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「メメントモリ」というゲームで、リセマラという方法を用いてお目当てのキャラをゲットした話

ソーシャルゲームの話をします。ゲームのタイトルは「メメントモリ」。
ビジュアルと音楽がとてつもなく美しい作品です。

冒頭に「ソーシャルゲームの話」と書きましたが、正確にはソーシャルゲームにおいて目当てのキャラクターをゲットするまでの過程の話です。

そもそも私はこの手のソーシャルゲームをほとんどプレイしたことがなく、人様に語って聞かせられるような知識はございません。

そんな私が、なんでこれに限ってプレイする気になったのか。
それは…。

「A.A.」(CV/song:茅原実里)

心を知りたいと願う 心を持たないホムンクルスの少女 「A.A.」
Song. A.A.(茅原実里)(楽曲「Ⅶ. THE RUST」)
CV. 茅原実里

メメントモリ公式YouTubeより

彼女の名は「A.A.」
製造番号30682。
ある研究所で造られたホムンクルスの少女。

この「A.A.」のために、私はこのゲームをプレイしてみたくなったのです。
このキャラの声優である茅原実里ちはらみのりさんの楽曲入りMVはゲームリリース前から公開されており、ずっとやってみたいタイトルではありました。

(ちょっとそこの読者の方、いま「またこの人みのりんの話してるよ…」って一瞬思ったでしょ?)

私のソーシャルゲーム(ソシャゲ)に対する気持ち

ただ、そうは言ってもこれソーシャルゲームです。
私の中でソシャゲについては、正直あまりいい印象がありません。

偏見かも知れないことを承知で言いますが、目当てのキャラとかアイテムを出すために「ガチャ」と呼ばれる運任せの方法が採用されていること、そのために「課金」という行為を行なわせる構造であること、そしてそのことがちょっとした社会問題にまで発展していること、そのあたりが昔からのゲーマーである私にはどうしても解せなくて。

いくら目当てのキャラを引き当てるためとはいえ、そのために運任せの課金をするってのはちょっと違うだろうと。お金使うのが悪いわけではないのですが、ことソシャゲに関して言えば、あまりにも低確率なギャンブルを押し付けがちな構造になっていると感じます。

(注記:上記は私の個人的な意見であり、課金される方を蔑む意図は一切ありません。それはそれで推しに対する素晴らしい愛の形だと思っています。)

そういう思いがあったので、「メメントモリ」がリリースされたあともすぐ手を出さず、しばらく静観していた次第なのです。

このような情報が飛び込んでくるまでは…。

新作RPG『メメントモリ』新キャラクター「【錆鉄の魔女】A.A.」初登場!
~登場記念キャンペーン開催~
(中略)
(1) A.A.のピックアップガチャ登場!
■開催期間: 2023/2/15(水) 16:30~2023/2/28(火) 14:29
期間中、「【錆鉄の魔女】A.A.」が出現するピックアップガチャが登場します。当ガチャでは「【錆鉄の魔女】A.A.」の出現率がアップしています。また、「【錆鉄の魔女】A.A.」を入手および進化させると、特定バトルでの期間限定能力アップや、ガチャチケットなどが獲得できる「魔女の贈り物」も同時に開催されます。

株式会社バンク・オブ・イノベーション プレスリリースより

(「A.A.」が使用できるキャラとして実装されるうえに、出現率アップか。ガチャってのは正直気に入らないけど、でもま、2/28までの期間限定だし、やるならいまかなぁ…)

かくして私もここに至り、ついに重い腰を上げたのでした。

ガチャにはこんだけお金がかかる

とは言え何せガチャなので、普通にプレイしていたら目当てのキャラがすぐ入手できることなんてそうそうありません。ガチャは引くのに一定量の課金石(このゲームでいうとダイヤ)が必要なのですが、これはゲームをプレイして普通に入手できるもののほか、お金で買うことも可能になっています。今回のピックアップガチャ(10回ガチャ)は1度引くのに3,000ダイヤが必要であり、これを課金だけで回そうとすると、以下の金額がかかるそうです。

ダイヤパック3000 (ダイヤ×3570):6000円

ぎゃー!!しかもこれで狙ったキャラが来るかは運次第なんですよ?特にSR(スーパーレア)クラスのキャラ(今回の「A.A.」もこれに該当します)なんて10回ガチャで1回出るかどうかすら分からないのです(たまに運よく2回SRが当たることもありますが)。そら社会問題にもなるわなぁ…。

