見出し画像

アナログゲームフェスタに行ってきました(というか寄ってきました)

2022年9月10日に浅草の台東区産業貿易センターで開催されたアナログゲームフェスタという即売会に行ってきました。というか寄ってきました。

第2回アナログゲームフェスタ

私このイベントの存在自体知らなかったのですよ。第1回は大田区でやったのですってね。
今回のぞいてみた印象としては、毎年春と秋にやっているゲームマーケットにくらべるといわゆる大手企業ブース的なところがあまりなく、同人作品的な色合いが濃い即売会のようです。

今回は通りすがりなのですスミマセン

なんでこういう書き方をしてるかというと、今回このイベントは完全にノーチェックでして、当日「へー、こんなんあるんやー」と知った次第。たまたまその日に秋葉原に行く用事があったんで、まぁ自転車飛ばしたら秋葉原~浅草なんてすぐなので、じゃあちょっとのぞくだけのぞこうかと。

うわ!入ったら結構な熱気だよ!これは前からちゃんとチェックしておくべきだったなぁ…。

とはいえこちら、先日の音楽熱想フェスに今月分の趣味活予算をほぼブっ込んでしまっており、ほとんどのブースで冷やかししかできない状況(我が家には一応毎月こんだけ趣味活に使っていいという予算の概念があります)。お声がけした皆様買えなくてごめんなさい。来月ゲムマも控えているから、ここでお金を使い込むわけにはいかないのですよ…(謝)。

ということで、立ち寄らせていただいたブースのご紹介させていただきます(本稿で掲載しているブースはすべて掲載許可をいただいております)。

江神探偵事務所

え…!?「犯人は探偵の中にイる」って、我が家(chitoseArk家)でめっちゃ遊んでるタイトルやん?なんかパッケージリニューアルされとるんやけど…。そ、そこにいるのは、もしかして…まさかの…!?

江神原業一郎先生!?(作者)

ちょっとこれ、我が家の人間はみんなこのnote見て先生に感謝の念を捧げなくてはなりませんよ。それくらい「犯人は探偵の中にイる」は我が家に浸透しているタイトルなのです。

ゲーム内容はいずれちゃんと紹介しますが、殺人事件の犯行時刻や動機、使用された凶器などを明らかにしつつ、探偵たちの中にひとりだけいる犯人の正体を暴くという人狼めいた内容の作品です。さらに事件の真相となる要素はランダムで抜き取られるので、その抜き取られたものはなにかを推理するジジヌキ的な要素もある奥が深い作品です。

▲「犯人は探偵の中にイる」プレイ中

江神原先生には本作に関するお話しや、ここには書けないようないろいろなよもやま話をお聞かせいただき、本当に感謝しています。

そりゃなにか買わないわけにはいかないでしょう!ということで、ブースをのぞいてみますと…。

最近はマーダーミステリーにも力を入れておられるようで。やっぱりそっち方面行きますよね。センスありますもん。

このお方の作品でもっとも世間的に有名なのは、なんと言ってもこの「ハコオンナ」でしょう。ボードゲームショップのみならず、様々なところで見かけます。

へー、ドラマCDまで出てるんだ!!

とりあえず今回は「犯人は探偵の中にイる」と同じような勢いで遊べそうということで「北条投了殺人事件」を購入することにしました。この作品は芸無工房LOSERDOGSが制作した同タイトルのリメイク作品なのだそうです。

ゲーム内容は「犯人は探偵の中にイる」よりもシジヌキ度合いが強まっているように思いました。まだ簡易ルールの方でしか遊んでいませんが、とりあえず我が家の家族にはオオウケだったことをお伝えしておきます。

▲「北条投了殺人事件」
▲「北条投了殺人事件」

そうそう、これを遊んだウチの妻と娘からなのですが…

次作るときは以下の容疑者キャラ希望:
・野々○竜太郎(政治家)
・石○純一(タレント)
・ナッ○リターン(実業家)
・へ○まりゅう(YouTuber)
・○汁王子(実業家)
・○たぽん(YouTuber)
・ひろ○き(カリスマ)
・ホリ○モン(カリスマ)

って言ってたのでとりあえずお伝えしておきます。どこか脳裏の片隅にでも置いといていただけたら…。

作品レビューの認可もいただけたので、いつかそのうちちゃんと作品紹介のnoteは書かせていただきますね(いつかそのうち…!)。

江神原先生の今後の作品にも期待しておりますので、どうか末永くお元気でボドケ界にてご活躍されることをお祈りいたしております。

久遠堂

江神探偵事務所の向かいくらいの場所にあったブース。素敵なお姉さんからお声がけいただいたのでついつい振り向いちゃいました。

さまざまなタイトルがありましたが、特に目を引いたのはこれ。

「殴れメロス」うわーついにメロス切れちゃったよ。おそらく学生時代に国語の授業中寝てなければほぼ誰でも知っているであろう「走れメロス」の物語をベースにした正体隠匿系のゲームとのこと。リーズナル(1,000円)だったことと、3人で遊べること(我が家でボードゲーム遊ぶ人数はちょうど3人なので)が決め手となり、購入へと踏み切りました。とはいえこれを書いている現時点ではまだ遊んでないので、また遊んでみてレビューさせていただくかもしれません。

