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分断された社会に対話を処方する

「喧嘩する夫婦」が離婚するのではない。喧嘩すらしない、「対話がなくなった夫婦」が離婚するのだそうです。喧嘩という形であれ、対話が残されていれば、関係を修復できる可能性がある。

でも、対話が不能になったとしたら、そこからの回復はなし得ない。対話がないとき、言葉は頭の中だけでぐるぐる回る。そして、あらぬ疑いや思い込みがふくらみ、さらに対話が難しくなる。

こういう分断が、あらゆるところで起きている。世界は分断されている。もちろん分断によって内部のつながりが強まったり、利害関係がシンプルになってものごとが動きやすくなることもある。でも、望まない分断もある。ほんとうはつながった方が良いのに、おたがいにどうつながればいいかわからない。

その分断はなぜ起きてしまうのか?分断を取り除き、つながりを回復することはできないか?

わたしは「対話」にその可能性を感じています。というよりも、きっと「対話」だけが、つながりを回復しうる手段だとすら思っています。

これは、わたしが、 議論メシ というコミュニティを続けている理由の1つです。

分断された世界に、議論という対話の回路を埋め込みたい。分断を調和にシフトさせたい。一人ではできないですが、 コミュニティのメンバーとなら、少しくらいは何かできるんじゃないかなと思って、日々、コミュニティと向き合っています。

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