家計簿継続のコツ
挫折したと思わないこと。
挫折したと思ったら、そこで本当に挫折。試合終了。
つけ忘れたりして穴が空いても、まずそれを埋めてからやろうとしないで、いつでも今日、今月の分から始めればいい。
過去の分は、さかのぼって埋められる余裕があれば、すればいい。
生きる限り、お金は使うのだから、難しく考えないで、気長に気楽にやればいい。
今は、現金を使うことが減っているので、月末などにまとめて引き落とし、明細集計の知らせが来る人が多いと思うので、月に1時間くらい、これらに目を通す時間を取って、まずは今月の自分(の家庭)の総出費額の合計を知ることが、家計簿の初歩だと思う。
そして、家賃・ローンといった住居費用、水道光熱費、スマホ・ネットなどの通信費といった、毎月必ず必要な出費はどんなものがあって、それがいくらくらいで、という内容を把握する。
車を持っている人、通院がある人など、人によって毎月かかる出費は違う。
これがわかると、自分(の家庭)の収入と照らし合わせて、日用品、衣服、食費、趣味、保険など、うちはどこにどのくらい使いたいか、使えるか目安を立てたり、出費を抑えるにはどこをどうしたらいいかということを、自然に考えるようになる。
家計簿のアプリやソフトは、費目分けされているし、計算を自動でしてくれるので便利だし、ただの紙で自分なりに大雑把に書くのもいい。
これを、毎月、断続的にでも続けていると、現金の出費があった時も、それを忘れずにつける意識になる。
自然に、お金を使う前に、頭を使うようになる。
そのほうが、たくさんの食品ロスに使うより、自分が食べたい美味しいものが食べられるようになるから。
着ないまま、すえた臭いの服だらけより、それと同じお金で、お気に入りの服を楽しく着こなせるようになるから。
出費内容を見直すことで、良かったことが印象に強く残るので、過去から力をもらえる。こうして、家計簿が楽しいと思えるようになると、自然に続く。
この意識になると、お金だけでなく、自分の自由になる時間を、退屈や、不毛な後悔、不安に浪費することが抑えられ、今できる楽しいこと、やりたいことの実現に向けられる。
家計簿は、お金だけのことじゃないとわかるから。
外出時に鍵をかけたり、トイレの扉を閉めるくらい、家計簿は当たり前で、そうしなければ大変なことになるという意識になる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?