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FP2級試験に挑戦した話

一昨年FP3級に合格したが、

「今度は2級だ!」

・・・とはならず、

勉強きらい・・・

だるぃ・・・

一発合格できる気がしない・・・

2級なんて取らなくてもいいじゃん・・・

などとと思いながら2年近く過ぎた。

しかし、今年に入ってから

仕事に行き詰まりを感じ、

そろそろ2級の勉強せにゃ

いかんかのぅ・・・

と重い腰を上げて

受検勉強を始めたのが今年の7月。

で、

9月に受けた試験の感触は

ダメダメだったが、

どういうわけか奇跡的に合格していた。

・・・いや、点数は聞かないで。

何かと自分に言い訳して

勉強しなかった理由は

合格する自信がなかったからだ。

ようするに臆病な性格だということ。

よく言えば慎重なのかもしれないが、

単に一歩前に踏み出すのが怖くて

自分から動き出す勇気がない臆病者なのだ。

そんな私の背中を強く押したのが、

クライアントだった。

FP3級はライター5年目くらいに

あるクライアントに

背中を押されて渋々受けた。

で、FP2級の時は

別のクライアントに背中を押される形で

ようやく受ける決心がついた次第だ。

昔からそうなんだが、

私は他の人から背中を押されないと

中々最初の一歩が踏み出せないようだ。

ただ、どういうわけか

一度背中を押されるとエンジン全開になり、

自分でも驚くほど急ピッチで動き出す。

最初の一歩を踏み出すまでに

年単位の時間が経過することもザラなのに、

一歩踏み出した途端にギアがトップに入って

ものすごい勢いで走り出すのだ。

今回のFP2級の試験もそんな感じで、

受検申込みからの2ヶ月は、

文字通り猛勉強した。

苦手な数字ともガッツリ向き合い、

ルーティンワークが苦手な私が

毎日欠かさず過去問を解き続けた。

あの2ヶ月間は、

完全にいつもの自分ではなかった。

まるで別人のごとく勉強していた。

その結果、

最初は過去問の正答率2割も

ザラだったのが、

1ヶ月後には50%超になり、

受検直前には正答率が合格ラインを超えた。

受検当日はボロボロで「絶対落ちる」

と思っていたが、

蓋を開けたら合格していた。

・・・いや点数は聞かないで。

本当は

「そんなに勉強しなくても合格したよ♪」

なんて、

余裕の表情で合格報告したかった。

でも、実際には

(たった2ヶ月だけど)

目の色変えて猛勉強したし、

その間は仕事も家事も

だいぶおろそかにした。

※皆様にはご迷惑をおかけしました・・・

家ではもちろん、

電車の中でも病院の待ち時間も

ドライアイでかすむ目に

目薬を差し続けながら

「過去問道場」の問題を解きまくっていた。

私の場合はそこまで必死にならないと

到底合格できなかったことは間違いない。

もちろん、

2ヶ月の猛勉強で合格したベースとして、

3級取得時に身についた知識や

金融ライター業務で身についた知識がある。

それでもFP2級は私には難関資格であり、

他の人がバカにするほど

合格は容易じゃなかった。

正直言って

受検までの2ヶ月はとても苦しかった。

こんなに勉強で苦しい思いをしたのは

おそらく受験生だった高3の時以来だ。

その甲斐あって見事合格を勝ち取れたのは

純粋にうれしい。

ただ、

資格の取得はスタートに過ぎないことも

また事実であり、

まだまだ次の資格取得への勉強が続く。

そのことを痛感したのは合格した後。

日々変化し続ける金融事情から

置いてきぼりにならないために、

次の資格を取得するための勉強が

必要になった。

で・・・・・・

今日ようやくそのために必要な

講座の受講申し込みを行った・・・

ああ・・・猛勉強の日々再び。

そう思うと泣けてくるが、

仕事でFPの知識を使う以上仕方ない。

まだエンジンが止まっていないうちに

その勉強を始めなければ、

また次の一歩を踏み出せなくなる。

はぁぁぁぁぁ・・・

老骨に鞭打ってがんばろ。

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