見出し画像

「毎日飲み会」営業マンが「ミルク飲むかい?」パパになった話

 「飲み会」と「ミルク飲むかい?」でどうしても上手いこと言いたくて、タイトルがこんな感じになってしまいました。要するに僕が育児休業を取得した理由と、取得後約2週間で感じたことについて書きます!
 タイトルのとおり、大きめ企業の営業職で、残業と飲み会の多い仕事をしていました。並行して若手の離職も相次いでおり、育休取得は決して簡単な決断ではありませんでしたが、僕を突き動かしたものは下記のとおりです。
 妻にも話を聞きながら、書き進めていきます。

育休取得の理由

•子どもと向き合う時間の確保

 ありきたりですが、まずはやっぱりコレです。妻と夫婦で育休を取得しているので、交代でシフト制を引きながら育児ができています。
 子ども、特に出生後数ヶ月の成長スピードはとても早いため、毎日一緒にいられることで、そのスピード感を肌で感じることができます!

•産後のママの心体は「全治3ヶ月のケガと同じ」と学んだから

 妻の妊娠後、二人で妊娠•出産•育児について学ぶ時間を意識的につくりました。その中で学んだことがコレです。全治3ヶ月、重症ですよね。産後1ヶ月の妻に聞いてみると「全治3ヶ月の怪我をしたことがないから正直分からん!」との回答でした。
 我が家では産後の里帰りはしなかったので、全治3ヶ月の妻を日中一人にするわけにはいかないと思いました。そして、僕がフルタイムで仕事をしながらそんな妻を支えていく自信がなかったのも理由の一つになります。

•働きながら育児できるかな?

 ひよこクラブを読むと、〇〇さん家族の育児スケジュールみたいな特集がよくあります。

〇〇さん家族 パパは育休取得せず
パパのスケジュール
8時 出発
9時〜18時 仕事
19時 帰宅
19時〜〇〇ちゃんお風呂
20時 夕食、皿洗い
21時〜24時 仮眠
0時〜7時 ママと交代!ワンオペ
「ふむふむ、〇〇さん3時間しか寝てなくないか!?写真の顔笑ってないぞ!?」

 夜のワンオペタイムも寝れないことはないのですが、赤ちゃんの対応をしていると熟睡はできないんですよね。
 1ヶ月くらいなら3時間睡眠でいけるかもと思ったのですが、育児は1ヶ月で終わるわけではありません。〇〇さんの笑っていない目を見たことも大きな理由でした。

•結局「自分のため」

 息子の成長が見たいのも、妻のケアをする時間を増やしたかったのも、睡眠時間を確保したかったことも、全ては「自分のため」だと思っています。無理すれば何とかできたかもしれませんが、「無理している自分」では妻や息子に100%で向き合えないと思ったのです。自分を大切にすることは周りを大切にすることなんだと思います。

夫婦育休取得最大のメリット
「メリハリのある生活」

 育休取得におけるメリットやデメリット(というか不安要素)については、改めてまとめようと思います。
 ひとまず取得の最大のメリットは「メリハリのある生活」だと思います。
 「我が家の育児シフト」でも書かせていただいたのですが、夫婦で交代制を敷きながら、土台となる時間軸を立てて育児を行なっています。
 僕はサッカー観戦、妻はドラマといった最低限の趣味時間も担保しながら、かなりメリハリのある生活を送ることができています。
 僕はnoteの投稿を育休前まで、月に一回程度しかできていませんでしたが、今はほぼ毎日投稿ができています。

「育休取得したんだから時間があるの当たり前でしょ?」

 と突っ込まれそうですが、それはちょっと違います。育児ってめちゃくちゃ大変です。1日があっという間に過ぎていきます。
 どちらかというと、空虚な時間が減りました。息子の世話をして、息子が寝たら家事をしてというな感じで常に何かをしています。僕に至っては冒頭の飲み会が無くなったことが大きいです。
 18時スタート、26時三次会終了みたいなこともザラにあったので、この8時間という時間を自分のものにできていることはかなり大きいです。
 飲み会の時間を、ミルク飲むかい?に充てることができているのです。

 もう、飲み会には行けない体になってしまいました...

読んでいただきありがとうございました!

この記事が参加している募集

#新生活をたのしく

47,917件

#育児日記

50,221件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?