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相性がいいひと、わるいひと

人間関係でよく
「仕事のパートナーはこの人と組むと断然早く進む!」
「〇〇さんだと特に会話がなくても気にならないんだよね〜」
私たちは『相性がいい』とか「ウマが合う」といったりします。

『相性』は、そもそも陰陽五行論からきた言葉です。
気の無形エネルギーによって人と人との間に眼には見えない会話のようなもので成り立っています。

結婚するとき、親友といえる間柄、仕事上で利益を出すとき、自分の健康を守ってくれる医師との関係など。
人生において、とても重要になってきます。

経営者の方は人間関係をとても大切にされるので、スタッフとの相性などを観ることが多いです。

算命学では、この相性占技なるものをみますが
対象となる相手によって見方が少し違うのでそこをお伝えします。
身近な方々を想定してみると面白いかもしれませんね。

社会で、例えば共同事業を行う者同士や上司部下の関係性は、
主にお互いに共通するものを重視します。(それぞれの命式を調べるとわかります)
なぜならプロジェクトを成功させるためには、同じ方向性を持ち一緒に目標に向かっていかなければ手に入りません。もし食い違う意見をお互いが持っていたり時間がかかったとしても、修復可能となり商談が成立していきます。強い信頼関係で成り立っています。つまり困難があっても乗り越えられるという意味です。

しかしお互いに共通するものがなく壊れるような相性だと、当然ですが、仕事はうまくいかないでしょう。どこか納得するところもあるけれどしっくりとこない発展性のない関係です。修復しようと心がけ行動してもまとまることはないと捉えます。
もし相手がよほど次元の高い方などでしたら、少し違う結果になるかもしれませんね。

確かに仕事の上で人選というのは、とても重要なものですよね。

一方、家族間ではやや異なります。
夫婦や親子の場合、社会の場同様、共通するものがあれば仲良し家族ですが、もし壊れる関係性があったとしても家族の形として必要な場合があります。

これは歪みあって生活するという意味ではなく、最も深い縁があるということなのです。いわゆる「因縁」と呼ばれるものです。
必要な者同士が家族という形で環境が与えられ、今世ではお互いしっかりと学びなさいよ!とでも表現するとわかりやすいでしょうか。
「因縁」は原則として次の代へ引き渡してはいけません。

しかし、形が壊れるということには変わりはありませんので、
家族(夫婦)の間で何を求めるのかの価値観により人生は変化するでしょう。
それが処世術であり改良なのです。
「相性が悪いからすぐ離婚」や「親子でケンカが絶えないから」というのは、本当の意味での相性を知った方がよいですね。
ですから日常で学ぶこと、盛りだくさんです。

人間関係において「相性のいい、悪い」とすぐに結論づけずに
自分を深く知り相手のこともじーっと観察する力が最も大切なのです。

もし、時間がかかっても障害が乗り越えられるということは、きっとその人と縁があると言う意味ですから。 


▼こちらの記事で算命学の鑑定について少し詳しく書いてみました。
よろしければあわせてどうぞご覧ください。

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