実際このゲーム、始まってまもなく10回ガチャ引けるくらいのダイヤは溜まるのですが、それでもそうそう目当てのキャラが引けるというものでもありません。ええ、何せガチャなので。そこで引けなかったら、さらにゲームを進めてダイヤを貯めるか、さもなくば課金しかないように思われます。

どうすんだろこれ…ちょっと心が折れかけていた私に、みのりん同志の方が「リセマラ」という方法を教えてくれたのです。
(毎回書いてるけどみのりん同志の方は本当に優しい!この場を借りて感謝御礼いたします。本当にありがとうございました!!)

実は課金必要なし!目当てのキャラをゲットする技術「リセマラ」とは

ソシャゲの世界には「リセマラ」という言葉があります。
「リセットマラソン」の略語です。

要するにガチャが目当ての結果じゃなかったら、ゲームを最初からやり直す行為を指してこう言うのです。

言葉は聞いたことがあるものの、実際私もやるのは初めてでした。

ゲームによってどうやるかは異なるので、ここはひとつググってみます。
「メメントモリ リセマラ」で検索するといろんなサイトがヒットするのですが、私には下記のサイトが一番分かりやすかったです。

このサイトに書いてあることと、実際に私がプレイしながら微調整していったことを以下にまとめます。ソーシャルゲームにおけるリセマラの具体的な一例ということで(これがセオリーなのかは知りません)。

サイトより文章引用:
【リセマラで引くべきガチャ】
■プラチナガチャ
※リセマラでは期間限定ピックアップガチャは原則NG。ただし、キャラクターや声優さんが好きな場合はOK。
【やり方、流れ】
1. メメントモリアプリを初回インストール
2. アプリ起動&初回DL
3. クエストを2-1までクリアする
・1-4クリア以降にクエスト画面右下の高速バトルを1回行う
・レベル上げはイリア>アイリス>ロザリー
・イリア以外のレベルは10までで止めること
4. 2-2へは進まずマイページをタップ
5. ミッション、リリース記念ミッション、プレゼントをタップしダイヤを回収する
6. ダイヤ6000個、チケット10連分でプラチナガチャを回す
7. 評価点18点合計未満はアンインストール、1へ戻る

アニメ声優ラボ「「メメントモリ」最新リセマラ当たりランキング(2/17更新」より

まず私の場合「A.A.」を出すのが目的なので、引くべきガチャは「期間限定ピックアップガチャ」っていうやつです。同じ理由で「評価点18点合計未満は…」のくだりも無視しています。このあたりは目的に合わせて文章の読み方を変えるのがネットにおける情報収集の基本ですね。

あとこの文章だと2-2には進まないとありますが、私の環境だと2-4まで進まないとダイヤ6,000個に到達しなかったです。これは日によってダイヤの入手できる個数が変わったりするせいかもしれません(実際「不具合のお詫び」とかいう理由でダイヤが供給されたりすることがあるので…)。

あとアンインストールはしなくても大丈夫でした…。というよりアンインストールしても何も変わらなかったので、ワールドを常に変え続けてやり直すしかなかったのです。私がPCでプレイしている所為であるかもしれません。これについては後述します。

実際に画面で説明!「メメントモリ」リセマラの流れ

ということで、ここからは実際に私がやった工程を画面で説明します。「メメントモリ」は公式より画像使用のガイドラインが出ているので、こういうまとめ作ることができてとてもありがたいです!!

注:本文はあくまで「私がやったときの方法」に基づいて記載しています。人によってはこれより高効率かつ少ない手順でこれを達成した方もおられるかと思います(そもそも日によってもらえる特典が変わったりします)。そこを念頭に置いてお読みください。

① オープニング(飛ばすこと可能)

美麗なビジュアルと悲しみより始まるストーリーに引き込まれます。
なおリセマラ時はこうしたシーンは飛ばして進みます。
何せこれはマラソンなので。
(いいお話しなので一度はちゃんと見ましょうね)

② ゲームスタート後いきなり戦闘

「ボスバトル」をクリック。
以後新しいところに進むたびにこれが行なわれます。

③ 戦闘は基本的に見てるだけでOK

戦闘シーンもこの通り美麗。さらに声優たちによるキャラの台詞が飛び交いまくります。あぁっ、いつかここにみのりんが…みのりんっ!(←病気)

