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No.11 言語化【蝶の羽より軽い呟き】

最近就活で、自分の中にある考えとか潜在的にあるものを文章として表さなきゃいけないことが多いんですけど、とってもエネルギーを使うんですよね。

なかなか言葉に表せない。会話の中でも、おしゃべりなはずなのに言葉にするのがどうも難しい。

感覚的に思っていることがあるけどそれが言葉では何にあたるのかがわからない、とか、体系的に話すにはまずここを整理してからじゃないと…とか、、。



そんなことを云々続けていたらある日、なんかこの感じ、

土に埋まった大きなものを掘り起こす

のと似てるなって思ったんです。

大きな蜂の巣とか(小さいけど)自然薯とかを綺麗にそのまま掘り起こすときの感じ。

ああいうのって、すごく繊細にゆっくり掘り進めていくじゃないですか。

最初は安全な外側から掻き出していって、だんだん内側に迫っていく。
迫れば迫るほど慎重になって、優しく、時間をかけて土を払って、削って。

ただ闇雲に手当たり次第掻き出すと、蜂の巣も自然薯もボロボロに壊れてしまって欲しかったものが手に入らない。

でも、焦らずに、遠回りに見えても順序を踏んで、丁寧に。
そうすれば最後には、傷をつけずに形そのまま取り出すことができる。


この神経を使う作業を怠らないからこそ、いいものが手に入るんだろうなと思うんです。


そう考えると、やっぱり、どんなに体力を使っても、むしゃくしゃしてきても、自分が何を感じているか考えているかを、ちゃんと見極めて、一番似合う言葉を見つけなきゃいけないんだなあと思います。


シンデレラに出てくる王子様は、ガラスの靴がぴったり合う人に出会えるまで何度も試させたわけですけど、私も自分の気持ちにぴったりな言葉の靴を履かせてあげたいですね。

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