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隙あらばスイーツを食べに行きたい〜スターバックス〜

事務仕事であるため、仕事での外出の機会はほとんど無い。
職場では、お昼にふらりと近くのカフェ巡りに行ったりコンビニ新商品を試したりしたい気持ちをグッと抑え、仲良くしてもらってる人たちと一緒に社員食堂に行く。
社員食堂の容赦ない暴力的なカロリー表示に恐怖を抱き、最近はほとんどお弁当を持って行っているのだけれど。

昨日は珍しく、午後から外出だった。
午前中は在宅勤務で、家から直接目的に向かうので。
お昼はひとりだ。
ザ・自由!

とはいえ。
絶対に遅刻するわけにもいかないし、実はそれほど時間が無い。
電車の遅延とか乗り間違いとか怖いから、目的地近くで。

あーー、行きたいカフェあるけど、微妙に遠いなあ。
道に迷ったらヤバイなあ。

悩んだ末に、
やっぱり安定のね。

スタバ。

スターバックスは、食べ物もドリンクも間違いなく美味しい。
大学生の時には贅沢にもスタバでランチを食べた日はとても嬉しい気持ちになった。ちょっと大人の階段を上がったような。シャンと背筋が伸びた。

「え、スタバなんて高校生でも普通に行くでしょ」とか思うことなかれ。
私が生まれ育った秋田では、私が高校生の頃には近くにスタバなんてお洒落なチェーン店、無かった。
「秋田のスタバ」とも称された「ナガハマコーヒー」っていうお店ならあったけれど。それはやっぱりスタバじゃなかった。

社会人になった今。
「休日」の重みも変わって。
私にとっての「スイーツを食べること」の価値基準も変わって。
休日のランチとしてスタバで過ごすことはほとんど無くなった。

だからこそ、そういう丁度いい機会が訪れた際には、「よっしゃあ!久々のスタバ!!」と喜び勇んで行く。

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スターバックス
「レモンパイ」

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真っ白なメレンゲとココナッツクリームの破壊力よ。

ほわっ!ホワホワッと広がって、ふわふわで、もこもこで。
口に入れた瞬間にシュワっと消える。
そして残る、ココナッツの甘い余韻。

思わず顔がにやけちゃうやつ。

相対して、レモンカードとレモンフィリングのキレある酸味。

レモン系のケーキ好きさんによる「うんうん、程よい酸味で、安定の美味しさだね」くらいの意見をいくつか見た。
慣れている人にとってはこれで”程よい”のか。

私の歴史にレモン系スイーツの蓄積はそれほど多くないようだ。
いやいや、これはなかなかのインパクトある強い酸味でしょう?

食感も、軽く消えゆく上層とのバランスを取るように、存在感がある。
プリンのようなプルプル感と、カスタードクリームのズッシリしっとり感を重ね合わせたような。プリンペースト的な。

パイ生地は、甘さ控えめでしっとり。
そっと、白と黄色の世界を繋いでくれる。

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メレンゲの表面を焦がすというデザイン性へのこだわりまで。

凄い。


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「スタバの夏のスイーツはこれだ!」
全国規模のチェーンカフェの新スイーツ発表は、いまやスイーツ界の注目ニュースのひとつ。皆、楽しみにしている。

凄いことだよね。

コンビニスイーツでもよく言われることだけれどさ。
もう「チェーン店のスイーツにしては」なんて言わせない。
そういう期待と実力を兼ね備えている。

全く、困ったことだ。
手軽にこんな美味しいものが手に入るなんて。
また取捨選択を、迫られる。


全部追っていくことはできない。
他にも食べたいものがあるからね。
でも機会があるならば、全力で楽しもう。

ほら、機会はもうやってきた。
今日は昨日と同じ場所で、今度は午前の外出業務なんだよね。
朝ごはんに。

仕事があっても、
隙あらば美味しいスイーツを食べに行きたい。

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