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ダイソーの100円(税別)で買えるボードゲームがいま熱い! ①トウキョウのハト エサバ・バトル

100円ショップの雄であるダイソーが、いまボードゲームの取り扱いにかなり力を入れているのをご存知でしょうか?

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論より証拠。これダイソーですよ?どこぞのボードゲーム専門店じゃないんですよ?ぜんぶ100円(税別)ですよ?「人狼」とか売っちゃってますよ?

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「でも所詮100円、安かろう悪かろうなんじゃないの?」

そんな疑問だって浮かんでこようというもの。
なので、買ってプレイしちゃいました!(withウチの家族)

① トウキョウのハトエサバ・バトル

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「ハートフルゲームです」って意味分かってんのかな…?
ゲームトークンを見る限り、極道のゲームにしか見えませんぜ?

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Q:上の写真には1枚間違いがあります。さてどこでしょう?

おおざっぱに内容を説明すると、4×4のマスで展開される将棋(もしくはチェス)みたいな2人用対戦ゲーム。

6種類いるハトにはそれぞれ

「ボスハト」(全方向に1マス動ける。将棋で言うところの王将)
「トツハト」(縦横ならどこにでも動ける。将棋で言うところの飛車)
「ハジケハト」(将棋で言うところの桂馬、あれの横にも展開できるやつ)

みたいな動き方が設定されており、これらをうまく配置し動かすことでボスを追い詰めていく。

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将棋と違うのは、相手の駒を取るという概念がないこと。最初はボス2羽がお互いにらみ合っているところからスタートするものの、ターンを重ねるごとに敵も味方も仲間のハトを次々と配置し、相手のボスを追い詰めることを目指します。
勝利条件は「敵のボスを4方向いずれにも動けない状態にすること」。
どちらのプレイヤーも、いかに自軍のボスに逃げ道を確保しつつ敵軍のボスを追い詰めていくかがポイントとなります。
面白いのはこのゲームの縛りである「4×4のエリアに場をおさめなくてはならない」というルール。ハトは敵味方合わせて全部で12羽なので、フルに場に出ていると逃げ道は4か所しかないことになり(16-12=4)、考えないでプレイしているとすぐに囲まれてしまいます。
また、ハトの置かれ方によって4×4の位置関係が常に変化するので、ボスを追い詰めたと思ってもいきなり敵のハトが動いて、逃げ道を大きく開けられるということがしばしば発生します。

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▲ちなみに上の図では赤のボスハトが上下左右のどちらにも動けない(左が空いているようだけれど4×4の枠内では壁とみなされる)ため、この勝負は青のプレイヤーの勝ち

まぁプレイした感想としては、2人しかいないときに短時間でサクっと遊ぶには良いゲームなんじゃないかなという印象。
将棋もチェスもやったことがない方だとルールの把握が少し難儀かもしれませんが、マニュアルはそれなりに図による説明もあって分かりやすい方だと感じました。
ボスハトはもう少しそれと分かるようにデザインしてほしかったかな。

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ただねぇ、ひとつ残念だったことが…。

プレゼンテーション1

そう、これがさっきのクイズの答え。

本来なら青にもハジケバト(赤の左端のやつ)がいなきゃならないのに、なぜかボスハトが2体いるッ!!
ディアボロか?はてまたは妹達(シスターズ)か?

絶対入れ間違いだよなこれ…。こういうの信頼落とすから、マジでやめてほしい。「100円ショップだから品質も所詮それなりか」ってゲームと関係ないところでマイナスイメージになるのは作り手として心外でしょう?

まぁ当方はこれで返品しろって騒ぐのもどうかと思ったので、このようにして遊んでいるけどね!

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最初のゲーム紹介でずいぶん字数いっちゃったなぁ…。

ダイソーではもう1本買ったので、次回のnoteでそちらをレビューします。
まぁそれなりにご期待ください。

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