見出し画像

読書会記録 寒さの中でも元気をくれる本

Chiyodaupdateえりこです。11月になりました。シクラメンやポインセチアを見かける機会が増え、気持ちの良い秋から冬の訪れを少しずつ感じるようになりましたね!今回は、寒さの中でも元気をくれる本をテーマに読書会を開催しました。
 私たちは、月に1回第1土曜の朝、6:00〜オンラインで読書会を開催しています。事前に読んでくる必要はありません。お手元に本を持って、気軽な気持ちでのご参加お待ちしています。

■開催日時 2022年11月5日(土) 6:00-7:15(オンライン開催)
■参加数 5人
■内容 
 それぞれが気になる本を準備。事前に読む必要はなく、時間内で読めるところまでの感想をシェアします。消化しきれずにモヤモヤすることもたくさんありますが、メッセンジャーグループなどでその後感想を交換してカバーしています。

読書会の流れは下記の通り。
 初めに今日の読書会を終えた時、どんな気持ちになっていたいかを発表。その後
①本を知り②問いを立て③探し④共有し⑤行動にうつす
という5ステップ
を目指して1時間を過ごしました。
”行動にうつす”のが大切な点です。最後に参加者同士、メッセンジャーなどでそれぞれが行動したことなどシェアし合います。
 この読書会は、それぞれの本の内容を深めるより、なぜ今この本を読むのかという点や他の方が選んだ本との出会いや本同士のつながりに重点を置いて進めます

■持ち寄った本
①リーダーシップの旅 見えないものを見る

②数値化の鬼

③サードウェイ

④こどもと大人のためのミュージアム思考

⑤決断の本質

■読みたかった理由
①年齢や社歴もあがってきたのにどうしても「リーダーシップ」「リーダー」にいまいち興味がわかないのはなぜだろう?と思って手に取りました~
②施策の優先度を決める軸に困っていて、技術顧問には「難しくてもなんでもいいから必ず数値化するべき」と言われ、もっと困り始めた。と思ったところに会社に置いてあったので!
③家の近くにマザーハウスの本店があるが、入ったことがなく、山口絵理子さんのことも知らなかった。タイトルに惹かれて、でも何となくずっと読んでいなかった。
④「Museum Startあいうえの」という上野の博物館や美術館のプログラムが気になっていたから。
⑤グロービスの先生お勧めの本。リーダーシップを学ぶ中でも組織が選び取る「決断」に興味を持った。子育てや人生においても決断の連続。どんな点に目を向けて決断をすればよいのか。

■本から得たヒント
・リーダーシップは結果で語られがち=一部のすごいリーダー像で語られがちだが、「だれもの問題」である。重要なのは”自分の人生に引き付けてリーダーシップを考えること”。一人一人が自分の生き方の中で何を大切にしたいかを発見し、目指すことによってフォロワーがついてくる、ゆくゆく社会を変える。自分の心に問い、インナーボイス(内なる声)を聴くことが大事。そのプロセスは「旅」。
・変化は必ず数字で表せる。 考えるべきことと考えても無駄なことがある。 変えられることと変えられないこと。 前者に注力して「変数」が何か、どこに隠れてるのかを徹底的に探す。 まずは大きな目標を設定されていて、それを達成するためのKPIが必要。 PDCAを回す。 Pに時間をかけない。 Dが大事。行動量。時間ではない
・AとBがあり、これまでは、どちらかをとるか、中間地点C(妥協点)をとってきた。かけ離れたものこそ、いいところを組み合わせて新しいものを作る。らせん階段をのぼるように。 個人と組織は対立しない。帰ってきたくなる職場を。 やる気に勝る仕事のパワーはない。本人が何をやりたいのか?社員個人を理解することから。リーダーも自分を、弱さをさらけだし自分らしく働く。上から俯瞰するだけでなく現場のシャワーを浴びる。 大量生産vs手仕事、真逆のタイプの仕事をしている人から学ぶ 手仕事高い技術を持った技術者が、個人で柔軟に働ける、しかし、ずっとそれだと、技術はあがらない。ひとりよがりになる。品質がぶれる。
・ミュージアムでは非日常的な「つながり」を感じる体験ができる。 ①視覚的思考体験 ②身体的思考体験 ③共在的思考体験 ④超越的思考体験 ⑤持続的思考体験 学びに向かう準備 感じたことをシェアし合う。どんな意見も尊重される。正解はない。 じっくり観ること。
・プロセスを作るうえで大切なこと ・プロセスのロードマップを準備する ・自分の意見は確かに尊重されている、と思わせる=公正観を高める ・積極的に意見を聞く ・意思決定の根拠を説明する ・意見をどのように反映したかを説明する ・謝意を表明
・プロセスに正解はあるか? ・ある:すべての出席者に対して平等に情報を与える、選択しを準備する、評価と主張を切り離す リーダーだけではなく、すべてのメンバーが積極的に聞くという技術を身につけ、他人の意見を本当に尊重する姿勢を示すことがチーム全体の利益になる 「コミットメント」と「共通の理解」 「人は自分の意見を聞いてもらいたいのだ」
■終了後に
(24時間以内の行動宣言!)
・家族で美術館に行く前にちょっと予習してから、絵や展示を見てかんじたことを聞いたり伝えたりして楽しんでみようと思った!
・最近家族で博物館行けていないので、予定計画しようと思う!
と早速行動に移すことができました。

毎月、第一土曜日の朝開催しています。
よろしければご参加お待ちしています!


朝から楽しく読めました!



イベントに参加された後で、ご負担のない範囲で「楽しかった」「また参加したいな」という前向きなお気持ちになったとき、サポート(投げ銭応援)していただけたら嬉しいです。