ジョウビタキを探して 鳥見散歩<W遊水地編>2/4話 2023年11月
先日、鳥見仲間で茶飲み友達のモカさんとW遊水地に行ってきました。
シギチ川の上流に向かって散策しました。
モカさんは目が良いのですぐに鳥を見つけました。
「そこにモズ!」
私がもたもたしているうちに
「あ、行っちゃった」
「そこにジョビ!」
私、もたもた。
「あ、行っちゃった」
「ジョビ~~!」
「なんで撮れないん!」
こんな感じに進みました。
幸い、ジョウビタキはたくさんいて、ジョビオもジョビ子さんも撮ることができました。
川沿いの道の右側は川、左側には葦原が広がっています。
葦原と川の間を小鳥がたくさん飛び交いました。
ジョウビタキの他にカワラヒワ、ホオジロ。
川にはコガモやアオサギがいました。
くちばしが太い水鳥がいると思って、撮ってみたら、ハシビロガモが1羽だけ混ざっていました。
川の上空をミサゴがさーっと飛んでいったりしました。
「ミサゴー!」
ふたりで大喜び。
トビも同じように川の上をさーっと飛んだのですが
「なんだトビか」
「かわいそうなトビ」
私がオチまで言ったりしました。
これはゆる支部探鳥会で使う合い言葉みたいなものです。
期待しすぎて、つい「なんだ○○か」と言ってしまったときに、近くの人が「かわいそうな○○!」って突っ込む、言葉遊びみたいなものです。
そんなことしていたら、川の上空を白い猛禽類が飛んだように見えました。
そうしたら、モカさんが大興奮!
「今の猛禽類じゃなかった!顔がフクロウみたいだった!」
「私はおちりが白いのしか見えなかったよ」
後で管理棟に行って判明するのですが、この日にコミミズクが出たらしいです。
かなりラッキーだったらしい。
おちりしか見ていないので、あまり実感がない私。
歩きながらモカさんは「ここ、楽しい」とご満悦でした。
ふと時計を見たモカさんが
「もう10時だよ」
「えっ、そんな時間!?」
「そろそろ行ってみる?」
そこで振り返ると、スタート地点の橋がすごく遠くにありました。
「遠っっ」
私たちはゆっくり元の道をたどったのでした。
3につづく。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?