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かききまなみさんの月一無料ワンマンライブを観てきました(東京・大塚 coco de tea)

ようこそおばけの世界へ。

…という前口上でおなじみのノスタルジックホラー系アーティスト、かききまなみさんの月一無料ワンマンライブを観てきました。

月イチ無料のワンマンライブ!!

なにはさておきこの一声から今回はお伝えします。

無料なのですってよ!!
かききまなみさんのライブが!!

これはネイキッドロフト横浜で歌ったときのものです

普段だったらこの方の生歌聴こうと思ったら2,000~3,000円くらいは参加費必要なのが、なんと無料なのですよ!!
(上記の金額はおおよそであり、ライブの内容により金額は様々です)

そしてワンマンなのですよ!!(歌うのはかききさんのみということ。この手のライブは何人かでシェアされてるのが普通です)

ということで行ってみることに。
平日だけど、会社に呪いをかけて残業を冥府に封印し参上いたしました。

え…いや、タダだから行ったやろお前って声がどこからか聴こえてきた気がするですが、そーいう意図ではないのですよ別に。まぁ普段Twitterとかこの方主催のゲーム会とかでお世話になっているので、この機会にご挨拶~とか思いましてね。そんなこんなで訪ねてみた次第なのです。

念のため書いとくと2オーダー制ね

ということでかききまなみさんの無料ワンマンライブ、東京・豊島区の大塚駅前にあるcoco de teaココデティーというカフェで上に載せたようなスケジュールにてやるみたいなので、近くにおられる方は気になったら興味本位でのぞいてみるのもアリでは?

鶏そぼろ丼とハイネケン。飲みながらライブ鑑賞🍺

かききまなみさんについて

ようこそおばけの世界へ~👻
私が冥府の夢売り、座敷童子、ゆめやさんのかききまなみです。

今宵も皆様をおばけの世界へとご案内いたします…。

かききまなみさんご挨拶の口上より

…という、ちょっとミステリアスな雰囲気をまとったかききまなみさん。
ご自身で作詞・作曲もされるシンガーソングライターです。

楽曲においては「私たちは今も子どもかもしれない」というテーマを掲げており、誰しもが子供の頃に思い描いていた観念的な怖さをコミカルな雰囲気に包んで歌います。楽曲名にもなっている「ノスタルジックホラー」というワードが彼女の活動コンセプトをもっともよく表していると思います。

当日購入した「おもいでのあるばむ3」のパッケージ

このアルバムのパッケージ、なにか伝わってくるものがあるでしょう?
私にはこれ、遠目に見ると人の表情が浮かんで見えるのですが…。

この中に収録されている彼女の代表曲「ようこそおばけの世界へ」には次のような歌詞が歌われています。

さぁようこそおばけのせかいへ
ねむれないぼくらの帰る場所
いつまでもここにいていいから
もし呪いが解けて眠くなった時は
おやすみじゃなく「またね」って呪いかけて

この「呪いかけて」の後に決まって行なう振り付けがこちらです。

カンカンカンカン…と金属音のリズムに合わせ、自身の手を呪いの釘に見立てて自身に打ち付けているのです。さすがに私はもう何度目かなので慣れましたが、最初にこれを見たときは衝撃的でした。

見てはいけないものをのぞき込んでしまったかのようなその背徳感。
そして演者であるかききまなみさんの満面の笑み。

このなんとも言えないミスマッチが、あえて言えばかききまなみさんの持つオリジナリティなのだと思っています。ホラーに寄せつつも子供が見ている世界なので、そこは笑顔で終われるように。怖いもの見たさと優しさが同居する素敵な世界…。

ちょっと長々と語ってしまいました。音楽なのでまずは視聴していただくことが一番です。これを読んでちょっとのぞいて見たくなった貴方はぜひこの
動画をご覧くださいませ。ライブのアーカイブが公開されています。

今回のライブの見どころ

私自身は実はかききまなみさんのソロのライブって初めてでして。だいたいいつも誰かのライブで一緒にいるので観るといった感じだったのですね。なのでやっぱりワンマンって違うよねってところでしょうか。

3/9 セットリスト

ようこそおばけの世界へ
都営地下鉄幽霊線
ネバーエンディングナイトメア
紅茶中毒茶
ぼくらの百鬼夜行
ゆうたびあ
ぼくの理想のエターニティー
ノスタルジック≒ホラー(急遽アカペラバージョン)

かききまなみさんTwitterより

これだけのセトリのライブが無料ってありえなくないですか?
贅沢過ぎるってものですよ。

特にラストのノスタルジック≒ホラーは歌ってる途中で音響の調子が悪く?なってしまい、なんとアカペラで披露することに(なにかを呼んでしまったのではとの噂が…)。いきなりの出来事なのに即時対応できるかききまなみさんは凄い!そして途中で挿入された語りに思わずホロリ。あれは初めから歌うつもりだったのか、それとも急きょ紡ぎ出した言葉なのか。あの語り、かききまなみさんがcoco de teaココデティーで感じている思いを伝えてくれたみたいで、なんだか嬉しかったです。そしてアカペラで歌うかききまなみさんも素晴らしく、たまにライブでやっても良いのではと感じました。

あとはMCでかききまなみさんの過去のエピソードがちょっと語られたこととかですね。あるアイドルグループから「青春アイドルソングを書いてください」ってオファーを受け、悩みながらも完成させたその楽曲が音源化された話はほんと良かったです。こういう話が聞けるのもライブの醍醐味ですよ。

ライブのあとは物販コーナー
私は前述したCD買いました

ところで、なんで無料なのかっていうと…

それは、魂で払ってもらうからです🔥
…すみません冗談です。

9月16日(土)にかききまなみさんの活動十周忌記念ワンマンライブをやる予定があり、そこに向け「かきき月見ルワンマンまでの道のり」という意味合いで行なっているとのこと。

これによって知名度を上げ、当日は100人呼ぶことを目標とするそうです。
大きな目標ですが、このnoteも知名度を上げるお手伝いとなれば幸いです。

かききまなみさんとcoco de teaについて

かききまなみさんは今回の会場となったcoco de teaココデティーというカフェを拠点としており、そこで店員さんとして給仕しつつアイドルとして歌を披露されています。

また同店でゲーム会を主催しており、私はどちらかというといつもそちらでお世話になっております。

私は「街コロ」や「ブロックス」をここで教えてもらいました

場所は東京・豊島区、JR山手線or都電の大塚駅からすぐそばです。
かききまなみさんに確実に会いたい方は、彼女のTwitterをチェックしてお店にいる日を確認してから行くといいかもです。

それでは、懐かしい未来を…まったねー!!

付記:かききまなみさんについて書いたnote

chitoseArkのこれまでのnote記事でかききまなみさんについて触れたものをまとめてみました。

▲スープカレーカムイ(東京・秋葉原)でのライブ。このときはじめてかききまなみさんの存在を知りました。

coco de teaココデティーでかききまなみさんが主催されたイベントです。「アイドルのあの子が普段カフェに行くとしたらこんな感じなのかなぁ」というのを体験できるコンセプトライブとのことです。

▲「るなかきらめ」とは、るなっち☆ほし、かききまなみ、珠洲ノらめる(敬称略)の3名の名前の一部をとって名付けられた呼称です。何度かこの御三方によるライブも行なわれています。

▲珠洲ノらめるさんご結婚記念るなかきらめライブのときのレポートです。このときかききまなみさんは感動的なメッセージを述べられました。

(了)

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