってしまうのだ。もちろん非難しようなんてつもりはさらさらない。そもそも、見知らぬ人なのだ。匿名だからこそ、年齢や性別、住んでいる場所なども明かさなくていいから、せめてどんな行動をしていたかが知りたいのだ。
かかってからの症状や必要なものの情報も大切である。でも、かかる前に、例えば、(あくまで想像でいっています)最近手洗いを怠っていた、とか、前日に数名で会食をした、とか、移動する電車内でマスクはしていたがずっと話している人が近くにいた、みたいな疑わしいことをあげてくれて、そういうデータが集まってくれば、予防効果に大切なのは何か、逆にあまり効果がない行為は何かということが見えてくるはずなのになぁと思ってしまう。
それが明確にわからないのに行動制限をかけない今の状況は、重症化しないからそんなに神経質に予防しなくていいですよ、みたいなふうに解釈できてしまうように思えるのだ。
夏休みに入ることで、子どもたちの感染が爆発的に広がらないといいなと思いつつ、でも決してどこにも行けない夏ではないのがむつかしいところだ。気にしない人は気にせず自由にふるまうだろうし、気にする人は仕方ないと思いながらも我慢が重なってゆく。それぞれの価値観とか考え方の違いで、ふとしたところから相手に対して不信感が生まれてしまうこともある。ほんとうにコロナは厄介だ。
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