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こどもに育てるのは『我慢する力』よりも『自制心』
先日、
忍耐、我慢を伝える、教えるタイミングや伝え方についてアドバイスをお聞きしたいです。
堪え忍ぶことに美徳を感じるのは日本人ならではかもしれませんが、確かに我慢が必要なときもあると思うのです。
今はイヤイヤが出たときに、なるべくポジティブな声かけを心がけているのですが、そうするとなかなか我慢を伝えるタイミングがないことに最近気付き、悩んでいます。
…といったご相談メールを頂いた。
その時にパッと思い浮かんだのが、『自粛期間中の娘の様子』。
現在7歳の娘は、幼稚園時代から毎日毎日公園で遊ぶ子で、以前習い事の体験に行った時に既に入会している上級生の子たちに「あ!毎日公園にいる子だ!」と言われたくらい、毎日公園で遊ぶ事が日課な子。
小学校に入ってからは、宿題もせずにランドセルを置いたらすぐに公園に直行する日々が当たり前。
私自身は、どんどん遊んで欲しいので、そんな娘の姿を日々みながら逞しさを感じていたり。
そんな娘が、このコロナにより、2月末から現在まで1度も公園に行っておらず。
正確には緊急事態宣言が解除された後に1度、こちらが数分引っ張り出した事があったけれど。
あんなに体を動かしていた人が全く外に出なかったので。
今でも学校も再開し、お友達同士の約束もどうやら生まれているようで、誘われる事があるらしい。
けれど娘は、
まだまだ油断は出来ないよ。
遊具には3日ウィルスは付着するんだよ。
そしてコロナによる対応で思いの外プラスチックゴミが出ているから地球によくないんだよ!
と毅然と伝えているとのこと。
これらを受けて、娘がこのコロナの状況で公園に行かないのは『我慢』とは違うなぁ…と感じた。
じゃあ、『我慢』ではなく何なのか。
それは『自制心』。
『我慢』と『自制』。
これは似て非なる言葉だなぁ…と。
…という事で、『我慢』と『自制心』の意味の違いから、こどもへの関わり方や伸ばしたいものについてまとめてみた。
こどもの個性を活かしグローバル力を育てる
バイリンガル子育てコンサルタント;
林智代乃
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