ごめんなさいが言えない2歳児からの気づき

こんにちは。おのさきです。

自我が芽生え、イヤイヤ期真っ只中の2歳児。
気に喰わないことがあると
ものに当たります。

例えば、
お味噌汁がうまく自分の方に近づけられないとお味噌汁をこぼす、
うまく楽器が叩けないとバチを投げるなど

そう言った時、両親で子どもに「ごめんなさいは?」と言わせようと必死になります。
でも、こちらが必死になればなるほど、目を逸らし、なかなか言わない。
お恥ずかしい話、更に驚いたときのは、息子が寝たふりをした時。笑
私はその子どもの頑固さと、どこで覚えたの?って思う態度に、あきれて途中で笑っちゃいます。

ごめんなさいを言わない理由

なんでだろうと調べていて、なるほどと思った方の言葉を借りて、お伝えします。

同志社大学赤ちゃん学研究センター所長で小児科医の小西行郎さんからのお言葉だと

『謝らない理由は、ただ、謝りたくないだけ。それだけ』

だそうです。笑

えっ?
それで許されちゃうの!?と思いながら、先を進めて小西さんの言葉を読み進めていきました。

子どもの行為の理由を推測する

更に、小西さんは以下のように話されています。

『子どもが、おもちゃを投げた理由、あるいは何か気に入らなかった理由を推測・理解せずに、その方法を咎めるような(大人の)言葉かけは私から言わしてみれば的外れだと思います。』

謝ることだけを求めていた私たちは、
子どものおもちゃを投げた理由を理解する言葉かけをしてなかったなぁ
ということに気づきました。

大人がモヤモヤ、イライラする理由

いまの子育て世代全般に言えることですが、子どもを大人の物差しで見ているから苦しくなるんです。

私は、子どもに対して相手の立場に立って考えることが大事ということを伝えているつもりでしたが、
私が子どもの立場にたってなかったなぁと気づきました!

私の物差しで考えるように子どもに押し付けていたんですね。

子育てが親を苦しめる理由

子育てには、育てる親の責任が常についてまわります。(と思っています)

ちゃんと育てないといけない!
という抽象的な言葉と日々、戦っているような気がしています。

だから、子育てにおいて、
親のしつけが問われるんじゃないかという世間体を気にする社会的な理由や、
謝れない子になったらちゃんと育っていないという価値観が、
子どもを縛り付けてしまうゆえに親である自分を苦しめることになると感じています。

子どもの立場として教えてくれる人の存在に頼ることも必要

友人などであれば相手の言ったことが理解できないとき、大人であればその人の考えを聞くことで、相手の価値観や考えを理解できます。

しかし、子どもだと自分の思いを言葉に出来ないからこそ、わかりません。なので、私はネットで調べて専門家に聞く。
そうすると今回のことのように教えてくれる専門家がいるんです。

両親や家族で解決できないときは、専門家や社会に頼ることも必要であり、気づきや視野を広くしてくれる一助だと思っています。

ごめんなさいが言えない2歳児へのこれからの対応

自分が素直に謝ることを子どもに見せながら、「悪かったなぁ」という感覚を教えていきたいと思います。

親が背中を見せる!

「子どもは与えられた環境の中で自然と学び、成長していく」

という基本に立ち返り、親が出来ないことは子どもも出来ないという鏡として教えてもらいながら、楽しんで育児をしていきたいと思います。

まとめ

✅2歳の子どもは、ごめんなさいが言えないのではなく、言いたくないだけ
✅子どもがいけないことをしたなぁと親が思った時は、ダメと教えてあげて、そのいけないことをした理由を考えて理解してあげる
✅親のもの差しで考えていないかを常に確認
✅親が先にやってみて子どもがそれをみて、感覚を教えていく

育児は親を成長させてくれますね♡
感謝です!

最後までお読みいただきありがとうございます。
育児について悩み、考え、日々子どもを向き合っております。
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