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『日本語びいき』清水由美

とても面白かった。今までもいくつか言語学の本を読んだが、これは圧倒的に読みやすく、親しみやすい。でも中身は充実。批判を浴びた「ら抜き言葉」も日本語の乱れや退化などではなく、言語の法則に則った変化なのだと納得。

ヨシタケシンスケさんのイラストがまた内容に合いまくっている。

短歌の評論のために、これからも言語学や日本語学、国文学の本を読んでいきたい。

中公文庫 2018年8月 定価800円+税

2020.4.10.Twitterに加筆。

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