④ ストーリーはスキップで

途中結構な数のビジュアルシーンがありますが、リセマラ中はすべてスキップで飛ばします。
すぐに仲間が加わり4人パーティーとなります。

④ レベルアップの仕方を教わる

ステージ1-3くらいまで進むと仲間になったロザリーがレベルアップの仕方を教えてくれます。

このゲーム、レベルアップが手動なのね…。意図的に特定のキャラだけ強くすることが出来る仕様みたい。まずはイリアというキャラのレベルを上げておきます。「一括装備」で武装を整えておくことも忘れずに。

⑤ レベルアップについて

レベルアップ、おめでとう~♪レベルアップ、おめでとう~♪
(このネタ分かる人いるかなぁ)

レベルアップの目安として1-4くらいで各キャラLv5くらい、1-12(クリファの魔女との決戦)までに全員Lv10くらいにできていればいいんじゃないかなと思います。一旦クエスト止めてキャラの画面に来る必要があるので、そこは忘れないように注意が必要。

ところで先のサイトによれば「イリア以外のレベルは10までで止めること」という注意書きがありましたが、この理由についてはちょっと分かりませんでした。ともあれ私はイリアLv11、他はLv10で進めましたが、ここら辺はリセマラが無事できればどっちでもいいように思います。

Lv11になるとこのようにスキル習得ができます。

⑥ 1-4で町を蘇らせる

んなことまで出来るんだ。すげえなぁこのゲームの主人公。しかも街のデザインを自分で決められるとかどんだけよ。とりあえずここはどれを選んでもいいと思います。私は何となく真ん中にしてました。

⑦ 高速バトルを行なう

1-4を過ぎると高速バトルというのを行なえるようになります。1回目は無料で出来るらしく、先のサイトでも1回これを行なうことが推奨されています。まぁこれは単にリセマラの時間短縮という意味合いでしょうね。

⑧ キャラの過去の記憶を見る

1-8に来るとこのイベントが発生し、キャラの過去の記憶を見ることができるようになります。

一度はぜひちゃんと見てみたいものですが、リセマラしてる最中はスキップしてもいいと思います。ちなみにこの主人公の記憶はリセマラ中は2話分見ることが出来、なんとダイヤがもらえます。

「どんなに辛いことがあっても、誰かがそばにいるだけで、きっと乗り越えられるから」うぅ~心に沁みるいい言葉ですっ!!

⑨ クリファの魔女

1-12に来るとついにステージ1のラスボス、クリファの魔女が出現します。見たところ小さな女の子のようなのですが…。

「お父さんとお母さんを返してよ!」

クリファの魔女ナターシャは国境の護り手だけあってそれなりに強力な攻撃を繰り出してきますが、単独なのでこちらのLvが全員10程度ならそれほど苦戦せずに勝利出来ます。
ストーリーは一度は見ましょう。リセマラ中はスキップで。

⑩ 次の国へ

ナターシャを解放すると次の国へ。
今度はすべてを拒む氷の呪いに覆われた国だそうな。

⑪ 最初のガチャが解放されるので行なう(強制)

2-1に入るとすぐにこのイベントが発生します。
私的にはキャラの台詞で「ガチャ」とか言ってほしくなかったなぁ。
せめて世界に合う何かしらの言い換えをしてほしかったけど、そういう私の感覚はもう古いのかな…?

ここでは10回ガチャを引くことになります。

するとこんな風にキャラが出現します。
一番右下のちょっと不思議な色のところがSR(スーパーレア)級の何かが出てくるところです。

モーザ。歌があるふぁきゅんで声が悠木碧ってどんだけ贅沢なキャラだよ!
みのりんも欲しいけどこっちも欲しいぞ?
アモール。霜月はるかさんの歌か…それも捨てがたいなぁ。

ここのSR級は毎回違うキャラが出てくるので、そのバリエーションを楽しみましょう。リセマラのたびにここのガチャは引くことになるので…。
声優趣味の方はここで「うわ、あの声優出てるんだ!」って興奮すること請け合いです。
ちなみにここのガチャでは「A.A.」(茅原実里)は絶対に出ません(泣)。

⑫ ミッション報酬を受け取る

これも強制イベント。ミッション報酬を受け取るよう指示が出ます。

いえいえ、それほどでも。

おぉ~、ガチャ引くのに必要なダイヤが!!これはありがたい!!