架神恭介ワークス

こちらは「魔王大戦ブットバクラッシュ」という作品をリリースしている架神恭介ワークス様。私が伺ったときは小さなお子様のいるご家族が試遊しており、盛り上がっていた様子です。

何故ここに立ち寄ったのかというと、実は…これどこまで言っていいか分からないのですが、本作の作者は私のnoteアカウントをフォローしてくださっているとある方の身内の方だということなのです。

ということで、勇気を出して話しかけてみました。

「あのぅ…城之内あやめさんの身内の方がこちらにいらっしゃるとお伺いしているのですが、こちらで間違いありませんでしたでしょうか?」
「はい私ですが!?」
「恐れ入ります、城之内あやめさんにはいつもnoteで大変お世話になっておりまして…」
(ニュアンス違うけどこんなやり取りではなかったかと)

という感じで、そのフォロワーさんのことをお話ししつつ自己紹介(ご本人より認可いただきましたので紹介させていただきます)。

しかしまさかそんな出会いがあるとは…。
世の中っていうのは狭いもんですわほんまに。

なお架神恭介様より、次回イベントで出展予定の新作を少しだけ見せていただきましたので、ここに掲載いたします。

お話しによれば3歳児くらい~の低年齢層に向けてデザインしているとのことで、お話し内容を伺った感じでは食育的な要素のあるゲームのようです。

(9/14追記)架神恭介様のtwitterを拝見しました。『はいどうぞゲーム』というタイトルで、譲り合いの精神を育むボードゲームとのことです。

架神恭介様のところでは買いもせずに長話お付き合いさせてしまい大変失礼いたしました。またゲームマーケット等で見かけたら立ち寄らせていただければ幸いです。

TUKAPON

こちらも我が家ではお馴染みのタイトル、「ボブジテン」シリーズを作っておられる作者様です。

「ボブシテン」とは外来語やカタカナ言葉を使わずにカードに書かれたテーマを他プレイヤーに説明するゲームです。

▲「ボブジテン」。たとえば4番だったら「赤や黄色の鮮やかな野菜」みたいに説明するのです。

いろんなバリエーションがあるのですが、我が家で比較的よく遊んでいるのは「ちきゅうのボブシテン」と「わたしのボブジテン」(任意に単語書き込むるやつ)。

▲「わたしのボブジテン」我が家はみんなで趣味に走ったカードを作りました。

バリエーションの中には地域ローカルネタのようなものもあるらしいです(「どさんこボブジテン」「なにわのボブジテン」)など。これも末永くシリーズ化を続けてほしいタイトルです。

こちらも制作者と直接お会いすることができ、いろいろお話しさせていただきました。「イエサブ」のボブジテンはさすがにマニアック過ぎて…とか。いやもうホントにこの日はなんてステキな日なのだろう。神の日?

JOLDEENO

こちらは立川と吉祥寺にて展開しているマーダーミステリー専門とのこと。

マーダーミステリーは興味ないこともないのですが(以前にもところざわサクラタウンまで行ってプレイしているし)、いかんせん一緒にプレイしてくれそうなのがウチの場合家族しかいないので、それでいつもスルーしちゃっているのです。私的にはやってみたいんですけどね…。

でもこういったお店でご指南いただけるのであれば、私みたいなド素人でもすんなり入り込めるようになる…かな?

ヤマヤと203

こちらは「人間椅子」が気になったのでちょっと寄ってみました。お値段もリーズナブルで良かったんですけれどもね。ただあの江戸川乱歩の「人間椅子」をテーマにしたゲームをウチの家族でプレイできるか…!?と二の足を踏んでしまいました。

「人間椅子」のほかに文学つながりでは「こころ」もあったのですね。漱石作品ですが、あれもちょっと重い話なんだよな。どうゲームにしたのか気になるところではありますが…。

今回はここまで!

ゲームフェスタは規模こそ大きくないものの、ゲームの制作者と実際にお会いしてかなり突っ込んだところまでお話しできるという点でとても有意義なイベントと感じました。

ゲームマーケットは大手メーカーの業界動向含めて感じ取れるって意味では良いイベントなのですが、いかんせん混み過ぎていてこちらほどゆっくりと見ていられないのが難点なんですよね…。

名刺交換できなかった皆様へ

痛恨だったのが名刺を持っていかなかったこと!フラっと立ち寄るだけくらいのつもりで行ったから、そこまで気が回らなかったのです。まさかこんなに制作者の方々とお話しできるなんて…。せめて私の名刺の画像を置いておくので、書いてほしい記事のリクエストとかオススメ等ございましたらお気軽にお声がけくださいませ。ボードゲーム作品レビュー記事依頼なども受け付けております(条件は応相談にて)。

最後に、ここに掲載した団体の皆様方におかれましては、ご多忙の中を割いて私の話し相手になってくださったことを心より感謝いたします。本当にありがとうございました!!

次のボードゲーム関係のイベントはこちらですかね。

あぁっ、でもやっぱしゲームフェスタくらいの規模のイベントも良いんですよね。ゲームフェスタ、今後はチェックしておこうっと。

この記事が参加している募集

思い出のボードゲーム

親子で楽しめるゲーム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?