私のドタバタ婚活記①
私が婚活することを思い立ったのは30台も半ば、世間ではギリギリとか手遅れとか言われている年齢のときだ。
私はその頃実家暮らしというか家事手伝いとは名ばかりのニートだったのだが、30歳を過ぎた辺りで家庭内のゴタゴタが片付き、一息つけたのが結婚を意識しはじめたきっかけだ。
うちは両親が不仲で、子供は私のほかに障害者のきょうだいが一人いて、私が20歳の頃に一時的に精神を病んで、その流れでニート化していた。
そんな中、私が20代前半の頃に母方祖母、つまり母の実母の介護問題が発生した。