チキン

貧困撲滅!

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賃金を上げないことが不利益なこれだけの理由

賃金を上げるには成長が必要だ。 賃金を上げるには規制緩和が必要だ。 賃金を上げるには生産性向上が必要だ。 賃金を上げるにはリスキリングが必要だ。 賃金を上げるにはゾンビ企業の淘汰が必要だ。 賃金を上げるには構造改革が必要だ。 賃金を上げるには...… もう、うんざりだ。 雇用者側の立場に立った賃金を上げたくない理由は聞きあきた。 そこで今回のブログ賃金が上がらないことによる不利益をまとめることにした。 労働者の立場とかマクロ視点とかは自明なので極力触れずに雇用者にとっての不

    • 主流派経済学の不都合な真実

      ツイッターを始めてから様々な主流派の方々とお話させていただいた。 今から思えば当初の私は経済について本当に無知でマスコミの垂れ流すミスリードを簡単に信じていた。 私がこれだけ経済に詳しくなれたのも主流派の方々のおかげとも言えるだろう。 今回はその恩返しの意味も込めて、主流派経済学の不都合な真実を暴きたい。 主流派経済学の基本的な考え方 主流派経済学では政府の財政支出は市場を歪め、自由な競争を阻害するので全て悪と考える。 そのため財政支出を極力減らし、規制緩和し、政府の影響

      • ベーシックインカムの不都合な真実

        最近、一部で盛り上がりを見せているベーシックインカムについて掘り下げてみたい。 まずベーシックインカムとは年齢、年収、性別、職業、地域他の区別なく一律に一定金額の給付金を無期限に配り続けることである。 ベーシックインカム自体は古くからある考え方だし、産油国ではほぼベーシックが達成されてる国もある。 これがなぜ日本でも盛り上がってるのか、何が問題の本質なのかを見極める。 ベーシックインカム論客と対峙することがあればぜひ活用いただきたい。 なお、ベーシックインカムを主張してる方々

        • 待ったなし!政府投資が必要な分野

          前回のブログ(「賃金をあげるために生産性が必要」は嘘だった!)では賃金を上げていくには人材獲得競争が必要であることを述べた。 今回はではどうやって人材獲得競争を引き起こしていくのかを具体的に考えたいと思う。 民間は景気変動を拡大させるように動く 人材獲得競争は当然ながら、良質な求人が多くなることで起きる。 民間企業が増やすのが一番良いとは思うが、企業は景気変動を予測し、不景気を予想すれば採用を減らし、好景気を予想すれば採用を増やす。 つまり、不景気になれば不景気をより拡大

        賃金を上げないことが不利益なこれだけの理由

          「賃金をあげるために生産性が必要」は嘘だった!

          日本はもうずっと賃金が上がってない。 テレビや新聞は日本の賃金が長らく上がってないのは生産性が上がっていないからだ、生産性を上げていくことが必要だと説く。 さらに一人当たりGDPの推移グラフを示し、韓国に抜かれたとセンセーショナルに宣伝する。 そして労働者は生産性が上がってないから賃金が上がらなくても仕方ない、と考えて正常な賃上げ要求もできないでいる。 このような賃金の考え方を日本はもう30年以上続けてきた。 これだけ続けて効果の出ないことはもう考え方が根本的に間違ってたと

          「賃金をあげるために生産性が必要」は嘘だった!

          なぜ財政赤字が増えるのか

          赤字を抑えるには支出を抑えるか、増税するかしかない! と考えておられる方は多いと思います。 でも実は違います。 順を追って説明したいと思います。 〇お金は使ってもなくならない お金は使ったら無くなるものと思ってませんか? 手元から無くなるだけでお金は無くなりません。 他の人のものになるだけです。 こういうとそんなこと当たり前じゃないかとお叱りを受けそうです。 ですが、働いたらお金が増えると思っていませんか? 働いても会社のお金が減って、社員のお金が増えるのでお金は移動して

          なぜ財政赤字が増えるのか

          チキンの自己紹介

          〇簡単プロフィール 78年生まれ♂岡山出身岡山在住 理系の大学を卒業し、地元に帰って適当に会社員して、適当に結婚し、今では4児の父。 子供の成長を喜びつつ、ひかえる進学に恐怖する毎日である。 ○経済沼に嵌まったきっかけ 経済沼に嵌まったきっかけは2019年頃、三橋氏の動画を見てから。 たしかプライマリーバランス黒字化目標を糾弾する内容だったと思う。 そのときに、緊縮だとか反緊縮、MMTを知る。 ツイッターを再開したのもこの頃からだと思うが当時はガラホだった。 それまでは経済

          チキンの自己紹介

          最低賃金上げは貧困対策にも経済対策にもならないばかりか、害悪

          #韓国 #最低賃金 #経済 #貧困 最低賃金を上げることで、企業の再編が進み、生産性が上がるという考え方が一部にある。 韓国は2018年は16.4%、2019年は10.9%と2年連続で最低賃金を大幅に引き上げた。 この韓国はその後、生産性を上げることに成功したのか、また日本もこれに追随するべきなのかデータをもとに検証してみたい。 ハングルは読めないので日本語化されてるサイトを参考にしている。 そのため、データとして不十分な面もあるがご了承願いたい。 また、2020年からはよ

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          最低賃金上げは貧困対策にも経済対策にもならないばかりか…