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かろうじて撮れたカワセミ 鳥見散歩<W遊水地編>4/4話 2023年11月

 先日、鳥見仲間で茶飲み友達のモカさんとW遊水地に行ってきました。

 野鳥観察台から管理棟方面へ同じ道を戻りました。

 湖の水辺をさっと横切るように飛んだものがありました。

 モカさんが
 「カワセミ!!」

 「今の横切ったのがそう?」
 私が聞くとこれには答えないで
 「あっちに行った!!」
 シュッと走り去ってしまうモカさんでした。

 カワセミは、残念ながらすぐに飛び去ってしまいました。

かろうじて撮れたカワセミ

 お昼を持ってきていたので、東屋で食べることにしました。

 水筒にお湯を入れて持ってきていて、これは暖かいカップスープと、食後の淹れたてコーヒーになりました。

 午後はY村跡を歩きました。
 W遊水池のために村の住民がすべて退去したのです。

 小さな丘と川があり、かつて農村だったところは、小鳥を見やすい場所になっています。

 ただ、この日はそんなに小鳥が出ませんでした。

静かな村跡にいた
ジョウビタキのお嬢さん

 不意にモカさんが「見て」と言いました。

 その方向を見たら、細い道に小さなイタチが黒い影を作っていました。

 イタチはするりと藪の中に消えました。
 「ニホンイタチ!」

 あっという間だったので撮れませんでした。

 私が
 「テレビでニホンイタチって観察するのがすごく難しいって言っていた!」
 というとモカさんは
 「500円玉くらいの穴にも入れちゃうんだってね」

 私とモカさん、ここで日曜日の夜にやっていた同じ番組を見ていたことが判明しました。

 本当はゆっくりしていきたいのですが、モカさんに「帰り道が遠いから」と促され、ここで帰路につきました。

管理棟近くにいた
ジョウビタキのオス


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