林智代乃

発達(心理/特性/認知/脳)を活かしたグローバル時代に活きる子を育てるバイリンガル子育…

林智代乃

発達(心理/特性/認知/脳)を活かしたグローバル時代に活きる子を育てるバイリンガル子育てコンサルタント。  ただ英語が話せるのではなく、英語を通過点としたグローバル時代に活きる子を育んでいく関わりについてお伝えしています

最近の記事

アンスクーリングは好奇心ベースで学ぶ娘にあっているスタイルだから伸びるものがある。

我が家の娘は、前回の記事にも書いているように学校との付き合い方は『ブレンド型登校』というスタイル。 そのスタイルだからバランスが取れている…というのもあるけれど、でも「お友だちとの時間」や「共同していく作業」みたいなものも好むので、ある意味、「本当はこうできたらなぁ…」と思うところがあるのだろうから、バランスが取れているようで取れていないとも言えるかな🤔 そんな娘がおうちでの学び時間を選ぶ際に過ごす過ごし方は『アンスクーリング』。 アンスクーリングとは、 『教育をしな

    • 娘はアンスクーリングとのブレンド型登校

      我が家の小学校3年生の娘は、『学校』がそして学校にいる『先生』がそしてそして『お友だち』が大好き。 だからこそ『学校』という場所は好き。 学校に『マイ太陽グラス』を持参して行けば、そこに校長先生や教頭先生が注目をして下さったようで、「今日、とっても面白かったのー!もう校長先生も教頭先生も大好き!」と楽しい時間が過ごせたようでテンション高く帰宅してきたり🙂 有難い事にいつもこどもたちの事を気に掛けてくれる校長先生や教頭先生な事もあり、担任の先生以外の先生にも輪を広げ…とい

      • 不登校的な過ごし方をしている理由は凸凹さんの発達個性の自分の取扱説明書作りのため

        うちの娘の小学校の付き合い方は割と独特。 学校への登校も宿題との付き合い方も。 学校を休む事も結構あるし、学校に行ってもその殆どが登校時間とは違う時間…つまり遅れての登校だったり。 宿題は、9割近くやっていない感じ。 学校の漢字ドリルも計算ドリルも1月を終えようとしているこの時期に『下』はもちろん『上』もおわっていない。 なんなら…今2年生だけれども1年生のものもまだ終わっていなかったり。 ただ親子共に心掛けているのは、【周りに迷惑を掛けない】という事。 遅刻の仕方に

        • 敏感さ故に、居心地の良さへのバランス取りは大切

          娘に机が届いて1ヶ月。 私の母からのプレゼント。 それまではリビング学習。 (まぁ、『学習』という学習をしている事の方が少ないけれど。) 「リビング学習は良い」といわれる理由にもあるように、 ✔︎そばにいる安心感の元で取り組める ✔︎コミュニケーションを取りやすい ✔︎分からない事があればすぐに質問できる ✔︎親は、こどもの取り組む姿勢に対する褒めポイントを見つけやすい というメリットがあるというのもあってリビング学習だったけれど、それだけでなく… うちの子は『怖が

        アンスクーリングは好奇心ベースで学ぶ娘にあっているスタイルだから伸びるものがある。

          算数力育てをみていると『思考の余白』の大切さを痛感する

          こどもの学びをサポートしていく上で大切にしている事… 心掛けていることは、 教えない 本人が気付き、導けるようにサポートする ということ。 色々とできるようになっても、覚えるように出来るようになってもあとで応用が効かなくなるもの。 なので、『覚えさせる』という作業は、こどもの取り組みにいれないようにしていて。 その1つが、『九九』。 「九九」と「 かけ算」は違うもので、 『かけ算』  →繰り返し同じ数を足していくものをスムーズに表したもの   普通に「●×▲」とい

          算数力育てをみていると『思考の余白』の大切さを痛感する

          成長を願うから『ちゃんと』ではなく、あえて『やらない』を選択する

          もうすぐ夏休みも終わり! 夏休みなどの長期休みの時に毎回特に心掛けているのが、 こども自身に日々の過ごし方をデザインしてもらう という事。 たっぷり過ごす時間があるから、「あれを取り組んでもらおう!」や「これを克服させよう!」というものをこどもに対して持たず、本人の赴くままに過ごしてもらう。 特に7歳を過ぎる辺りから人は、『自ら納得しながら進めていく』事を好み、その時間こそが自分の能力をどんどん伸ばしていってくれる時間になるから^^ 実際は小中高の個別指導塾の講師だ

          成長を願うから『ちゃんと』ではなく、あえて『やらない』を選択する

          こどもの『読み』『書き』のスタートを『年齢軸』でなく『我が子の興味軸』で取り組んでいる理由

          我が家の娘は、『書く』と『読む』にかなりのパワーを要するタイプ。 特に『書く』という作業に対しては、本当にパワーがいる。 (スイッチが入るとまぁ書ける。) 何度も繰り返し書いたり… 写して書いたり… …が結構疲れるタイプ。 1年生の時の授業のノートはほぼ真っ白。 1年生の時のドリルは両教科共終わらせずに1年生修了。 連絡帳は書かずに記憶して帰ってくる。笑 学びは好きなタイプだけれど、『書く』という作業が多い取り組みはもう「嫌だー!」「嫌いー!」な為、1年生の時はその作

          こどもの『読み』『書き』のスタートを『年齢軸』でなく『我が子の興味軸』で取り組んでいる理由

          こどもに育てるのは『我慢する力』よりも『自制心』

          先日、 忍耐、我慢を伝える、教えるタイミングや伝え方についてアドバイスをお聞きしたいです。 堪え忍ぶことに美徳を感じるのは日本人ならではかもしれませんが、確かに我慢が必要なときもあると思うのです。 今はイヤイヤが出たときに、なるべくポジティブな声かけを心がけているのですが、そうするとなかなか我慢を伝えるタイミングがないことに最近気付き、悩んでいます。 …といったご相談メールを頂いた。 その時にパッと思い浮かんだのが、『自粛期間中の娘の様子』。 現在7歳の娘は、幼稚園時

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