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成長を願うから『ちゃんと』ではなく、あえて『やらない』を選択する

もうすぐ夏休みも終わり!
夏休みなどの長期休みの時に毎回特に心掛けているのが、

こども自身に日々の過ごし方をデザインしてもらう

という事。

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たっぷり過ごす時間があるから、「あれを取り組んでもらおう!」や「これを克服させよう!」というものをこどもに対して持たず、本人の赴くままに過ごしてもらう。

特に7歳を過ぎる辺りから人は、『自ら納得しながら進めていく』事を好み、その時間こそが自分の能力をどんどん伸ばしていってくれる時間になるから^^

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実際は小中高の個別指導塾の講師だった事もあり、「これとこれに取り組んでいくと、この力はしっかり伸ばせる」などの(学習的)学力向上となるカリキュラム作りのような事をするのは得意だし好き。

だけれども、「あれを取り組んでもらおう!」「これを克服させよう」と私が考えた場合、『その主語は誰?』となると…

『主語はこども自身ではない』

となるので、ストップ。

ただ、本人の赴くままに過ごしてもらうとは言っても、それまで(7歳を過ぎる辺りまで)の間にこども自身が

✔︎学びとるって楽しい
✔︎興味持った事に向き合うって楽しい

…などといった、『主体的に過ごす力の土台』をしっかり育てていく事を大切にしてきたからこそ、安心して「本人の赴くまま…」で過ごせるのは事実。

やはり『幼児期に興味関心・好奇心伸ばし』をしていく事は大切。
(それを通しての『自己肯定感伸ばし』も)

…と、「本人の赴くままに…」と過ごしていたので、1年生の時は夏休みの宿題をせず。

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本人は、どうしても「与えられる」宿題に楽しさを感じず、それとは違った学びをしていた。

とは言え、「宿題はやった方がいい」という事はしっかり理解している。
でも、それでも…、どうしても頑張れなかった。

「2学期に入って、みんなが頑張ってきたものを見てまずは刺激を受けてくればいい。」

…そう思い、私も特別「やりなさい」と言わず。

案の定、2学期の始業式からの帰宅後、「●●くん、凄かったよー!」「●●ちゃん、凄い工夫したものを作ってきたの!」などと興奮気味で帰宅。
「みんながこんなに頑張ってくると思わなかった!」とびっくりまでもしていた。笑

そしてそれからは早速、「来年の夏休みに何をしようか…」と考える姿。

都度『しっかり』『ちゃんと』を求めず、できるようになっていって欲しい(ある程度、自身の中ですり合わせ、取り組んでいけたら…)からこそ、あえて「やらない」という道を選ぶ事も時に大切。

これが奏を功し、2年生である今年の夏休みは違った!

宿題に対して彼女比で積極的で、選択課題を2つ終わらせ、絵日記を書いたり…自由研究工作までも!

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興味関心の移り変わりが激しく、何か1つの事にじっくり…が本当に少なかった娘。

そんな落ち着きのなさも、小学校4年生になる頃くらいからは落ち着きを見せ始めるかなぁ…と見守りつつもそこまでの成長に期待している最中、段々と落ち着きが見え始め…

作り上げた!

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「私の自由研究だから!」と本当に一人で!
(ボンド出し、固定させる為の支え…くらいは手伝ったけれど。)

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周りからも「落ち着きが見え始めてきましたね。」と言われている最近。
初めて1つの事に2週間近く掛けてやり遂げた姿を見ると…
少し確信に変わる。

焦らず見守れば、その子なりのペースで成長を必ず見せてくれる。
だからこそ、こちらが引っ張り過ぎず、物事をインストールし過ぎないのが大切。

そうする事が、こども自身が持っている力を伸ばす機会を与える事になる。

そう改めて感じた夏休み。

残り1日。

最後まで、彼女がデザインする1日を見守りサポートしようと思う。


こどもの個性を活かしグローバル力を育てる
バイリンガル子育てコンサルタント;
林智代乃

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