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探鳥会レポート<K山編>2/2話 2023年9月 交流会の部

 先日、O分会主催の探鳥会に参加してきました。
 集合場所はK山という史跡公園です。

 この日は交流会として開催されました。
 第一部は探鳥会、第二部は講演会や交流会を行うそうです。

 第二部の交流会は史跡施設ホールにて行われました。

 開始前、分会長が私に声をかけてくれました。
 「シギチに会いたいんでしょう?」

 そう言って引き合わせてくれたのはO分会きっての鳥の達人でした。
 県外まで何時間もかけて遠征した経験があるそうです。

 達人はO地域のシギチ情報について
 「今年はダメ……去年もダメだったけど」
 と、教えてくれました。

 今年も去年もO地域に通っていた私は、まぁ、そうじゃないかと思っていました。

 達人からシギチ観察の注意点を教えていただきました。
 シギチに逃げられないようにこっそり接近する運転技術を教えていただきました。

 9:00になって、会場が開きました。

 大きなテーブルに写真を並べたコーナーがありました。
 交流会が始まるまでの間、こちらの写真を見て、みんなで野鳥の話をしました。

 意外だったのは、参加者の方はそんなに野鳥に詳しくないらしい……。

 野鳥の会に入っているのなら、もう少し詳しくてもいいような……?
 ただ、もしかしたら「そんなに鳥に詳しくなくてもいいよ」というスタイルなのかなと思いました。

 第二部は鳥合わせから始まりました。
 探鳥会で観察した鳥を確認し合う作業です。

 「エナガ」「シジュウカラ」「メジロ」などの鳥の名前が挙がっていきました。

 私はこれらに全く気がつきませんでした。
 かなりガッカリです。

 鳥合わせの後は講演会でした。

 講演会その1は「O地域で見られる哺乳類」というタイトルでした。
 野鳥の会会員でもある大学教授が壇上に上がりました。
 農作物を荒らすので名前を知られた鹿やイノシシ、アライグマ、ハクビシンなどの名前が挙がり、実際に解剖してみるとおなかからどんな物が出てきたかという話でした。

 その2は「O地域で見られる鳥類」という話でした。
 分会長がO地域で見られる鳥類について独自調査を行っていて、50周年事業として公表する予定だそうです。

 最後は工作の時間でした。
 みんなで「野鳥エンドレスカード」を作りましょうということで、実際にカードを作成しました。

おもしろ工作の時間

 秋に行われるO地域環境まつりに出展する予定で、そのときに来場者に体験してもらうのだけど、分からない人がいたらサポートをよろしくねという事でした。
 さすが分会長、ぬかりがないです。

 交流会というのは初めての参加で、いろいろ面白かったです。

 私は交流会よりただの探鳥会の方が好きかなと新しい発見がありました。

こちらの記事がコングラを受賞しました。
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