帰省先でも美味しいから逃げられない
久々に帰省した、という話を書いた。
1度ではとても書ききれなかったので翌日くらいに続きを…と思っていたのだけれど。なかなか忙しくてできなかった。
いや忙しいというのはわりと言い訳だ。
先日メンタルをやっちまったなと自覚をもって折れた時以降、なんだかあまりにも無理ができない。ホルモンバランス的な問題もちょっとありそうだけれど、それにしてもなんか無理。眠かったり心が沈んだ時になんだかんだ頑張って起きることが出来なくて、寝た。だから今は実はそんなに寝不足でもない…はずなのだが、日中もまあ眠い時は眠い。なんて我儘ボディーか。
というわけで、はい。
続き。
振り返ってみると、帰省は丸2日と半日程度だったのだけれど、その日数にしてはちょいスイーツ食べ過ぎなのでは?
まず朝食が100%ケーキだった。
御献上カスティーラ
東京でも時々取り扱いされているのを見るし、ふるさと納税になってるし。秋田でこう全国進出しているケーキ屋さんは珍しいと思う。私も大好き。
東京は美味しいチーズスイーツの専門店だって沢山あるけれど、御献上カスティーラのチーズはここでしか食べられないオリジナリティーの溢れる味わいなんだ。
上のプチプチが可愛いね。
今の限定ケーキの情報とかそんなに流れていないから、SNSなどで調べて「多分これが限定だよね〜」と何を買っておいてもらうかを1週間くらい話し合った。
「買っておいてくれた?」
「あっ、ごめん今買ってくる!」
といったハプニングも乗り越え、結局限定はあらかじめ調べていたものとは全く異なるものだったけれど、チョコケーキはむしろ好きなので全然オッケーだ。
チョコ自体はさっぱりとした味わいながら、チーズの濃厚さでどっしりともしていて。それでもチーズの酸味は全体の印象を軽くして。ややミルクを感じるチョコは心を至福に満たす。
ワールボンボン
「地元に帰るとイオンしか行くところがなくて……」
コミュ障が酷かった時も今も、地元がそこそこ遠い人との会話では何度このあるあるに救われたことか。
とりあえず共感してもらえる。
そして秋田のイオンに行ったら、まあ多少直結ではないものの、近くにあるこのケーキ屋には行くべきだ。秋田のケーキを調べると、あるサイトではトップだったりするし、まあ王道どころ。物凄く風変わりなかんじではないけれど、ちょっと可愛い定番が多い。
今回買ったピスタチオと苺のケーキもそう。
もはやド定番の組み合わせではあるが、赤と白とピスタチオ色。可愛いでしかない。
本来クリームで表現するかなという部分も苺を使ってるのとか、可愛すぎじゃない?
苺とチーズのサッパリとした酸味とピスタチオの甘さが舌の上でとろけ混ざってゆく…愛され王道系。
ちょっと崩れてしまったけれど…
ドゥ・フィーユ、ここも秋田で大好きなケーキ屋さん。人気、ではちゃんとあるけれど、もっと人気でもいいと思う。デザインとか味の組み合わせとか、どれも誰かのドツボを貫くお洒落なお店だ。
買ったチョコのケーキはビター・ミルク・ホワイト全部が使われていて。それがトップにも断面にもちゃんと反映されていて。あぁ…この写真だとその綺麗さが全然分からないね、本当はもっとうっとりする程それぞれの色がしっかり分かれていたの。
分かれていたものが口の中でひとつになって単純な一言では表現出来ないような豊かな味わいになるのが凄く好きだ。
ナッツ系も諦めきれずに買ってしまった。
甘い。フリルいっぱいで淡いドレスをまとう、フワフワ可愛らしい妖精みたいなイメージが、フッと浮かぶ。
凄く優しい味わいだったと思うのだけれど、あの陽だまりみたいな心のほっこりする甘い余韻が忘れられない。
カフェ・ド・クリエ
ティラミスタルト
なんで帰省してまで東京に普通にあるチェーン店へ…と言いたくはなるのだけど、イオンにまじで食べるところが無かった。もちろん飲食店は他にもあるけれど、それなりに混んでそうだし、我が家の好み的にもいまいち。とりあえず飲み物だけでもと集まって、母も兄もまじで飲み物だけで、ケーキまで注文した私が恥ずかしい。美味しいから許せ…というか朝食ケーキだったのに、よくその食生活やって怒られなかったね私。
マスカルポーネのクリームがたっぷり!!!
軽めの舌触りでサッパリと食べられる&クリームが2種だから味わいが単調にならない&スポンジめっちゃしっとり染みてる!!
安っぽさとかなく、ただ純粋に美味しいなと思った。正直こんな美味しいの期待していなかったゴメン。
タルトもサックリで美味しい〜。
それと背景に写ったカップちゃんたち可愛いね??
はへぇ〜真横から見ると、より高さがしっかりある。でも全然重たくないんだなあ。
ジンジャー香るクリーミーチャイ
ロイヤルミルクティーベースにジンジャーを加えて…って、完全に好みなやつ。メニューにあったら絶対注文するやつ!!今までこんなん出してたっけ…?心が温まる…。
夕食で注文したデザートもティラミスだったんだけど…。
まあ特に突っ込まれなかったからいっか!!
こっちのティラミスがいわゆる本場系というのかな。それにしたってこのクリームのとろけ具合は異常です!!
フォークの跡とかも可愛くて…私も家で食べる時にこういうお洒落なことしたいなと…思う…面倒なので、まだ思うだけですが…。
パティスリー パルテール
カレーハンバーグ
はいここで少しだけ食事編。
自家製感あるというか…安心する美味しさなんだよねえ気取っていない感じが好き。
お米、通常の白米となんだか違っていて…出汁がきいたような?美味しい。 こういうね、カジュアルお洒落カフェ的な…東京だとひとつの商業施設にひとつは入っているよね、というお店だけど、秋田では本当に珍しいんだよ。ありがたいお店だ。
ティラミスタルト
ここでも登場してしまう、ティラミス。
ティラミスって季節とかあったっけ。
ケーキは全てタルトのお店なのだけれど、わりとミルフィーユ寄りなティラミスな気がする。層状になっているから、クリームの甘さもスポンジのビターな味わいもバランスよく入ってきて。タルトは軽やかな甘さが弾ける感じ。定番ながら個性的。
大人の上品さよりも女子高生の元気な若さにイメージが近い。銀座よりも下北沢が似合う味がする。
何故かドリンクもティラミスにした。
なんで…。
モコモコが甘くて可愛い。
朝食3連続ケーキは、毎日違うカップで紅茶を飲ませてもらった。なんでこんな可愛いのが家にあるの。
紅茶自体は、普通によく飲んでるやつなんだけど。スーパーでも売られてる有名なやつ。
入れ方が良いのか?カップが可愛いからか??
いつも飲んでいるやつより絶対美味しいんだけど。
さてさて帰省中に食べ過ぎたから今はダイエット…といきたいところなのだけれど、バレンタイン催事が各地で始まっている今。全力で無理だ。
秋田でも東京でも、美味しいが私を放してくれない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?