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ナマズ ちょぼ先生の自己流おさかな図鑑 vol.47

昔から日本人に親しまれてきた超有名な淡水魚の「ナマズ」のご紹介です。

・標準和名 
 ナマズ

・漢字
 鯰

・学名
 Silurus asotus Linnaeus

・分類(仲間分け)
 ナマズ目ナマズ科ナマズ属

・大きさ
 全長60cmほどになる。ナマズは生きていれば成長し続ける。成長を止める機構がないと大学教授から聞いたことがあるけどホントなのだろうか。
トイレのスッポンくらいの大きさ。

・生息地(レア度)
 ほぼ日本全土に分布。沖縄県などの離島には分布していない。沖縄には外来のナマズはいるが。
誰もが知っているおさかなの代表例だと思う。
女優で言う綾瀬はるか級だと思っている。

・ちょぼ's コメント
 古来から日本人に親しまれてきた淡水魚である。貴重なタンパク源として、食用でも重宝されてきた。文化的にも絵画やことわざ俳句、和歌や伝説的な逸話や都市伝説などに取り上げられている。
地震予知の能力があると言われているが、真相はよくわからない。たぶんただの思い込みだと思うが、今後の研究に期待したい。
 肉食性で小魚や甲殻類、カエルやヘビなども食べる。満腹中枢が機能していないのかと思うほど、お腹がパンパンになってはちきれそうになるまで食べまくる。
夜行性のため、昼間は川底でジッとしている。夜になると表層まで遊泳して出てくる。その生態の特徴を利用して、水面を泳ぐルアーを使うゲームフィッシングが根強い人気がある。ナマズを釣る人を「ナマラ―」とか「ナマズラー」とかいうのだろうか。なんかしっくりこないが。
 あの顔(個人的には好きだが)に似合わず、上質で淡白な白身で人気の高い食用魚であったが、最近は非常にマイナーな水産資源である。ナマズの蒲焼きをウナギの代用品として宣伝しているところもあるが、ウナギはウナギ、ナマズはナマズである。全然食味は違う笑。



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