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劇場版『涼宮ハルヒの消失』上映会(12月18日)、完売したチケットを逆転ゲットした話(Oチケ公認)

夢の中で聞き覚えのある声が聴こえる…。誰だ?いや、もはや自問自答するまでもない。この女、ついに人の寝床にまで乗り込んできたか…!

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(ちょっとそこのアンタ!そう、アンタに言ってるのよ!!もう!せっかく運営が気を利かして先行抽選のチャンスまで与えてくれたのに、そうやってボーっとしてるからチケット取り損ねるのよ。ほら、立ちなさい!立った?じゃあ行くわよ。どこへって?決まってるじゃないの。ところざわサクラタウンへ取り損ねたチケットを取り戻しに行くのよ!私たちの青春は短いの。そんなふうにウジウジ落ち込んでるヒマなんてないんだからね。わかった?バカキョン!!)

これまでのあらすじ

来たる12月18日(土)、埼玉県にあるところざわサクラタウンにて劇場版『涼宮ハルヒの消失』の上映会が開催されます。

それでまぁ、私も行こうかなと思っていたのですが…。先行抽選のときはまだスケジュールが見えなかったので見過ごし、一般販売で買えばいいやっとのんびり構えていたら、何と販売開始後1分で完売御礼という状態に。昼頃になってチケット売り場を見た私は「ホントにっ?!」という言葉しか出てきませんでした…。この顛末は前回noteに詳しく書いております。

それでも見たいものは見たいのです!

まぁねー、昔何度も見たやんって言われればそうなんですけどー!やっぱり大好きな映画が大好きなところざわサクラタウンで復刻上映されるわけですから、そりゃ見たいですよ。それに、twitterでこんな噂話があるのです。

SOS団の粋な計らいって何だ?まさかリバイバル上映のために映像追加するはずもないから、思いつくサプライズと言えば中の人が出てきてご挨拶するとか…。え、まさかまさかの、長門有希の声優が出て来ちゃったりして…?
(注:あくまで私の願望なので、ハズレても恨みっこナシでひとつ)

私のtwitterでお付き合いあるみのりんファンの方も続々と参加表明ツイートしてるし、これはもう私も行くしかない!チケット?んなもんは気合でどうにかする!行くと決めたら万難を排して行く!絶対にッ!!


とりあえず手段を選ばず網を張る

あ、これ何となく五七五っぽくなってるやん。どこかのnoteでやってる俳句祭りに出してみようかな(怒られるからやめろっちゅうの)。

とりあえず押さえとくのはtwitter、メルカリ、チケフェス(ここは転売屋が跋扈するサイト)あたり。ここらで、

涼宮ハルヒの消失 上映会 チケット
劇場版 涼宮ハルヒの消失 上映会 チケット
【譲渡】劇場版『涼宮ハルヒの消失』上映会

このあたりのワードで検索かけたり、自分でもチケット募集のツイート書いたりしつつ、ひたすら待つ。辛抱強く待つ。
釣りしてる人みたいやね私。

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ただ手段を選ばずっても、不当に値段を釣り上げる…じゃなくて吊り上げる転売ヤーからは買いたくないのです。例えば今回チケフェスで15,000円とかいう値段で売ってる奴がいました(本来は2,800円+手数料1,210円とか)。いくら見たくとも誰がこんな輩から買ってやるか人の足元見やがって地獄に落ちやがれあっかんべーのべろべろばーでございますよホントに。

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とはいえこうしてあちこちに釣り糸を垂らして待っていると「行けなくなったので譲渡したい」「連れが行けなくなったので席余ってます」という方がぼちぼち出てくるのでした。twitterには「取れなかった!」っていう怨嗟の声があふれていたけれど、救いの手が伸びていたのもtwitter。あきらめずにいろいろ手を尽くしてみると、意外と何とかなるものですよ?


チケット販売会社の規約はどうなってるの?

