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男性育休。何がめでたい。

 同じ子育て1年生のたけ@子育て1年生さんが書いた、パパ向けサービスについての記事を拝読しました。
 僕の記事も引用していただいております。共感する部分が非常に多かったので、自身の実体験も踏まえながら、僕もまとめてみました。

※たけさんの記事はこちらから!

 僕は7か月の育児休業を取得し、妻と二人で育児に励んでいます。育児休業を取得しただけで、周囲の方々から「偉い!」「スゴい!」「奥さんよかったね!」と言葉をかけられます。
 まずは、そんな社会の普通を変えていかないといけないと思っています。
 僕が育休を取得した理由、その流れなどはこちらの記事に書いています!

 たけさんの記事にもあるように、産院の育児指導や自治体の自宅訪問は、ママ向けにシステム化されているものが多いです。
 ママは出産というビッグイベントを終えてヘトヘトです。個人差はありますが、全治3ヶ月の怪我と同じダメージを負うとも言われています。
 それでもママは入院期間中に助産師さんから、沐浴やおへその消毒、耳や目の掃除のやり方を学びます。大ダメージを負いながら、自分の体を休める間もなく、いきなり赤ちゃんとの生活がスタートするのです。
 一方でパパ。育児の仕方をママから教えてもらうというスタンスではいけません。いけないと思ったので、僕の場合は自分から積極的に学びにいきました。まとめてみましたので、どなたかの参考になれば幸いです!

🍼YouTubeは偉大

 たけさん同様にYouTubeで、オムツの替え方、沐浴のやり方、抱っこの仕方など、育児の基本的な部分を学びました。
 並行して「新生児と過ごす1日」みたいな動画をあげてくださってる方もたくさんいるので、たくさん見ました。個人差は大きいですが、赤ちゃんと暮らすことを何となくイメージすることができます。

🍼プレママ•プレパパセミナーに参加

 自治体や企業で開催しているセミナーに参加しました。YouTubeで学んだオムツ替えや沐浴を、人形を使用して実践します。手を動かすことで、よりイメージが膨らみます!
 また、10kgのベルトを体につける「妊婦体験」を行っているセミナーも多く、妊婦の大変さをほんの少しだけ体験することもできます。
 セミナー参加の話はこちらの記事にも書いています!

🍼「パパninaru」を利用

 「パパninaru」はママの妊娠中から、育児中まで使えるパパ専用のアプリです。

妊娠中のママのサポートや子育ての疑問を解決してくれるアプリです。先輩パパの体験談を見ることができたり、オンラインで育児休業セミナーなどもやってくれています。
 出産予定日を登録すると、ママのお腹の中の胎児がどんな状況なのかも教えてくれます。もちろん「ママninaru」もあるので、ママと情報共有もできるので、非常に便利でした!

※こちらは少し前の記事になりますが、「ninaru」を手がけるエバーセンスさんのnoteです

🍼学ぶ機会を自分でつくる

 妻の出産後の入院期間中は、僕の面会時間は1日1時間に限定されていました。まだまだ感染対策があるので、仕方ないですね。
 当初は妻にだけ沐浴指導やミルクのあげ方指導を行う予定だったのですが、産院にお願いして僕も一緒に教うことができました!
 聞くところそんなことを言われたのは初めてだったそうです。それでも快く快諾してもらい、一緒に指導を受けることで、妻の退院後もスムーズに育児に入ることができました。
 この産院では、僕のこの行動を受けて、今後はパパも一緒に指導を受けるか確認していくことにしたそうです。

🍼男性育休。何がめでたい。

 僕は部署で初めての長期男性育休取得者になりました。上司や同僚には理解されないことも多く、パタハラチックな言動は数えきれないほど浴びせられました。
 それでも取得しました。僕の育休取得が、会社に変わるキッカケを与えることになればと思うのです。後輩が育休を取りやすい環境をつくらないといけないと思うのです。

 男性育休の取得率は確かに上がっていますが、長期で取得している人はまだまだ少ないです。取得しづらい、取得できない人もたくさんいます。
 逆に長期育休を取得した僕たちは、家庭で育児に励みながら、社会全体に少しでも影響を与えていく必要があると思うのです。
 会社には育休取得のメリットと子育て中のレポート、充実させてほしい会社からの取得•復帰支援をまとめて提出する予定です。僕からそうさせてほしいと懇願しました。
 noteに書くのも、その一環です。実際育児休業を取得して何をするのか、どう思うのか、何が不安で何がうれしいのかをリアルに書いていきます。僕以外にも男性育休について書かれている方が、たくさんいらっしゃいます!

 パパは妊娠、出産、授乳(母乳)は物理的にできませんが、あとは全部できます。

 男性育休。何がめでたい。

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