小1の息子がお兄ちゃんたちにおごっちゃった話
「ごめんなさい。スポッ太くん(うちの息子、スポーツを見るのが好きなので)が、うちの息子にごちそうしてくれたらしいの」
息子が小1の夏休み、学童の先輩ママから電話がありました。
あれ?
うちの息子、お金なんて持っていたっけ?
と思いましたが、・・・あったんです。
その前にお弁当を家に忘れて💦、スタッフの方と一緒に買いに行ってもらったことがあったんです。
その時に立て替えてもらったので、いざという時のために500円玉を渡していたのでした。
外でのどが渇いた時、お弁当を忘れた時のために。
「ここに入れておくから、困った時に使うんだよ」と学童用のリュックの内側のポケットに入れました。
あの500円玉だ!
話を聞いたら。
いつもよく世話をしてくれる小3のお兄ちゃんたちと、駄菓子屋さんのようなお菓子屋さんを通った時。
「おいしそうだなあ」
「アイス食べたいね」
「でもお金ないし」
と話していたらスポッ太が
「ぼく、あるよ」
みんなでアイスクリームを買ったそうです。
それを知って、スポッ太に聞きました。
「ねえ、お兄ちゃんたちにお菓子を買ったの?」
少し嬉しそうに困ったように笑って
「うん」
「それはいけないよ。
このお金はお母さんとお父さんが一生懸命働いてもらったお金なの。
だから勝手に使っちゃいけないんだよ」
「でも、お兄ちゃんたちが食べたいって・・・」
「う~~ん、そうだね。でもこれはスポッ太のお金じゃないんだよ。
困った時に使う特別な時のためのお金だよ。
だから簡単に使ってはいけないの」
シュンとしたスポッ太。
本人はいつもかわいがってくれるお兄ちゃんたちに、お礼をしたかったんでしょう。
お金は先輩ママが返してくれて、かえって申し訳なかったです。
「”何やってんの! 小さい子におごらせて”って叱りました」とのこと。
でも本人たちも「ごちそうしてよ」といったわけではなかったんですよね。
これも、申し訳なかったです。
今、後悔しているのは、お兄ちゃんたちにお礼をしたかったやさしい気持ちを受け止めなかったこと。
ちょっとうれしそうな笑顔になったのは、「いいことをした」という気持ちだったからでしょう。
大好きなお兄ちゃんの役に立てた!という誇らしい気持ちがあったに違いありません。
でもお母さんにいわないでやっちゃってよかったのかな?という不安。
「スポッ太は優しいね。その気持ちは大事だよ」とひと言、いえればよかったのに・・・。
ギュッと抱きしめてもよかったのに。
「いけません」で終わっちゃいました。
悪かったなぁ・・・。ごめんね。
本人に今からでも謝ります(書く前に謝るべきでした)。
おぼえているかな?
小学校に入るとお小遣いのことが急に出てきて、驚きました。
同級生のお母さんの話でも、文房具代で渡したのにシールを買ったとか、テーブルに置いてあったお金でコンビニに行ったとか。
今思うと、そんなときがお金をする、いい機会なのかも。
どうして使ったのか話を聞いてみたら、意外な理由や性格が見えてくるかもしれません。
私みたいに一方的に注意しない方がいいかも、って思います。
追記:謝るために聞いてみたら、本人、まったく覚えていませんでした🤣
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