このように譲渡してもいいよという方が続々と出てくる中、私はあらためてチケット販売サイトである「Oチケ」の規約を確認してみたのでした。

「チケット販売等に関する規定」
https://www.ent.lawson.co.jp/ticketrule/
第10条(禁止事項)
1.当社から購入等したチケットあるいはチケット引換に必要な番号等の情報を、チケット券面金額を超える金額にて転売する行為、転売を前提にチケットを購入等する行為、転売を企図している第三者に提供する行為、営利目的でインターネット上のオークション・フリーマーケット・掲示板・SNS等を通じて転売を試みる行為は、いずれも禁止します。

これ、パッと見すると「転売ダメじゃん!」「SNSを使ってゲットするのもダメじゃん!」と一瞬見えてしまいがち。

しかーし!太字の部分をよく見てみましょう。

ダメなのは、チケット券面金額を超える金額にて転売する行為。
→つまり、チケット券面金額を超えない金額ならOKってこと。

SNSを通じた転売にしてもそうで、営利目的なのがダメと読み取れます。
→つまり、利益を取らないやりとりならOKってこと。

さらにこの規約には続きがあります。

2.前項の規定に拘らず、電子チケットについては、当社が予め認めた場合(※)を除き、金額および目的の如何を問わず、一切、第三者に転売(譲渡)してはならないものとします。
(※)「当社が予め認めた場合」とは以下をいいます。
①ご購入代表者が、自身が利用する電子チケット(以下「購入者チケット」といいます。)と同時購入した同行者用の電子チケット(以下「同行者チケット」といいます。)を当該同行者に分配する場合。

私は最初これを読み違えてました。電子チケットという部分を見逃してて、単に複数枚購入した本人が同行者に分配する場合は「当社が予め認めた場合」に該当すると思っていたのです。

それならばと、twitterでは「2枚チケット並びで取ってあり、本人以外の席が空いている」と言う方にターゲットを絞って募集し、しばらく待った後にて条件に合う方とのContactに成功。条件もマージンを取らない良心価格であり営利目的に該当せず。

電子チケットではなかったものの、規約に書いてある「チケット券面金額を超えない金額」ならびに「営利目的ではない」さらに「同行者チケットである」(これはあまり意味がないっぽいですが)を満たしているので、これならば運営にぐうの音も言わせません!


念には念を入れる!チケット販売会社に凸メール

ここまで調べたとはいえ、規約の文面ってのは分かりづらいもの。どこかで見落としをしてやいないか?何か文意を読み違えたところはないか?

基本的に人間が懐疑主義で出来ている私。最後の最後で何かに引っかかって入場させてもらえないというリスクを極限までゼロにするため、販売会社であるOチケに疑問点をぶつけてみることにしました。

以下、先方に質問し、返ってきたメールを一部転載します。

お問合せをいただきました件につきまして、担当者へ確認いたしましたので以下2点ご回答いたします。
(箇条書きで失礼ですが、いただいたメール内容を一部引用させていただき回答をさせていただきます。)

(1)紙のチケットを「チケット券面金額を超えない金額」にて譲渡いただくことは禁止されていますか?
本公演においては、ご友人同士の同意の上であれば 営利目的とは判断いたしません。

(2)2枚セット(座席隣合わせ)で紙チケットを購入したご本人様よりチケットを譲渡いただき、同行入場することは禁止されていますか?
お申込者様と同時入場いただくのであれば、問題ございません。

今後ともローソンチケットをご利用いただきますよう、
よろしくお願い申し上げます。

よっしゃあー!!言質を取りました。

これで今回ゲットする劇場版『涼宮ハルヒの消失』上映会に、譲渡いただくチケットにて正面から堂々と入場することができます。

消失チケット、あきらめなければ道はある!

そんなこんなで、12月18日(土)は消失したはずの消失のチケットを持ってところざわサクラタウンに現れます。午前(前半)の部なので、このnoteを見ている方で同時間帯に現地におられる方、私を見つけたらお声がけいただけるととっても喜びます(*^_^*)

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いや~それにしても今回はちょっと勉強になりました。規約をあれだけガチに読んで分かったのは

「ちゃんとチケット販売会社が認める方法でやれば、転売で手に入れるのも決して悪いコトじゃない」

ということ。むしろ規約に後押ししてくれることが書いてあったりもするので、皆様も欲しいチケットを取り損ねてどうしてもゲットしたいときは、不当な値段吊り上げ転売ヤーの方を見る前に先ずは規約の文章をよく読むことをオススメします!

ではでは、お会いできる方はところざわサクラタウンにてっ!!

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