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初めまして、コマドリ
先日、用事が早く終わったのでコマドリ谷に行ってきました。
ここには去年、モカさんと一緒にコマドリを探しに来たことがありましたが、お目当てに会うことはできませんでした。
二度目の訪問です。
駐車場に車を停めて谷を降りました。
谷底までは階段になっています。
整備が悪いし段差も大きい、危険度高めの階段をゆっくり降りました。
谷底は幅が狭く、くねくねと長い道が続いていますが、全体的にはそこそこ広いため、コマドリのポイントが分かりません。
細い道を進むと、大きなカメラを持った人に会いました。
私が「こんにちは」というと、「こんにちは」と返事がありました。
私もしばらくコマドリを待ちたいので、この場は少し友好的にしておこうと考えました。
「コマドリですか?」
そう聞くと、男性は
「鳴き声は聞こえるんだけどね……」
ということでした。
その人に遠慮して、少し離れた場所に移動しました。
そこには看板があって、付近の地図が書いてありました。
看板を見ながら、本当に鳴き声が近くから聞こえるなと思いました。
ピンロロロロロ……
カメラを三脚ごとかついだ男性がこちらに来たのはそのときでした。
私の隣に来てカメラの焦点を合わせます。
そのレンズの先を見たとき……
「あ、本当にいた」
苔むした岩の上にコマドリを見つけました。
![](https://assets.st-note.com/img/1685526032053-pfdO5U49RF.jpg?width=800)
しばらくここで鳴いてくれました。
![](https://assets.st-note.com/img/1685526072455-WrvVDyxn5P.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1685526094542-vffIHGpudE.jpg?width=800)
大きな声でさえずります。
![](https://assets.st-note.com/img/1685526176565-tJbXd20eMu.jpg?width=800)
やがてコマドリは岩を飛び移るように行ってしまいました。
男性はコマドリを追いかけていきました。
私は満足したので来た道を引き返しました。
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