オペラの広告にみるエモさ
オペラのリップティントの広告が大好き。
商品そのものも大好きだけど、ブランドイメージに恋してる。
オペラってなんじゃろな!という男性の方々に向けて一言で説明すると、リップで有名なブランドです。
一時期、「花嫁リップ」というキーワードが流行したんですが、それがオペラのリップティントのこと。
商品として素晴らしいことはもちろん、ブランドイメージがとにかく明確で洗練されている。
なんというか、一言で言うと、エモい。
特に好きなのが2018年のキャンペーン「#恋するくちびる」。エモさが溢れてる。この感情を表現する語彙力が私にないのが憎らしい…!
モデルさんがかわいくて綺麗なのはもちろんなんですけどね、この広告の何がいいかってストーリーを売ってるところなんですよね。
ちょうどバレンタインを前にして発売された新商品のキャンペーンなんですが、恋してる女の子の心を絶妙にくすぐってきます。
キャンペーンサイトを見てもらうと、美しいモデルさんの写真と、心にぐっとくるポエムがお洒落に出てきます。
流行りの透明感があって、ふわっとした言葉が綴られます。
エモい!
なんてことない言葉がモデルさんの写真と合わさって、すごくエモく見える。
正直このコピーがめちゃくちゃイケてるとは思わないけど、全部ひっくるめてストーリーとして見ると乙女心に突き刺さってくるんです。
これ買って唇に塗っときゃ恋叶っちゃうんじゃないか!って錯覚します。広告ってすごい。
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メイクに関しては、好きなときと興味がないときの波がある。今はちょっとお休みしてるとき。
自粛期間もあり、マスクが外せないってこともあって、なかなか本意気のフルメイクって最近してない。目元と眉毛だけちょこちょこっと描く感じ。
だから、最近はあまり使えてないんですが、やっぱり持っておくだけで気分が華やぐのがリップ。
メイクをするときや、新しいコスメを探すときに、コスメ好きの女の子なら大抵はチェックしていると思われるこちらのサイト。
実際に一般の方が使ったレビューがたくさんあって参考になります。メイクのやり方とかも解説していて勉強になる。ですが、私はこのサイトは頻繁に見るほうではありません。
メイクをストーリーと一緒に味わいたい、っていう願望があるから。
私にとってメイクは想いを表現すること。
なぜ自分を着飾ってメイクをするかといえば、好きな人にかわいいって思われたいから。
それに尽きる。
社会的に女性はメイクするものっていう概念があるのでそれに縛られてる部分もありますが、とっておきのメイクをするときは好きな人のことしか考えてない。
だから、なぜメイクするのかってところに着目してほしいんです。
LIPSの記事はどうしてもハウツーやレコメンド寄りになってるので、それよりはメイクに関しての思いを綴ったnoteの記事のほうが好き。(LIPSのレビューもとても参考にさせてもらってますが…!)
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私がオペラのティントを知ったのは、5年前くらいに流行した花嫁リップ。
インスタもやっておらず、流行りに疎い私でもその名前はインパクトがありました。
「花嫁リップって…これ使えば花嫁になれるのか!」
なんとなくオペラのリップが気になるようになっていき、ブランドに触れ続けているうちに、気づいたら惚れていました。花嫁リップは私のメイクで定番だし、限定色は欲しくなっちゃう。
私はオペラのリップティントの、ストーリー性があるところに惹かれています。きっとこれからもそのストーリーを追い続けるでしょう。その物語がエモいから。