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なぜかヒーローより2番手が好き【企画 思い出のマンガのひとこと】

私、昔から主人公やヒーローよりもその友人とか、ライバルの方が好きなことが多かったんです。
読んでいたマンガでもそうでした。
昔マンガの愛の言葉に胸キュンです。

王道マンガの第2の男

古いマンガばかりなのをお許しください!
みんな知らないかもと悩みつつ、思い出のマンガの話です。

昔からヒーローよりも、2番手や主人公の友人やライバルが好きでした。

たとえば「ベルサイユのばら」(池田理代子)のオスカルではなくアンドレ。オスカル様は女性なので、これは入らないのかな。

「ハイカラさんが通る」(大和和紀)では、主人公の婚約者であるハンサムな青年将校・伊集院少尉ではなく、ではなくて、黒い狼・鬼島 森吾(おにじま しんご)。
このお話は大正時代のじゃじゃ馬娘の恋物語。アニメ化、ドラマ化、映画化もされた人気作品です。連載は1975~1977年というから古いですね💦

時代背景も大正デモクラシー、シベリア出兵、関東大震災までが重要な要素として描かれています。基本はラブコメなのですが、骨太な作品ですね。さすが「源氏物語」のマンガ「あさきゆめみし」を描いた大和和紀です。

主人公・花村紅緒は女学生で武道が得意、いいなづけがいるといわれても反発しますが次第にひかれあいます。そのいいなづけが伊集院少尉。

その部下・鬼島は隻眼で頬に十字の傷があり、わけあって脱走兵となり満州で馬賊の頭目となります。(馬賊の頭目ですよ!?)
武骨でひそかに紅緒を愛するけれど、尊敬する少尉のために決してそれをいわず見守ります。

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不幸な生い立ち。
報われない恋。
抑えられた優しさ。
クールでかっこいい!

子どものくせに(当時はね)、ちょっと皮肉屋で陰のある男の人が好きだったんです。

第三の男・お千葉に胸キュン

一世を風靡したテニスマンガ「エースをねらえ!」。
1973年から断続的に1980年まで連載されています。
こちらもアニメ化、ドラマ化されました。

主人公・岡ひろみの相思相愛の相手はテニスがうまく、頭もよく、生徒会長でハンサムな藤堂貴之。

私は藤堂にまったく興味を持てませんでした。優等生って、好みじゃなかったんですね。
自分に優等生的要素がなかったからかもしれません。ひねてたんですね。

もう一人、藤堂の親友で、テニスがうまい尾崎勇にも心惹かれませんでした。これはなぜかはわかりません。多少影もあるけれど、眼中に入りませんでした。宗方コーチも好きだったけれど、男性というより先生でしたね。

私が好きだったのは、もう一人の親友、第三の男で新聞部の千葉鷹志(相性・お千葉)。眼鏡をかけていて、知的で、空手の有段者でもあります。
画像を探しましたが、これしか出てきません。(画像、お借りしました。)

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テニス部ではないので、一歩引いていて、岡ひろみに片思いしています。
藤堂がひろみを好きになる前から、ひろみのことを気に入っていました。でも告白することなく、二人の間を取り持ちながら見守ります。

写真を撮って、プレーの参考になるようにと本人ではなくコーチに渡します。

藤堂は最後まで千葉の恋心には気がつきません。ヒーローってこういうところ、鈍感ですよね。それでいいのでしょう。

手元にマンガがないのですが、いまだに忘れられないひと言は・・・

君が誰を好きでもいい それは君の自由
僕も自由に君が好き

このシーンの、空を見上げていたお千葉に惚れました。
ひろみの写真を撮りながら、心の中で叫ぶんです。

カッコイイ!

片思いは悲しい、寂しい、つらい。ではなく、
自由に好きだ!一方的でいい!と青空に宣言するような千葉。
こういう愛の形があっていいんだということを知りました。

もう一つ、「エースをねらえ!」には心に残る言葉があります。
テニス部の宗方コーチが、藤堂に対して言う一言です。
ひろみを好きだという自分の気持ちに気がつき、告白をしようと思っていた藤堂に対してこういいます。

「男なら、女の成長をさまたげるような愛し方をするな!」

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こういわれて藤堂は告白をすることをやめ、ひろみの成長を見守ろうと決意します。
一人の女性を愛する、二人の男性の姿勢が見えます。

これもかっこいいですね!
こちらは有名な言葉です。

今こそ、伝えたいひとことです。
40年以上前のマンガなのに、古さを感じません。

どちらも恋愛がらみになりました。

コラボ企画説明

これは企画「思い出のマンガの一言」参加です。
お二人によるコラボ企画なんですよ! 

たくさんの方が参加されていますよ。

締め切りは3月8日の深夜です。よろしければご参加ください!

何回参加されてもいいそうですよ。

私も心に残るマンガのセリフはまだまだたくさんあります。
今読んでいるマンガにもあります。
新しいマンガからも出したいな・・・。


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