⑬ 2-4(2-1)まで行く

さっきの強制ガチャで引いたキャラは早速パーティーに加えられるので、それを加えて先に進みましょう。Lv1でもめちゃくちゃ強いです。さすがSR。

ちなみに2-1を終わった時点でピックアップガチャを2回引けるだけのダイヤ(6000個)を確保できるなら、2-4まで行く必要はありません。そこで勝負しましょう。→⑯に進む

うがぁ!何だよその5,990って!あと10で6,000に届かないとかそんな…。

私は2-1でもらえるギフトやプレゼント(後述)を全部かき集めてもちょうど5,990個ということが多かったので、2-4までやってガチャ引いてました。このあたりはプレイした日によるかもしれません。このnoteでは2-4まで行く前提で解説します。

⑭ 試練の中をのぞきこみトンヅラする(笑)

2-4に来るとこれまた強制イベントで試練(時空の洞窟)というところに飛ばされます。

いずれちゃんと挑むにせよ、いまはリセマラの最中。
ここはすぐにUターンして抜けてしまいます。

⑮ マイページ画面でもらえるものを全部もらう

もらえるものは全部もらう。基本です(笑)。特に気を付けてチェックするのは「リリース記念ミッション」「プレゼント」「ミッション」のところ。全部もらったと思ったら、いよいよガチャに挑んでみます。

⑯ ピックアップガチャを引く

ついにここまで来ました。ここで引くべきガチャは私の場合「ピックアップガチャ」です。間違えないように選択し、「10回ガチャ」をクリック(タップ)します。

所持ダイヤが6,000個を超えていれば、2回引けます。

当たるかなぁ…ドキドキ。

残念、出なかったよ… → ⑰へ進む
目当てのキャラが出た!→ ⑱へ進む

⑰ 残念!気持ちを切り替えてやり直す

出なかったものはしゃあない。気持ちを切り替え、タイトルへ戻ります。

右上の歯車みたいなのを選択しメニュー画面へ。

ここで本来ならゲームデータを初期化、またはアプリ自体をアンインストールし、再インストールするのが本来のリセマラの仕方のはずなのですが、どういうわけか私の環境(PC用DMM版)ではこのいずれかを実行してもゲームデータは残ったままで初期化されないのです!
(私はスマホ版はやっていないのでそっちの方は分かりません)

なので、私の場合は「別のワールドを選択して初めからやり直す」という方法でリセマラを実行しました。初期化も併用したけど、何も初期化されないんだよね本当に。仕様?バグ?日頃の行ない?私の環境の問題?

かくして作ったワールド数は実に15(最初だけ74とかのワールドで始まったので)。これらのデータみんな初期化しても消えないのです…。

つーかこれ全部のワールド使い切ったらリセマラもへったくれもないやん!
まずいぞそれは、何としてもそうなるまでに「A.A.」をゲットせねば。

⑱ ついに、ついにお目当てのキャラが…!!

つ…ついに、来た…のか…?

うおおおお!!!!!
15回目の挑戦にて、ついに「A.A.」を引き当てた!!
燦然と輝く「Song by A.A.(茅原実里) CV.茅原実里」の文字が!!
ばんざーい!!!!!
おめでとう私!!!!!

感動にむせびながら彼女のプロフィールを見る…。
その間もずっとみのりんの歌声が鳴り響いてるんだよ?
晴れた冬の空の如く澄み渡る透き通った綺麗なこの声。
もう世界とかいいから、永遠にずっと浸っていたいよみのりん…。

彼女のメモリー(過去の記憶)。これもみのりんの声で再生されるのです。
ついつい何度も再生してしまいます。

人工的に作られた実験用のホムンクルスであり、本来感情を持っていないはずの存在…という設定は、以前に彼女が演じたことのある「涼宮ハルヒの憂鬱」の長門有希を想起させられます。ですがあちらは「この銀河を統括する情報統合思念体」などという存在に作られており、感情を持っていなくてもあらゆる面において万能なスーパー少女なのに対し、この「A.A.」は人間の博士によって造られ、その博士によって中途半端に感情を植え付けられている模様。そしてその博士は亡くなっているらしく、彼女はその感情によって悩み苦しむ…といった設定のようです。何と言うか、現時点で分かる限りの情報からすると「失敗した長門有希」みたいな感じがぬぐえません。なるほど、これは茅原実里の真骨頂が見られそうなキャラクターだわ!!

