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読書感想 『坂本廣志と多くの宇宙人たちとの交流体験』


この本は、題名にもある様に 坂本廣志という日本人がUFOで宇宙に出て宇宙人達と様々な交流をするという物語である。

坂本廣志は、少年の頃、降りてきたUFOの宇宙人に連れられて宇宙に行く。そして様々な種族の宇宙人と交わり彼らを進化をさせていく。廣志少年は子供の頃からガンを患っており、余命幾ばくも無いことを宇宙人であるヨセフに伝える。ヨセフは、太陽系を管理している木星の惑星に連れて行きそこの管理者に治療の要請をして手術の後、廣志少年の健康体を取り戻す。

その後、ヨセフの仲間の星に移動し、偶然にも宇宙において非常に貴重な鉱物である緑の水晶を発見する。これは宇宙船の推進力などに使われる貴重な資源であり、この発見により廣志少年は鉱物探査のエキスパートとなっていく。ちなみに宇宙で発見されている元素は約12000種類との事。

宇宙において、多くの宇宙人の種族が存在するが、その区分けとして、
高等生命体、中等生命体、下等生命体という3つの区分があり、出会った宇宙人は高等生命体であるが、地球人は下等生命体という区分けである。
また、高等生命体では男性は存在しない。宇宙に出ると男性は生殖機能が無くなり存在が出来なくなる。

廣志少年は、地球と宇宙を何度も往復し、そのたびにお土産として地球のチョコレートやケーキなど美味しい食べ物を持っていく。その結果、高等生命体の世界で地球の食文化を広め、さらに魚釣りなどの娯楽を宇宙人の間に広めた。

宇宙から地球に戻るとき、地球を出発した時間の約10分後に戻ってくるように時間調整をする。その方法はオールトの雲からある角度・とあるスピードで飛行すると過去の地球に戻ることが出来る。ちなみに宇宙時間は38時間と言っている。

全部で20巻ある本の途中で、「宇宙で1600年をすごした・」という件が有り、また、最後の方の巻では「3300年先の地球の出来事まで把握している・」という。最高生命体の宇宙人の世界では最終的に、1つの銀河を所有する管理者の地位を得、宇宙人の世界で彼らの進化を導いて来た。

日本のSFとして読むと非常に面白のだが、最後の方の文面で、 高等生命体の科学の1つを地球で紹介した際、

「証拠を見せれば『それは国のもので、私たちが研究するべきです』と言って、私からそれらを取り上げようとした・・これが教授という世界なのですかと思いました。進化した科学を取って自身が考えたようにして、名誉を手に入れるのには呆れました」

という件があり、著者はフィクションでは無く、自身の体験した事実としてこの本を書いている。もしこの本の内容が事実であるとすれば、地球は、宇宙人から管理されている世界となる。坂本氏によると、宇宙では1つの星に1種族が居住するのがルールだが、地球は多くの種族が混在している特異な星であると言っている。

また、高等生命体は、地球を一度リセット(再生計画)して作り直す計画を持っていたが坂本氏がその計画日時を先延ばしにて来た。さて、地球の坂本氏が他界してしまった今日、地球を火の玉にする再生計画の行方は今後どうなるのであろうか?
さらに再生計画の際、特に日本にはおいては巨大宇宙船が何千も飛来して約2000万人のヤップ遺伝子を持つ地球人を救済する、という。

宇宙人の存在は、過去、物語の世界のお話であった。しかし、現在においては、例えば、辻 耀子氏が日本政府の要人からディスクロージャーの話を披露しており、銀河連合特使のエレナ・ダナーン氏による宇宙人の様々な情報を開示している。
彼女の話の中で、坂本廣志氏と共通しているのは、彼女は宇宙船で直接オールトの雲を観察し、その地域の資源探査が地球人に解禁される旨を発表している。また、銀河連合の会議は木星の衛星で行われ、地球と宇宙人達の貿易場所としての木星の衛星を説明している。
この太陽系にとっては木星という場所が重要なハブであるようだ。

そういえば、坂本廣志氏は、光速の9000兆倍の9000兆乗というとてつもない早さの巨大宇宙船に乗るために、肉体そのものを68重螺旋のDNAと強化した細胞に変更した。地球から宇宙に出る場合、キュウブという小型宇宙船で木星まで行き、木星の衛星に保管しているこの肉体に魂を載せ替えて大宇宙に出る。 為に巨大宇宙船は、木星の陰に待機しているとの事。

最後に、この物語がフィクションなのかノンフィクションなのかは、読まれる方々によって違うだろう。読まれた方はぜひコメントをしていただければ嬉しいです。


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