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イクラのしょうゆ漬けは親から受け継いだ習慣

「えっ、そんなことができるの?」
目を見開いた夫のひとことで、イクラのしょうゆ漬けは、我が家の味として定番化しました。

イクラのしょうゆ漬け。
もうあちこちでアップされていると思いますが、大好きなので私の味を書かせてください。

母が作ってくれた思い出

生筋子を買ってきて、ほぐしてしょうゆ漬けに。
それは小学校時代に北海道にいた時に知ったこと。
母が知り合いから聞いて、作ったひと品。

「こうしたら作れるんですって」と興奮気味に。
「買うより断然安いわよ!」と。

あまり料理が得意ではない母だけれど、これは上手でした。

味付けはすっかり変えてしまったけれど、母のおかげで知ったこと。

小学校の時は、ごはんにかけたり、ちらし寿司にかけたり、手巻き寿司にしたり・・・ごはんの友💗

ごはんをかきこみながら、幼心にも「なんて贅沢なんだろう」とうっとりした記憶があります。

独身時代も、結婚後も

しばらくご無沙汰していましたが、独身時代に生筋子が手に入った時に作ってみました。

ひとりでも、おいしく。食いしん坊なので。
帰りが遅い日も多くて、量を食べられなかったので、1、2年に一度くらい。

結婚後、酒好きでお酒のあても大好きな夫のために作ってみました。
すると、目を輝かせて、

「すごい! うまい! こんなことができるんだ!」

といって、ワンシーズンに何度も生筋子を買ってきました。

でも、かなりしっかりした味だし、何より生筋子はそれなりのお値段。
「ん~~」(会計のことも考えてほしいな。それにコレステロールも・・・)と渋る私を見て、めんどうがっていると勘違いしたらしく
「オレが作ってみる!」

でもちゃんと調べて測って作る夫の味より、私の方がおいしい、と。
「悔しい・・・なぜなんだ・・・」
と打ちひしがれていました。ちなみに夫はかなりの料理上手。

というわけで、イクラのしょうゆ漬けは私担当になりました。
エッヘン。

息子も小さい時から、イクラのしょうゆ漬けは大好き。
買ってくると喜んで、時どきほぐすのを手伝ってくれました。
もう10年くらい前ですけど・・・。
背が届かないので台に乗って、一緒に作った日が懐かしいです。

今の方が食べるのに・・・手伝ってくれません。

我が家のイクラのしょうゆ漬け

作り方といっても・・・なんといってもいい加減な私。調味料も図らないで
調味料も量らず,ドボドボ入れます。

20210917いくらボウル

泡だて器でほぐすと楽だと聞きますが、結局うちでは手で。
つぶれにくいし、それほど手間はかかりません。
手が入る程度の熱めのお湯でほぐします。白くなっても気にしません。

何度も洗って、濁りがほぼなくなったらつけ汁に。

つけ汁はおしょうゆとお酒同量。お酒は煮切ります。
それに山椒のパウダーと山椒の実を入れて。山椒でイクラの皮が薄くなる気がします。冷ましたつけ汁に入れて、はじめ白くても、

20210917いくら容器

1日漬けるときれいに透明感が出ます。

20210917いくら容器スプーン (2)


かんたんおつまみとごはんと


ちょっとしたおつまみに。ホタテのお刺身にかけたり。

20210917ホタテいくら

イカのお刺身にも。淡泊なお刺身に合います。鯛もおいしいです。

20210917イカいくら

それをごはんにかけても。

20210917いくらホタテごはん

そして王道は、やっぱりイクラごはん。
今回はひと口だけ。

20210917イクラごはん

しらすおろしや、パスタにもいいですよね。
色がきれいなので、何にかけても華やかなごちそう感が出ます✨✨


1年前にも書いていました。作り方はこちらの方が詳しいです。
あら、お茶碗も同じ😆

口の中ではじけてとろけます。
秋の始まりの味、毎年の恒例行事です。

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