ともあれ、ここに私のリセットマラソンは終わりを告げました。

ここからは美しくも儚げな「メメントモリ」の世界をたっぷりと堪能することにします。

南條愛乃さんのキャラまで引いちゃったよ!

そうそう、同じガチャでこんなキャラも同時に引けたんですよ。

ちょっとちょっと、南條愛乃なんじょうよしのですよ!!
じょるのまでこっちに来てくれるなんてどんな僥倖よそれ!?

私、このnoteで声優の話ってほとんどみのりんの話しかしてないけど、実は推しの声優が結構いまして。
南條愛乃は私の中で声優打線組んだら絶対にレギュラーに入れる方です。
メメントモリでは声の出演だけらしく、歌っていないのがちょっと残念。
彼女の歌もまた素晴らしいです。一般的には「only my railgun」がよく知られているタイトルだと思いますが、私的には「fortissimo-the ultimate crisis」が最も好きな楽曲です。
fripSideを引退した後も精力的に音楽活動されているのが何よりです。

みのりんとじょるのが私のメメントモリに…。
あぁ私って何て果報者!?
当然2人ともパーティーに入れるに決まってます!!
冒険中にみのりんからヤキモチ焼かれちゃうかな?(←妄想乙)

「メメントモリ」に対する現時点での私の評価

「美しいゲーム」というのが本作品の価値のすべてだと思います。

もうそれは本当に。
美術も。音楽も。物語も。声優の演技も。

特にこの西欧美術的なタッチの絵が通常のビジュアルから戦闘シーンに至るまで採用されており、魔女狩りの時代における陰惨な中世世界のイメージを見事に描き出しています。
(これアニメ化されることになったらどうする気なんだろう…?)

そんな見惚れてしまうほど美しい世界とは裏腹に、ゲーム内容はまぁ良くも悪くも「ソシャゲだなぁ」って感じました。
ガチャとか、キャラの成長のシステムとか、報酬とか。

さっきもちょっと書いたけど、ゲーム内のキャラが普通にソシャゲの用語を使うとか、私にとってはちょっと興冷めしてしまうところなのですよね。

そこら辺の噛み合わせの微妙さが私としては何だか歯がゆくて、せっかくここまでやったのにもったいないなっていう気がしています。
まぁソシャゲのビジネスモデルがそうなんだから、そこから外れたものは作りようがないって言われちゃうとそこまでなんですが…。

こういう「ソシャゲっぽさ」がいちいち目につくんですよっ。
…という私の感覚はもう古いのかなぁ。

まぁ何だかんだ言いつつも、私はこのゲームやり続けると思います。

お気にのキャラを引けたからというのもありますが、何より決定的な理由は「リセマラしてる時間すら楽しかった」と感じられたためです。

先ほど書いた①~⑰のリセマラ過程を、私15回繰り返したんですよ。
普通に考えたらこれ、苦痛に思うところですよね?

でもそれが、全然苦痛に感じられなかったんです。
むしろ世界の美しさが勝ってしまったという感じで。

人でもゲームでも印象は見た目で決まると良く言われますが、この「メメントモリ」のそれはあまりにも強烈で、それがすべてに優先してしまっているのですね。

だから敢えて言うけど、これはゲーム性云々をどうこう言うような作品じゃない。むしろそこの価値感は初めからかなぐり捨てています。何がなくとも美術的魅力こそがすべての評価軸の頂点に君臨する、最大にして至高の絶対価値なのだ文句あるかッ!…そんな勢いのゲームだと思います。

それはゲームとしてどうなのかよという向きもありましょうが、その偏った全振りがむしろ逆にいいのですよ。これはこれでひとつのゲームの在り方。
そういう軸で評価されるゲームがあっても良い。ひと昔前ならウルフチームの作品とかもそういう言われ方されてたよね?(←お前それ「ひと昔」じゃないから!)

まぁ、プレイし続けていくうちに印象が変わるかも知れません。あくまでもこれは現時点で私が思っていることということでご理解ください。ゲーム攻略を始めたらもうリセマラとかしないと思うので、ここからは本気で世界を救う旅に取り組んでいきます。

待っててねみのりん、そしてじょるの!!(結局そういうオチかい)

(了)


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